フリーランスエンジニアの働き方3パターン

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2022年11月18日 4:49

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こんにちは、ISSUEを運営している寒河江です!

今回はフリーランスエンジニア(web)の働き方3パターンを紹介していきたいと思います。IT需要の増加とともにエンジニアも増え、フリーランスとして独立される方々も増えています。しかしフリーランスエンジニアが実際どのように働いているかは不明な点が多いです。これは働き方の定義が定まっていないためだと考えています。ISSUEでは1,800人のエンジニアへのヒアリングを通して3つのフリーランスエンジニアの働き方を定義しました。これからフリーランスになる方やご興味ある方は、ぜひご参考ください!

働き方に慣れてきたら業務委託単価をあげる方法も検討し、フリーランスのキャリア設計もできると今後の活動に幅が出ると思います。(業務委託単価について詳しくはこちら)

稼働パターン割合

ISSUE独自調査によりフリーランスエンジニアの働き方を3パターンに分類しました。最も割合の多いものはパラレルワークパターンの働き方です。次項では、フリーランスがたどりやすい順に①1社集中パターン→②パラレルワークパターン→③のんびりパターンの順で説明していきます。

稼働パターン表

次項で説明していく各稼働パターンを表にしました。気になる収入やメリット、デメリット、どんな人におすすめなのかを比較して全体像を掴んでみてください!

収入(月)収入(年)稼働時間(時間/週)契約先の数メリットデメリットおすすめな人割合(%)
一社集中72万円864万円401パフォーマンスが上がりやいリスクが高い、スキルの幅が広がりづらいフリーランスorエンジニア経験の浅い方22.8
パラレルワーク82.8万円993.6万円402~3リスクヘッジできる、スキルの幅が広がる稼働が低い方契約先のパフォーマンスは下がりやすいフリーランスorエンジニア経験が豊富な方72.6
のんびり64.8万円777.6万円241自分の時間が増える契約が切れた時のリスクが高い、収入がフルタイムより下がる趣味など自分の時間を大切にしたい方4.6

①1社集中パターン (22.8%)

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おそらくフリーランスエンジニアと聞いて最もイメージする稼働パターンなのではないでしょうか。1つの契約先でフルタイム(8時間/日 × 週5)稼働をします。

項目内容
稼働時間(時間/週)40
契約先の数1
メリットパフォーマンスが上がりやい
デメリットリスクが高い、スキルの幅が広がりづらい
おすすめな人フリーランスorエンジニア経験の浅い方
収入(月)※72万円
収入(年)※864万円

※単価は4,000円/時を想定。月収=時給×8(稼働時間/日)×5(1週間の稼働日数)×4.5(一ヶ月分)。年収=月収×12ヶ月。

メリット

1つの契約先で集中してコミットするのでパフォーマンスが上がりやすいです。ですのでエンジニアもしくはフリーランス経験のまだ浅い方におすすめな働き方です。

デメリット

契約を切られた際のリスクが高いことです。1つの契約先に技術スタックや人間関係の依存してしまうことで、いざ契約が切れてしまうと仕事に着くまで1ヶ月収入がなくなったということにもなりかねません。そのためには次項で詳しく説明するパラレルワークパターンでリスクヘッジをすることもおすすめです。

②パラレルワークパターン (72.6%)

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並行して2,3の契約先と業務委託で仕事をするパターンです。業務委託の働き方に慣れてきた方々よくする働き方をする方が多いです。週あたりの稼働時間が集中パターンと同様で40時間ほどです。多くは週2稼働と週3稼働で2社で働くといったような時間配分が多いかと思います。

項目内容
稼働時間(時間/週)40
契約先の数2~3
メリットリスクヘッジできる、スキルの幅が広がる
デメリット稼働が低い方契約先のパフォーマンスは下がりやすい
おすすめな人フリーランスorエンジニア経験が豊富な方
収入(月)※82.8万円
収入(年)※993.6万円

※単価は4,000円/時(週2日)、5,000円/時(週3日)を想定。月収=時給×8(稼働時間/日)×5(1週間の稼働日数)×4.5(一ヶ月分)。年収=月収×12ヶ月。

メリット

集中パターンと違い、契約が切られたorタスクがなくなった場合のリスクヘッジが可能です。また技術スタックに幅をつけることも可能です。例えば一方ではフロント、一方ではバックエンドに分けたり、バックエンド中心でも動画解析サービス×決済サービスなど専門領域を分けることでスキルの幅が広がります。おすすめとしては低稼働な方を開拓の余地のある技術で、稼働の多い方を得意なスキルで受け安定した契約先を保つ方法です。

デメリット

稼働量の低い方の契約先のパフォーマンスが落ちやすいことです。そこは自分の得意な領域で仕事を引き受けたり、新たに身につけたいスキルであってもあらかじめ勉強しておくことで対策できます。

③のんびりパターン (4.6%)

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業務委託の稼働は週3程度に抑えて生活費を稼ぎ、あとは趣味など自分の時間を過ごすことに使うパターンです。週3程度でもシニアクラスの業務委託単価(6,000円~)であれば、十分に生活することは可能です。

項目内容
稼働時間(時間/週)24
契約先の数1
メリット自分の時間が増える
デメリット契約が切れた時のリスクが高い、収入がフルタイムより下がる
おすすめな人趣味など自分の時間を大切にしたい方
収入(月)※64.8万円
収入(年)※777.6万円

※単価は6,000円/時を想定。月収=時給×8(稼働時間/日)×3(1週間の稼働日数)×4.5(一ヶ月分)。年収=月収×12ヶ月。

メリット

余暇の時間が増えます。週5で働くのが当たり前ではなく、週3であとはご自身の趣味などに時間を使うことができます。リモートであれば日本にいる必要もないのでタイなどの温かい土地で海外でのんびり生活することもできるでしょう。

デメリット

集中パターンと同様で契約が切れた時のリスクが高いことです。1つの契約先に依存することになるので投資など労働以外での収入などの対策をしたほうがいいかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。フリーランスの働き方3パターンをご紹介しました。今後フリーランスになることを考えている方は何を目標にするのか考える参考していただけると幸いです。ISSUEでは3パターンすべての働き方をサポートしています。topicによる情報発信でご自身などのブランディングも可能なのでぜひお立ち寄りください!

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