Next.jsのリポジトリのDiscussionsで質問が上がってたので回答してみた時の学び

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2022年03月12日 5:32

Next.jsの中のwebpackのコンパイル速度をバージョンごとに比較しようとして、speed-measure-webpack-plugin をインストールして使いました。その時に、next.config.js で speed-measure-webpack-plugin をどのように設定するかわからなかったのでぐぐると、同様の質問が vercel/next.js の Discussions にありました。調査したら自分で speed-measure-webpack-pluginの設定ができたので、Discussions に回答しました。その時に得た学び(と感情)をまとめておきます。

質問者は誰か

イランの人

7年くらいのご経験

どんな質問か

Nextjsでspeed-measure-webpack-pluginを使用する方法

どんな回答をしたか

英語わからないのでコードだけ載せました。

得た学び(感情)

有名なプロジェクトのDiscsusionに回答しただけだが、もっと貢献したいととても強く思うようになった

質問内容自体はteratailでもstackoverflowでもどこにでもありそうです。しかし、その質問が有名なプロジェクトの中にあり、流通する人の数が多いと質問の価値の見え方も変わります。そのような質問に自分が回答できた時の精神的なリターンはとても大きかったです。チーム開発をしている時もそうですが、自分がそのチームの中で貢献した時、自分の存在価値を認められ、もっとチームに貢献したい・所属したいとモチベーションが上がる感覚に近いです。これはチーム側にとってもチームにとても興味を持ってもらえる(メンバーのパフォーマンスが上がる・チームの存在が知れ渡る)メリットがあります。ですので、いまいちモチベーションがあがっていないメンバーには相談や質問をして貢献度を上げる、所属意識を強めることをお勧めします。

源泉を覗けば、それだけで自分の市場価値は高まる

OSSのようなライブラリの実体はリポジトリのコードにあり、そのコードに対する疑問や修正点はPRが作成されます。挙動に関する疑問や指摘はissueやDiscussionsに集まります。それらの情報が被リンクされ、ブログやQAサイトに貼られます。ですので、ブログやQAを見るよりも元のissueやDiscussionsを見てしまえばより正確でより速く他の人が知らない情報を保有できます。みんなが知りたいけど、知らない情報を保有していればそれだけで技術者としての市場価値が高まります。これらを実現するためには当たり前ですが、検索する時は英単語で検索しなければなりません。

みんなわからないものは世界共通でみんなわからない

今回の質問者は自分よりも経験年数が上で、イラン出身でした。そのプロフィールだけ見ると、海外だしなんか技術的に凄そうだなと回答するのを躊躇ってしまいそうですが、質問内容自体は簡単だったので回答できました。この先入観を持ってしまうことは、個人としても国として大きな損害になってるのではないかと考えました。英語だから、アメリカの企業だからとかは関係なく共通してあるのはコードなのでまずはコードをみて判断して、その後にコミュニケーションに悩めばいいのではないかと思います。コードは誰がみてもわかる共通の言語なので非同期のコミュニケーションであればそこまで大きな壁にはならないと思います。人は自分の考えに行動が支配されます。こいつよりも俺は下だと思うとその相手よりも結果を出すことができなくなります。チーム開発においても、見るべきはメンバーの出身大学や経験年数ではなく、コードを見るべきです!

まとめ

回答が正しいかどうかにかかわらず、自分よりも経験年数が上で、外国籍の方と交流できたのはとても刺激になりました。
また、Next.jsのリポジトリの中にある回答なので、今後いろんな人にみられ役立つかもしれないと想像すると感激です。技術者としてのモチベーションが上がりました。

参考

how to use speed-measure-webpack-plugin with Nextjs

# Next.js
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