# AWS Cloud9で自作CLIツールをNode.jsで開発する方法

## 目次

1. はじめに
2. AWS Cloud9のセットアップ
  - 2.1 環境の作成
  - 2.2 Node.jsのインストール
3. Node.jsプロジェクトの初期設定
  - 3.1 package.jsonの作成
  - 3.2 必要なライブラリのインストール
4. CLIツールの開発
  - 4.1 コマンドライン引数の処理
  - 4.2 サンプルCLIの実装
5. CLIツールをAWS Cloud9で動作確認
  - 5.1 実行スクリプトの作成
  - 5.2 実行結果の確認
6. まとめ

## 1. はじめに

AWS Cloud9は、ウェブブラウザ上で動作するIDEで、様々な開発環境を提供します。Node.jsで自作CLIツールを開発することで、コマンドラインから効率的にタスクを管理したり、自動化を行うことが可能です。本記事では、AWS Cloud9を使用して、Node.jsによるCLIツールの作成と動作確認までの手順を詳しく説明します。

## 2. AWS Cloud9のセットアップ

### 2.1 環境の作成

まず、AWS Cloud9コンソールにログインし、新しい環境を作成します。

- AWSコンソールにアクセスし、Cloud9ダッシュボードに移動します。
- 新しい環境を作成し、適切な名前を付けます。
- インスタンスタイプやプラットフォーム（Amazon Linux）を選択します。

### 2.2 Node.jsのインストール

Cloud9の環境にNode.jsをインストールします（通常はデフォルトで最新のLTSバージョンがプリインストールされている）。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 3. Node.jsプロジェクトの初期設定

### 3.1 package.jsonの作成

プロジェクトフォルダを作成し、`npm init`を実行して`package.json`を作成します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3.2 必要なライブラリのインストール

コマンドライン引数を処理するために`yargs`をインストールします。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4. CLIツールの開発

### 4.1 コマンドライン引数の処理

`index.js`を作成し、`yargs`を使用してコマンドライン引数を処理します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4.2 サンプルCLIの実装

上記のコードを実行することで、引数に応じたメッセージを出力するCLIツールを作成します。

## 5. CLIツールをAWS Cloud9で動作確認

### 5.1 実行スクリプトの作成

`package.json`の`scripts`に実行スクリプトを追加します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 5.2 実行結果の確認

Cloud9のターミナルで以下のコマンドを実行して動作を確認します。

![img](/mosaic-code.jpg)

期待される出力：

![img](/mosaic-code.jpg)

## 6. まとめ

AWS Cloud9を活用することで、Node.jsによるCLIツールを簡単に開発し、動作確認までスムーズに行うことが可能です。今回の手順では、`yargs`ライブラリを使ってコマンドライン引数を処理する方法を紹介しました。これを基に、さらに複雑なCLIツールの開発に取り組んでみてください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# AWS Cloud9で自作CLIツールをNode.jsで開発する方法

## 目次

1. はじめに
2. AWS Cloud9のセットアップ
  - 2.1 環境の作成
  - 2.2 Node.jsのインストール
3. Node.jsプロジェクトの初期設定
  - 3.1 package.jsonの作成
  - 3.2 必要なライブラリのインストール
4. CLIツールの開発
  - 4.1 コマンドライン引数の処理
  - 4.2 サンプルCLIの実装
5. CLIツールをAWS Cloud9で動作確認
  - 5.1 実行スクリプトの作成
  - 5.2 実行結果の確認
6. まとめ

## 1. はじめに

AWS Cloud9は、ウェブブラウザ上で動作するIDEで、様々な開発環境を提供します。Node.jsで自作CLIツールを開発することで、コマンドラインから効率的にタスクを管理したり、自動化を行うことが可能です。本記事では、AWS Cloud9を使用して、Node.jsによるCLIツールの作成と動作確認までの手順を詳しく説明します。

## 2. AWS Cloud9のセットアップ

### 2.1 環境の作成

まず、AWS Cloud9コンソールにログインし、新しい環境を作成します。

- AWSコンソールにアクセスし、Cloud9ダッシュボードに移動します。
- 新しい環境を作成し、適切な名前を付けます。
- インスタンスタイプやプラットフォーム（Amazon Linux）を選択します。

### 2.2 Node.jsのインストール

Cloud9の環境にNode.jsをインストールします（通常はデフォルトで最新のLTSバージョンがプリインストールされている）。

```bash
$ nvm install --lts
$ node -v  # バージョン確認
```

## 3. Node.jsプロジェクトの初期設定

### 3.1 package.jsonの作成

プロジェクトフォルダを作成し、`npm init`を実行して`package.json`を作成します。

```bash
$ mkdir my-cli-tool
$ cd my-cli-tool
$ npm init -y
```

### 3.2 必要なライブラリのインストール

コマンドライン引数を処理するために`yargs`をインストールします。

```bash
$ npm install yargs
```

## 4. CLIツールの開発

### 4.1 コマンドライン引数の処理

`index.js`を作成し、`yargs`を使用してコマンドライン引数を処理します。

```javascript
// index.js
const yargs = require('yargs/yargs');
const { hideBin } = require('yargs/helpers');

const argv = yargs(hideBin(process.argv))
  .command('greet [name]', 'Greet the user', (yargs) => {
    return yargs.positional('name', {
      describe: 'The name to greet',
      default: 'World',
    });
  })
  .help()
  .argv;

console.log(`Hello, ${argv.name}!`);
```

### 4.2 サンプルCLIの実装

上記のコードを実行することで、引数に応じたメッセージを出力するCLIツールを作成します。

## 5. CLIツールをAWS Cloud9で動作確認

### 5.1 実行スクリプトの作成

`package.json`の`scripts`に実行スクリプトを追加します。

```json
"scripts": {
  "start": "node index.js"
}
```

### 5.2 実行結果の確認

Cloud9のターミナルで以下のコマンドを実行して動作を確認します。

```bash
$ npm run start greet -- --name=Developer
```

期待される出力：

```
Hello, Developer!
```

## 6. まとめ

AWS Cloud9を活用することで、Node.jsによるCLIツールを簡単に開発し、動作確認までスムーズに行うことが可能です。今回の手順では、`yargs`ライブラリを使ってコマンドライン引数を処理する方法を紹介しました。これを基に、さらに複雑なCLIツールの開発に取り組んでみてください。 

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