# GCP Cloud ConsoleでVMインスタンスのディスク拡張を行う方法

## 1-1 はじめに

Google Cloud Platform (GCP) では、VMインスタンスにストレージを割り当てる際、ディスクサイズが重要な要素となります。ここでは、GCP Cloud Consoleを使用してVMインスタンスのディスクを拡張する具体的な手順を紹介します。ディスク拡張がどのように行われるかを理解することで、システムのパフォーマンス向上やストレージ容量不足を防ぐことができます。

## 1-2 目次

1-1. はじめに  

1-2. 目次  

1-3. ディスク拡張の必要性と前提条件  

1-4. ディスク拡張手順  

- 1-4-1. GCP Cloud Consoleへのログイン  

- 1-4-2. インスタンスの停止  

- 1-4-3. ディスクの編集  

- 1-4-4. ディスクサイズ変更の確認  

1-5. インスタンスの起動と確認  

1-6. まとめ

## 1-3 ディスク拡張の必要性と前提条件

ディスク拡張は、システムの運用中に発生するさまざまな理由から必要となります。例えば、データが増えるにつれてディスク容量が不足することがあります。この問題を解決するためには、ディスクを拡張して容量を増やす必要があります。ただし、ディスクを拡張する前には、以下の前提条件を確認しておく必要があります。

- **バックアップの取得**: 予期しないデータ損失を防ぐため、ディスク拡張前に必ずデータのバックアップを取得してください。

- **関連リソースの確認**: インスタンスに関連するリソースが適切に設定されているか確認してください。特に、使用しているイメージやスナップショットが最新であることを確認します。

- **拡張後のディスクサイズ**: GCPでは、拡張後のディスクサイズが最初に設定したディスクサイズ以上である必要があります。また、必要なディスク容量を正確に計算し、将来の拡張が可能なサイズを設定します。

## 1-4 ディスク拡張手順

### 1-4-1. GCP Cloud Consoleへのログイン

まず、GCP Cloud Consoleにアクセスし、プロジェクトを選択します。プロジェクトの選択後、左側のメニューから「Compute Engine」を選択し、さらに「VMインスタンス」に移動します。

### 1-4-2. インスタンスの停止

ディスクのサイズを変更するには、対象のVMインスタンスを一時的に停止する必要があります。インスタンスを選択し、「停止」ボタンをクリックしてインスタンスを停止します。

### 1-4-3. ディスクの編集

インスタンスが停止したら、「View Disk」ボタンをクリックしてディスクの詳細を表示します。次に、「編集」ボタンをクリックし、新しいディスクサイズを入力します。ここでは、現在のディスクサイズよりも大きいサイズを指定してください。

例: 現在のサイズが100GBの場合、新しいサイズとして200GBを入力します。

### 1-4-4. ディスクサイズ変更の確認

ディスクサイズを入力したら、「保存」ボタンをクリックします。この操作により、ディスクのサイズが変更されます。手続きが完了したら、新しいディスクサイズが反映されていることを確認します。

## 1-5 インスタンスの起動と確認

ディスクサイズの変更が正常に行われたことを確認した後、停止していたVMインスタンスを再起動します。「起動」ボタンをクリックしてインスタンスを起動し、新しいディスクサイズが反映され、システムが正常に動作しているかを確認します。

## 1-6 まとめ

GCP Cloud ConsoleでVMインスタンスのディスク拡張を行う手順は、非常にシンプルですが、手順を正確に理解して進めることが重要です。ディスク拡張により、システムのパフォーマンスを向上させたり、ストレージの不足を解決したりといったことが可能になります。一方で、操作ミスによるデータ損失を防ぐためのバックアップ取得も忘れないようにしてください。この手順を活用し、効率的なクラウドリソースの管理を実現しましょう。

GCP Cloud ConsoleでVMインスタンスのディスク拡張を行う方法

1-1 はじめに

続きを読むには単価診断を受けてください（30秒）