# Amazon ECSとCloudWatch Logsを連携してログを可視化する

## 1-1. はじめに
Amazon Elastic Container Service (ECS) は、コンテナ化されたアプリケーションをAWSで実行するためのスケーラブルなサービスです。これにより、アプリケーションのデプロイ自体は容易になる一方で、適切なログの収集、保存、分析が重要になります。AWS CloudWatch Logsを使用すると、ECSのログを効率的に可視化し、アプリケーションのモニタリングを改善できます。

## 1-2. 目次
1. はじめに
2. ECSとCloudWatch Logsの基本
    1. ECSとは？
    2. CloudWatch Logsとは？
3. ロギングの構成
    1. ECSタスク定義の更新
    2. ロギング動作の設定
4. ログの可視化
    1. CloudWatch Logsによる分析
    2. メトリクスとアラームの設定
5. まとめ

## 2-1. ECSとCloudWatch Logsの基本

### 2-1-1. ECSとは？
Amazon ECSは、コンテナ化されたアプリケーションのデプロイ、管理を行うサービスです。オンデマンドでフルマネージドのコンテナオーケストレーションを提供し、Dockerコンテナを簡単にスケールできます。

### 2-1-2. CloudWatch Logsとは？
AWS CloudWatch Logsは、アプリケーションのログデータを収集して保存し、それを検索、フィルタリング、分析するためのサービスです。ECSと連携することで、コンテナのスタンダード出力とエラーからのログを効率的に管理できるようになります。

## 3-1. ロギングの構成

### 3-1-1. ECSタスク定義の更新
ECSタスク定義を更新してCloudWatch Logsにログを送信します。以下の設定をタスク定義に追加します。

![img](/mosaic-code.jpg)
ここで、`awslogs-region`にはリージョン名、`awslogs-group`にはロググループ名を指定します。

### 3-1-2. ロギング動作の設定
ECSクラスターやサービスの動作中ログが適切にCloudWatch Logsに転送されているかを確認します。awslogsドライバーが使用されていることと、適切なIAMロールが設定されていることを確認してください。

## 4-1. ログの可視化

### 4-1-1. CloudWatch Logsによる分析
CloudWatch Logsに収集されたログを使用し、フィルターパターンを作成してログデータの特定の条件を抽出します。たとえば、特定のエラーメッセージを検索することが可能です。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4-1-2. メトリクスとアラームの設定
CloudWatchメトリクスを設定して、ログから特定の指標を収集します。例えば、5XXエラーレートをメトリクスとして抽出し、それに基づいてアラームを設定することで、システムの異常を迅速に察知できます。

## 5-1. まとめ
Amazon ECSとAWS CloudWatch Logsを連携することで、コンテナ化されたアプリケーションのログを効率的に管理・分析できるようになります。この連携により、問題の迅速な診断、アプリケーションの可用性確保、性能監視が可能となります。適切なログの設定と分析基盤の構築は、運用の信頼性向上において非常に重要です。[cv:issue_marketplace_engineer] [cv:issue_marketplace_engineer]

# Amazon ECSとCloudWatch Logsを連携してログを可視化する

## 1-1. はじめに
Amazon Elastic Container Service (ECS) は、コンテナ化されたアプリケーションをAWSで実行するためのスケーラブルなサービスです。これにより、アプリケーションのデプロイ自体は容易になる一方で、適切なログの収集、保存、分析が重要になります。AWS CloudWatch Logsを使用すると、ECSのログを効率的に可視化し、アプリケーションのモニタリングを改善できます。

## 1-2. 目次
1. はじめに
2. ECSとCloudWatch Logsの基本
    1. ECSとは？
    2. CloudWatch Logsとは？
3. ロギングの構成
    1. ECSタスク定義の更新
    2. ロギング動作の設定
4. ログの可視化
    1. CloudWatch Logsによる分析
    2. メトリクスとアラームの設定
5. まとめ

## 2-1. ECSとCloudWatch Logsの基本

### 2-1-1. ECSとは？
Amazon ECSは、コンテナ化されたアプリケーションのデプロイ、管理を行うサービスです。オンデマンドでフルマネージドのコンテナオーケストレーションを提供し、Dockerコンテナを簡単にスケールできます。

### 2-1-2. CloudWatch Logsとは？
AWS CloudWatch Logsは、アプリケーションのログデータを収集して保存し、それを検索、フィルタリング、分析するためのサービスです。ECSと連携することで、コンテナのスタンダード出力とエラーからのログを効率的に管理できるようになります。

## 3-1. ロギングの構成

### 3-1-1. ECSタスク定義の更新
ECSタスク定義を更新してCloudWatch Logsにログを送信します。以下の設定をタスク定義に追加します。

```json
"logConfiguration": {
    "logDriver": "awslogs",
    "options": {
        "awslogs-region": "us-west-2",
        "awslogs-group": "/ecs/my-app",
        "awslogs-stream-prefix": "ecs"
    }
}
```
ここで、`awslogs-region`にはリージョン名、`awslogs-group`にはロググループ名を指定します。

### 3-1-2. ロギング動作の設定
ECSクラスターやサービスの動作中ログが適切にCloudWatch Logsに転送されているかを確認します。awslogsドライバーが使用されていることと、適切なIAMロールが設定されていることを確認してください。

## 4-1. ログの可視化

### 4-1-1. CloudWatch Logsによる分析
CloudWatch Logsに収集されたログを使用し、フィルターパターンを作成してログデータの特定の条件を抽出します。たとえば、特定のエラーメッセージを検索することが可能です。

```bash
fields @timestamp, @message
| filter @message like /ERROR/
| sort @timestamp desc
| limit 20
```

### 4-1-2. メトリクスとアラームの設定
CloudWatchメトリクスを設定して、ログから特定の指標を収集します。例えば、5XXエラーレートをメトリクスとして抽出し、それに基づいてアラームを設定することで、システムの異常を迅速に察知できます。

## 5-1. まとめ
Amazon ECSとAWS CloudWatch Logsを連携することで、コンテナ化されたアプリケーションのログを効率的に管理・分析できるようになります。この連携により、問題の迅速な診断、アプリケーションの可用性確保、性能監視が可能となります。適切なログの設定と分析基盤の構築は、運用の信頼性向上において非常に重要です。 

Amazon ECSとCloudWatch Logsを連携してログを可視化する

1-1. はじめに

続きを読むには単価診断を受けてください（30秒）