フリーランスになって1年半経ったので、絶対にやっておくべきことをまとめた

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2024年12月22日 18:48

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はじめに

フリーランスとして働き始めてから1年半が経ちました。
その中で、どのように案件を受けていけばいいのか、どのような働き方をすればいいのかがイメージできてきました。
これから、独立するまたは現在フリーランスとして働き方に悩んでいる方の参考になれば思い、記事を書いてみました。

フリーランスにとって重要なこと

市場価値

個人で仕事を獲得するためには企業というバックグラウンドがない分、シビアにあなたの市場価値が見られます。
常にエンジニアとしての市場価値を意識しておくといいと思います。

保険をかけておく

現在の契約が切れても収入が不安定にならないように、常にリスクヘッジをしておくことが重要です。

営業力

保険をかけておくためには、仕事を獲得する手段を持っていなければなりません。
営業といっても言葉で相手を圧倒するようなものではなく、自分ができることをわかりやすく文章で伝えられるだけでもOKです。

やるべきこと

2社以上で働き2倍知見獲得をする

  • システム
    • いうまでもなく、システムは知見の宝庫です。アーキテクチャ、開発体制、コードなど自分が持ち合わせていない知見も必ずあると思います。
  • slack
    • timesなどを見れば他のエンジニアの方がシェアしている記事や、思考など参考になる部分はたくさんあると思います。最近は経営者の方もtimes発信されていたりするので、貴重な情報収集の場になると思います。
  • ランチ
    • 会話によって得られる情報量はテキストよりも大幅に増えます。ランチのひと時で一緒に働く方々との距離を縮めるチャンスでもあります。
  • ミーティング
    • 全体会議をイメージしています。エンジニアリングだけでなく、他の業務をも学べる機会です。エンジニアリングがセールスや広報などとどのように関わっているのか、自分のしていることを線で捉えることのできる貴重な時間になります。

2社以上で働きリスクヘッジする

  • 1社に全てのリソースを当てるのは契約解除になった際に次の契約先が決まるまで収入が凹むのでリスクが高いです。
  • 常にリスクヘッジとして2社以上で契約しておきましょう。
  • リソース配分としては2日/週(1社目)3日/週(2社目)もしくは2日/週(1社目)2日/週(2社目)がおすすめです。(1日/週はパフォーマンスが出しづらいです)
  • 2社で働く際のおすすめはこのようなイメージの企業です。
    • 1社目(安定)
      • 自分の得意な技術を扱っていたり、気心の知れた仲間と働けるような精神的に安定した企業
    • 2社目(チャレンジ)
      • 即戦力になれないような、知見獲得目的の企業

2年以内にできたモダンな技術を扱っている組織に所属する

  • 2年というのは目安ですが、比較的新しい技術を使っていてかつ運用知見がたまり始めているのはこの辺りかなと思いました
  • 下火になるような技術は避け、比較的モダンと言われるような技術(React.js, TypeScript, Go, ...)を扱っているところに行くと今後の技術トレンドの波にも乗り遅れづらいです
  • スタートアップならではのフットワークで新しい技術を使ってるところに行きましょう

将来の選択肢を減らさないようにリスペクトできる人と働く

  • 一度契約が切れても、タイミング次第で再び一緒にお仕事することがあります
  • その場合、企業先にリスペクトできる方がいる場合が多いです
  • 自分がリスペクトしている相手には自然と振る舞いも礼儀正しくなり、良好な関係を続けやすいからだと思っています
  • 私個人のリスペクトできる人の特徴は以下です
    • 悪口・陰口を言わない
    • 特定の分野で深い知見を持っている
    • マインドに共感できる(年齢は関係ない)

過去1年以内に資金調達している将来性のあるサービスを選ぶ

  • 成長が見込まれるような会社はVCから資金調達をしている企業が多いと思います
  • 将来性のある企業には優秀な人材が集まりやすく、知見がたまりリレーションなども構築できるのでおすすめです

日頃から情報発信してすぐに働ける企業を2社以上を確保しておく

  • フリーランスは自分の市場価値を高め、自分を売り込む営業力を磨く必要があります
  • よくある手法としては以下です
    • 経歴書をしっかり作っておく
      • wantedly
      • Githubの自己紹介リポジトリ
      • 独自にwebサイトを作る
    • 一緒に働く仲間とチームとして売り込むのもいい(参考)
    • 技術ブログ(QiitaやDev、はてブ、Zenn)で情報発信する

付き合いでの仕事は希望単価を高めに設定する

  • あまり気は進まないが、どうしても付き合いで仕事を引き受ける場合もあるでしょう
  • その場合はモチベーションを確保する工夫をしておくといいと思います。
    • 希望単価を高めに設定する
    • 期間(できれば短く)を決めておく
  • モチベーションがない状態で受けてしまうと、成果も悪くなり評価や関係性の悪化を招きます

まとめ

フリーランスとして働くことは様々な企業から知見を効率的に獲得できて、エンジニアとしても成長できるので私はお勧めしています。
一歩踏み出すのが大変という方々のお役に立てれば幸いです!

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