メール返信率を20倍にして時間単価6000円の案件を獲得する方法

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2022年04月23日 9:59

以前、自力で(プラットフォームを介さず)案件を時間単価6,000円で獲得することができたので、
その方法を共有します。行動力があれば誰でも簡単に実践できる方法です。

誰に売るか(買ってくれる人は誰か)を考える

結果を出すために一番重要です。
極端に言えば、商品がほしくない人1000人に送っても返信はありませんが、商品が欲しい人1人に送れば成約が可能だからです。

今回はWantedly・doocyJobで求人を出してる企業にしました。

料金プランを考える

いくらで仕事をしたいのか、これまでやってきたことは何かを考えて洗い出しましょう。
自分一人でよければそこまで単価を高くする必要もないですが、チームで活動するので少し高くしたりします。
あとは開発だけではなく、ディレクションや採用にも関わるようでしたらさらに単価をあげます。

付加価値(なぜ私が選ばれるのか)を考える

自分にしかできないことは何か、考えて書き出しましょう。
私で言えば、アーリーからシリーズAまで成長する企業の開発に関わってきたのでそのノウハウを提供できる、としてます。
この技術を採用したら開発が遅くなるが、採用はうまくいくようになる。この機能をこのような仕様にすると、ゆくゆくはこんな問題がおきる、と言うことを過去の経験から提案できます。

また、採用してからエンジニアのマネジメントコストがかかる課題を各社で抱えていましたので、
マネジメントも含む開発力の提供と伝えてました。

商品紹介を作る

Notion(みやすければなんでもOK)で以下の項目を書いて商品(自分たちについて)紹介をします。
はじめに、何をするのか、なぜ私たちが選ばれるのか、私たちについて(経歴)、専門について、ポートフォリオ、ご利用の流れ、料金、お問い合わせ

実際に使った商品紹介 → About Resource Development as a Service

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ポイント: 顧客心理を理解し、購入の意思決定を支援する情報を提供する

不信・不要・不適・不急を解消する情報を提供しましょう。

  • 「不信」を解消する情報 → チームの強さ、資本金、株主であるVC、導入実績や事例、受賞歴
  • 「不要」を解消する情報 → 課題解決後のイメージ(既存顧客の成功事例・イメージ動画)

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見せ方を変える

魅力が伝わりやすいように文言や画像を工夫します。
暗い部屋で皿に無造作に置かれた高級食材よりも適度に光を当て盛り付けられたスーパーの食材の方が見栄えがいいので注文されるからです。

例. 1000名のエンジニアネットワークを抱えてる
(私は法人としてISSUEに登録していてそのプラットフォーム上でタスクを他のエンジニアに依頼しています)

営業リストを作成する

Wantedlyや競合サービスから顧客リストを作成しましょう。
500 ~ 1000件ほどあれば十分でしょう。

営業リストの参考スプレッドシートはこちら → 営業リスト例(公開用)

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とりあえず50社くらいに送ってみる

企業のお問い合わせページからメールを送ります。
これは大変ですが、無心でやってしまいましょう!

通常、メール営業の返信率は0.1%(1000件に1件)ほどですが、
ターゲットを絞り、商品紹介を送るだけで50件に1件(20倍の2%)は返信がくるので相当返信率は高いです。

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営業メールを改善する

スプレッドシートで管理して、返信率(返信数/応募数)を出しておきましょう。
返信率をだしておくことで、メールの件名や内容を変えてみた時に「改善されたかどうか」を判断できます。
改善点はたくさんあります、特に件名は重要です。

メール開封率が高い曜日を狙え!統計データから考えるアウトバウンド施策の改善方法

1回送ったら、1ヶ月後にもう一度送ってみましょう。
6回までは効果があります。

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返信がきたらアポをとって面談をして契約する

返信がきたら日程を調整して、お話しましょう。
話が決まったら、業務委託契約なり結んで完了です!

以上です!

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診断を受けるとあなたの現在の業務委託単価を算出します。今後副業やフリーランスで単価を交渉する際の参考になります。また次の単価レンジに到達するためのヒントも確認できます。

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