# gcloud CLI インストール手順ガイド（macOS／Windows／Linux別）

## 目次

1. はじめに

2. 前提条件

3. macOSでのインストール手順

   - 3-1. Homebrewを使用したインストール

   - 3-2. 直接ダウンロードおよびインストール

4. Windowsでのインストール手順

   - 4-1. インストーラーを使用したインストール

   - 4-2. Chocolateyを使用したインストール

5. Linuxでのインストール手順

   - 5-1. パッケージマネージャーを使用したインストール（Debian/Ubuntu）

   - 5-2. パッケージマネージャーを使用したインストール（CentOS/Fedora/Red Hat）

   - 5-3. 直接ダウンロードおよびインストール

6. インストール後の設定と確認

7. よくある問題のトラブルシューティング

8. まとめ

---

## 1. はじめに

Google Cloud Platform（GCP）を利用する開発者にとって、gcloud CLI は欠かせないツールです。この CLI を使用することで、コマンドラインから直接 GCP リソースを管理することが可能です。本記事では、macOS、Windows、Linux それぞれの環境での gcloud CLI のインストール手順について詳しく説明します。

## 2. 前提条件

gcloud CLI をインストールする前に、以下の前提条件を確認してください。

- インターネット接続

- コマンドラインツールへのアクセス（ターミナル、コマンドプロンプト、シェル）

- 管理者権限

- Python のインストール（gcloud CLI は Python で動作します）

## 3. macOSでのインストール手順

### 3-1. Homebrewを使用したインストール

Homebrew は macOS 上で主に使用されるパッケージマネージャーです。以下の手順でインストールを行います。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3-2. 直接ダウンロードおよびインストール

1. [Google Cloud SDK のダウンロードページ](https://cloud.google.com/sdk/docs/install)から最新の macOS 用バージョンをダウンロードします。

2. ダウンロードしたアーカイブを解凍し、`google-cloud-sdk` ディレクトリを任意の場所に配置します。

3. 解凍したディレクトリで以下のコマンドを実行してインストールします。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4. Windowsでのインストール手順

### 4-1. インストーラーを使用したインストール

1. [Google Cloud SDK のダウンロードページ](https://cloud.google.com/sdk/docs/install)から Windows 用のインストーラーをダウンロードします。

2. ダウンロードしたインストーラーを実行し、ウィザードに従ってインストールを行います。

3. インストール完了後、`gcloud` コマンドがコマンドプロンプトで利用可能かを確認してください。

### 4-2. Chocolateyを使用したインストール

Chocolatey は Windows 用のパッケージマネージャーです。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. Linuxでのインストール手順

### 5-1. パッケージマネージャーを使用したインストール（Debian/Ubuntu）

![img](/mosaic-code.jpg)

### 5-2. パッケージマネージャーを使用したインストール（CentOS/Fedora/Red Hat）

![img](/mosaic-code.jpg)

### 5-3. 直接ダウンロードおよびインストール

1. [Google Cloud SDK のダウンロードページ](https://cloud.google.com/sdk/docs/install)から最新の Linux 用バージョンをダウンロードします。

2. ダウンロードしたアーカイブを解凍し、`google-cloud-sdk` ディレクトリを任意の場所に配置します。

3. 解凍したディレクトリで以下のコマンドを実行してインストールします。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 6. インストール後の設定と確認

インストール後、以下のコマンドを実行して gcloud CLI の設定を行います。

![img](/mosaic-code.jpg)

設定ウィザードで GCP プロジェクトを選択し、認証を設定します。この過程で gcloud CLI が正常に動作することを確認します。

## 7. よくある問題のトラブルシューティング

- **PATHが通っていない場合**: gcloud CLI がコマンドラインから認識されない場合、PATH 環境変数に SDK のパスを追加しているか確認してください。

- **権限の問題**: 管理者権限でのインストールや設定が必要な場合があります。必要に応じて、`sudo` や管理者モードでコマンドプロンプトを実行してください。

## 8. まとめ

本記事では、gcloud CLI の macOS、Windows、Linux におけるインストール手順を解説しました。各 OS のユーザーは、使用している環境に適した方法を選択し、インストールを行ってください。インストール後は設定ウィザードを用いて GCP プロジェクトとの接続を確立し、CLI の操作を開始しましょう。gcloud CLI を用いることで、効率的に GCP リソースを管理し、生産性を向上させましょう。

# gcloud CLI インストール手順ガイド（macOS／Windows／Linux別）

## 目次

1. はじめに

2. 前提条件

3. macOSでのインストール手順

   - 3-1. Homebrewを使用したインストール

   - 3-2. 直接ダウンロードおよびインストール

4. Windowsでのインストール手順

   - 4-1. インストーラーを使用したインストール

   - 4-2. Chocolateyを使用したインストール

5. Linuxでのインストール手順

   - 5-1. パッケージマネージャーを使用したインストール（Debian/Ubuntu）

   - 5-2. パッケージマネージャーを使用したインストール（CentOS/Fedora/Red Hat）

   - 5-3. 直接ダウンロードおよびインストール

6. インストール後の設定と確認

7. よくある問題のトラブルシューティング

8. まとめ

---

## 1. はじめに

Google Cloud Platform（GCP）を利用する開発者にとって、gcloud CLI は欠かせないツールです。この CLI を使用することで、コマンドラインから直接 GCP リソースを管理することが可能です。本記事では、macOS、Windows、Linux それぞれの環境での gcloud CLI のインストール手順について詳しく説明します。

## 2. 前提条件

gcloud CLI をインストールする前に、以下の前提条件を確認してください。

- インターネット接続

- コマンドラインツールへのアクセス（ターミナル、コマンドプロンプト、シェル）

- 管理者権限

- Python のインストール（gcloud CLI は Python で動作します）

## 3. macOSでのインストール手順

### 3-1. Homebrewを使用したインストール

Homebrew は macOS 上で主に使用されるパッケージマネージャーです。以下の手順でインストールを行います。

```bash

# Homebrewがインストールされていない場合はまずインストール

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

# gcloud CLI のインストール

brew install --cask google-cloud-sdk

# 環境変数を設定

echo 'source "$(brew --prefix)/Caskroom/google-cloud-sdk/latest/google-cloud-sdk/path.bash.inc"' >> ~/.bash_profile

source ~/.bash_profile

```

### 3-2. 直接ダウンロードおよびインストール

1. [Google Cloud SDK のダウンロードページ](https://cloud.google.com/sdk/docs/install)から最新の macOS 用バージョンをダウンロードします。

2. ダウンロードしたアーカイブを解凍し、`google-cloud-sdk` ディレクトリを任意の場所に配置します。

3. 解凍したディレクトリで以下のコマンドを実行してインストールします。

```bash

./google-cloud-sdk/install.sh

```

## 4. Windowsでのインストール手順

### 4-1. インストーラーを使用したインストール

1. [Google Cloud SDK のダウンロードページ](https://cloud.google.com/sdk/docs/install)から Windows 用のインストーラーをダウンロードします。

2. ダウンロードしたインストーラーを実行し、ウィザードに従ってインストールを行います。

3. インストール完了後、`gcloud` コマンドがコマンドプロンプトで利用可能かを確認してください。

### 4-2. Chocolateyを使用したインストール

Chocolatey は Windows 用のパッケージマネージャーです。

```bash

# Chocolateyのインストール（既にインストールされている場合は不要）

@"%SystemRoot%\System32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe" -NoProfile -InputFormat None -ExecutionPolicy Bypass -Command "iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))" && SET "PATH=%PATH%;%ALLUSERSPROFILE%\chocolatey\bin"

# gcloud CLI のインストール

choco install google-cloud-sdk

```

## 5. Linuxでのインストール手順

### 5-1. パッケージマネージャーを使用したインストール（Debian/Ubuntu）

```bash

# gcloud CLIのパッケージソースを追加

echo "deb [signed-by=/usr/share/keyrings/cloud.google.gpg] http://packages.cloud.google.com/apt cloud-sdk main" | sudo tee -a /etc/apt/sources.list.d/google-cloud-sdk.list

# Google Cloudの公開鍵の取得

curl https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg | sudo apt-key --keyring /usr/share/keyrings/cloud.google.gpg add -

# パッケージリストの更新とインストール

sudo apt update && sudo apt install google-cloud-sdk

```

### 5-2. パッケージマネージャーを使用したインストール（CentOS/Fedora/Red Hat）

```bash

# リポジトリ情報を追加

sudo tee -a /etc/yum.repos.d/google-cloud-sdk.repo << EOM

[google-cloud-sdk]

name=Google Cloud SDK

baseurl=https://packages.cloud.google.com/yum/repos/cloud-sdk-el7-x86_64

enabled=1

gpgcheck=1

repo_gpgcheck=1

gpgkey=https://packages.cloud.google.com/yum/doc/yum-key.gpg

       https://packages.cloud.google.com/yum/doc/rpm-package-key.gpg

EOM

# インストール

sudo yum install google-cloud-sdk

```

### 5-3. 直接ダウンロードおよびインストール

1. [Google Cloud SDK のダウンロードページ](https://cloud.google.com/sdk/docs/install)から最新の Linux 用バージョンをダウンロードします。

2. ダウンロードしたアーカイブを解凍し、`google-cloud-sdk` ディレクトリを任意の場所に配置します。

3. 解凍したディレクトリで以下のコマンドを実行してインストールします。

```bash

./google-cloud-sdk/install.sh

```

## 6. インストール後の設定と確認

インストール後、以下のコマンドを実行して gcloud CLI の設定を行います。

```bash

# 初期設定ウィザードの実行

gcloud init

# インストールの確認

gcloud --version

```

設定ウィザードで GCP プロジェクトを選択し、認証を設定します。この過程で gcloud CLI が正常に動作することを確認します。

## 7. よくある問題のトラブルシューティング

- **PATHが通っていない場合**: gcloud CLI がコマンドラインから認識されない場合、PATH 環境変数に SDK のパスを追加しているか確認してください。

- **権限の問題**: 管理者権限でのインストールや設定が必要な場合があります。必要に応じて、`sudo` や管理者モードでコマンドプロンプトを実行してください。

## 8. まとめ

本記事では、gcloud CLI の macOS、Windows、Linux におけるインストール手順を解説しました。各 OS のユーザーは、使用している環境に適した方法を選択し、インストールを行ってください。インストール後は設定ウィザードを用いて GCP プロジェクトとの接続を確立し、CLI の操作を開始しましょう。gcloud CLI を用いることで、効率的に GCP リソースを管理し、生産性を向上させましょう。

gcloud CLI インストール手順ガイド（macOS／Windows／Linux別）

目次

続きを読むには単価診断を受けてください（30秒）