# Kintone REST APIを使ったレコード削除の方法と注意点

## 目次
- 1-1. Kintone REST API概要
- 1-2. レコード削除の手順
- 1-3. 削除の注意点
- 1-4. 実装例
- 1-5. エラーハンドリング
- 1-6. まとめ

## 1-1. Kintone REST API概要
Kintoneは、業務の効率化やデータ管理に役立つクラウドベースのプラットフォームです。REST APIを使用することで、外部からKintoneのデータにアクセスし、様々な操作が可能です。レコードの読み込み、登録、更新、削除など、柔軟にデータを操作できます。

## 1-2. レコード削除の手順
レコードを削除する場合、DELETEメソッドを使用します。この操作を行うには、KintoneのAPIトークンまたはセッション認証情報が必要です。これにより、Kintoneへの適切なアクセス許可を持っていることをAPIが確認します。

### 具体的な削除手順:
1. **APIエンドポイントを設定**: `/k/v1/record.json`
2. **HTTPメソッド**: DELETE
3. **リクエストヘッダー**: 必須のヘッダー情報を設定します。
   - `X-Cybozu-API-Token`: APIトークン
   - `Content-Type`: `application/json`
4. **リクエストボディ**: 削除対象のレコードIDを指定。
   ```json
   {
     "app": "123", // アプリのID
     "ids": [456]  // 削除するレコードのID
   }
   ```

## 1-3. 削除の注意点
- **復旧不可**: 一度削除したレコードは復元できません。誤って削除しないように十分注意してください。
- **権限**: 削除操作には、該当アプリの適切な権限が必要です。APIトークンまたはユーザーが適切なアクセス権を持っていることを確認してください。
- **トランザクション**: 複数のレコードを削除する場合、トランザクションが発生しないため、部分的な削除状態になることがあります。

## 1-4. 実装例
以下に、JavaScriptを使用したKintoneレコード削除の例を示します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 1-5. エラーハンドリング
- **HTTPステータスコードの確認**: パフォーマンスやエラーの原因を迅速に特定するために、ステータスコードを確認してください（例: 404はレコードが見つかりません）。
- **エラーメッセージの表示**: エラーレスポンスには、詳細なメッセージが含まれることがあります。これを利用してトラブルシューティングを行いましょう。
- **ロギング**: 種々のエラーハンドリングを行い、削除エラーの記録を確実に残しておきます。

## 1-6. まとめ
KintoneのREST APIにより、システムと連携してレコードの削除が簡単に行えます。しかし、削除したデータは復元できないため、削除操作は慎重に行う必要があります。十分な注意と適切な権限設定を行い、安全に運用しましょう。エラーハンドリングや事前準備を徹底することで、スムーズなデータ削除を実現します。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# Kintone REST APIを使ったレコード削除の方法と注意点

## 目次
- 1-1. Kintone REST API概要
- 1-2. レコード削除の手順
- 1-3. 削除の注意点
- 1-4. 実装例
- 1-5. エラーハンドリング
- 1-6. まとめ

## 1-1. Kintone REST API概要
Kintoneは、業務の効率化やデータ管理に役立つクラウドベースのプラットフォームです。REST APIを使用することで、外部からKintoneのデータにアクセスし、様々な操作が可能です。レコードの読み込み、登録、更新、削除など、柔軟にデータを操作できます。

## 1-2. レコード削除の手順
レコードを削除する場合、DELETEメソッドを使用します。この操作を行うには、KintoneのAPIトークンまたはセッション認証情報が必要です。これにより、Kintoneへの適切なアクセス許可を持っていることをAPIが確認します。

### 具体的な削除手順:
1. **APIエンドポイントを設定**: `/k/v1/record.json`
2. **HTTPメソッド**: DELETE
3. **リクエストヘッダー**: 必須のヘッダー情報を設定します。
   - `X-Cybozu-API-Token`: APIトークン
   - `Content-Type`: `application/json`
4. **リクエストボディ**: 削除対象のレコードIDを指定。
   ```json
   {
     "app": "123", // アプリのID
     "ids": [456]  // 削除するレコードのID
   }
   ```

## 1-3. 削除の注意点
- **復旧不可**: 一度削除したレコードは復元できません。誤って削除しないように十分注意してください。
- **権限**: 削除操作には、該当アプリの適切な権限が必要です。APIトークンまたはユーザーが適切なアクセス権を持っていることを確認してください。
- **トランザクション**: 複数のレコードを削除する場合、トランザクションが発生しないため、部分的な削除状態になることがあります。

## 1-4. 実装例
以下に、JavaScriptを使用したKintoneレコード削除の例を示します。

```javascript
const axios = require('axios');

const appID = '123';            // ここにあなたのアプリIDを入力
const recordIDs = [456, 789];   // ここに削除するレコードIDを入力

const config = {
  method: 'delete',
  url: 'https://{subdomain}.cybozu.com/k/v1/records.json',
  headers: {
    'X-Cybozu-API-Token': '{YOUR_API_TOKEN}',
    'Content-Type': 'application/json'
  },
  data: {
    app: appID,
    ids: recordIDs
  }
};

axios(config)
  .then(response => {
    console.log('削除に成功しました', response.data);
  })
  .catch(error => {
    console.error('削除に失敗しました', error);
  });
```

## 1-5. エラーハンドリング
- **HTTPステータスコードの確認**: パフォーマンスやエラーの原因を迅速に特定するために、ステータスコードを確認してください（例: 404はレコードが見つかりません）。
- **エラーメッセージの表示**: エラーレスポンスには、詳細なメッセージが含まれることがあります。これを利用してトラブルシューティングを行いましょう。
- **ロギング**: 種々のエラーハンドリングを行い、削除エラーの記録を確実に残しておきます。

## 1-6. まとめ
KintoneのREST APIにより、システムと連携してレコードの削除が簡単に行えます。しかし、削除したデータは復元できないため、削除操作は慎重に行う必要があります。十分な注意と適切な権限設定を行い、安全に運用しましょう。エラーハンドリングや事前準備を徹底することで、スムーズなデータ削除を実現します。 

Kintone REST APIを使ったレコード削除の方法と注意点

目次

1-1. Kintone REST API概要

続きを読むには単価診断を受けてください（30秒）