GoogleアナリティクスとリンクしたAdSenseのデイリーレポートをFirebase Functionsで取得する方法

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2024年12月16日 12:22

AdSenseのデイリーレポートを自動で取得できれば、日々の広告収益を効率的に把握することが可能になります。本記事では、Google AdSenseとFirebase Functionsを連携してデイリーレポートを取得する仕組みを構築する方法を紹介します。

準備するもの

  1. Google AdSense アカウント
  2. Google Cloud プロジェクト
  3. Firebase プロジェクト
  4. Google AdSense APIの有効化
  5. サービスアカウントキーの作成

まずは、Google Cloud ConsoleでAdSense APIを有効化し、Firebase Functionsで使用するサービスアカウントキーをダウンロードします。

Firebase Functionsでの実装手順

1. 環境設定

Firebase Functionsをセットアップします。以下のコマンドを使用してプロジェクトを初期化してください。

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2. 必要なパッケージのインストール

AdSense APIを利用するために、以下のパッケージをインストールします。

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3. サービスアカウントキーの設定

ダウンロードしたサービスアカウントキーをfunctionsディレクトリに保存し、以下のように環境変数でパスを設定します。

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4. AdSense APIを呼び出すコードの実装

以下は、AdSense APIを使ってデイリーレポートを取得するFirebase Functionsの例です。

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5. デプロイと確認

実装が完了したら、Firebase Functionsをデプロイします。

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デプロイ後、Firebase Consoleからログを確認し、AdSenseレポートが正常に取得できているか確認してください。

パフォーマンス比較: 手動 vs 自動

項目手動操作自動化 (Firebase Functions)
時間消費30分/日0分
エラー率高い低い
一貫性低い高い

自動化することで、日々の作業時間を大幅に削減し、データ取得の精度を向上させることが可能です。

実装の注意点

  1. APIクォータ制限: AdSense APIにはリクエスト回数の上限があるため、適切にスケジュールを設定してください。
  2. エラーハンドリング: APIからのレスポンスを常に確認し、エラー処理を実装してください。

まとめ

Firebase FunctionsとAdSense APIを活用することで、広告収益のデイリーレポートを効率的に取得・管理できます。自動化のメリットを最大限活用し、運用の効率化を図りましょう。さらに必要に応じて、Slackやメール通知を組み合わせてレポートを共有する仕組みを追加するのもおすすめです。


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# Google Cloud Functions
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