# 目次
1. はじめに
2. kintone APIとは
3. 条件に一致するレコードの件数を取得する方法
   1. kintone APIのセットアップ
   2. レコードのクエリ実行
   3. レコード件数の取得
4. 実装例
5. kintone APIの利用上の注意点
6. まとめ

## 1. はじめに
kintoneは、業務アプリケーションを簡単に作成・運用できるプラットフォームです。APIを利用することで、自動化や外部ツールとの連携が可能となります。今回は、kintone APIを用いて特定の条件に一致するレコードの件数を取得する方法について解説します。

## 2. kintone APIとは
kintone APIは、kintone上のデータを外部からプログラムを通して操作するためのインターフェースを提供するAPIです。これにより、レコードの取得、登録、更新、削除など、様々な操作が可能です。APIを利用することで、kintoneのデータを外部アプリケーションと統合したり、自動化することが容易になります。

## 3. 条件に一致するレコードの件数を取得する方法
条件に一致するレコードの件数を取得するためには、以下の手順を踏みます。

### 3-1. kintone APIのセットアップ
まず、kintone APIを利用するためには、APIトークンを取得する必要があります。APIトークンは、kintoneのアプリ設定で生成でき、アクセスするデータの制限をかけることができます。

### 3-2. レコードのクエリ実行
次に、指定した条件に基づいてクエリを実行し、レコードを取得します。kintone APIでは、HTTPリクエストを使用してクエリを送信します。

![img](/mosaic-code.jpg)

このリクエストには、クエリパラメータとして条件（例えば、「status=未完了」など）を指定します。

### 3-3. レコード件数の取得
取得したレコードの件数は、kintone APIのレスポンス内の`totalCount`というフィールドから確認できます。クエリを作成する際に、必ず`totalCount`を取得する設定を追加してください。

## 4. 実装例
以下に、条件に一致するレコードの件数を取得するためのサンプルスクリプト（JavaScript）を記します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. kintone APIの利用上の注意点
- **APIコール制限**: kintone APIには1分間に約100回のリクエストという制限があります。大量のデータを扱う場合は、計画的にリクエストを送信してください。
- **セキュリティ**: APIトークンは機密情報です。外部に漏れないように、環境変数やセキュアなストレージに保管してください。
- **クエリの最適化**: クエリは必要最小限のデータを取得するように最適化しましょう。特に業務アプリケーションの場合、不要なデータを大量に取得することは避けるべきです。

## 6. まとめ
kintone APIを活用することで、条件に一致するレコードの件数をプログラムで自動的に取得・管理できます。決まった条件でのデータ集計やレポート作成など、業務効率化に繋がる様々な場面で役立つことが期待されます。正しく利用し、安全に管理することを心掛けましょう。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# 目次
1. はじめに
2. kintone APIとは
3. 条件に一致するレコードの件数を取得する方法
   1. kintone APIのセットアップ
   2. レコードのクエリ実行
   3. レコード件数の取得
4. 実装例
5. kintone APIの利用上の注意点
6. まとめ

## 1. はじめに
kintoneは、業務アプリケーションを簡単に作成・運用できるプラットフォームです。APIを利用することで、自動化や外部ツールとの連携が可能となります。今回は、kintone APIを用いて特定の条件に一致するレコードの件数を取得する方法について解説します。

## 2. kintone APIとは
kintone APIは、kintone上のデータを外部からプログラムを通して操作するためのインターフェースを提供するAPIです。これにより、レコードの取得、登録、更新、削除など、様々な操作が可能です。APIを利用することで、kintoneのデータを外部アプリケーションと統合したり、自動化することが容易になります。

## 3. 条件に一致するレコードの件数を取得する方法
条件に一致するレコードの件数を取得するためには、以下の手順を踏みます。

### 3-1. kintone APIのセットアップ
まず、kintone APIを利用するためには、APIトークンを取得する必要があります。APIトークンは、kintoneのアプリ設定で生成でき、アクセスするデータの制限をかけることができます。

### 3-2. レコードのクエリ実行
次に、指定した条件に基づいてクエリを実行し、レコードを取得します。kintone APIでは、HTTPリクエストを使用してクエリを送信します。

```bash
GET https://{サブドメイン}.cybozu.com/k/v1/records.json
```

このリクエストには、クエリパラメータとして条件（例えば、「status=未完了」など）を指定します。

### 3-3. レコード件数の取得
取得したレコードの件数は、kintone APIのレスポンス内の`totalCount`というフィールドから確認できます。クエリを作成する際に、必ず`totalCount`を取得する設定を追加してください。

## 4. 実装例
以下に、条件に一致するレコードの件数を取得するためのサンプルスクリプト（JavaScript）を記します。

```javascript
const axios = require('axios');

const kintoneDomain = 'yourdomain';
const apiToken = 'your_api_token';
const appId = 'your_app_id';

(async () => {
  try {
    const response = await axios({
      method: 'get',
      url: `https://${kintoneDomain}.cybozu.com/k/v1/records.json`,
      headers: {
        'X-Cybozu-API-Token': apiToken,
      },
      params: {
        app: appId,
        query: 'status = "未完了"',
        totalCount: true
      }
    });

    console.log('Total count of records:', response.data.totalCount);
  } catch (error) {
    console.error('Error fetching records:', error);
  }
})();
```

## 5. kintone APIの利用上の注意点
- **APIコール制限**: kintone APIには1分間に約100回のリクエストという制限があります。大量のデータを扱う場合は、計画的にリクエストを送信してください。
- **セキュリティ**: APIトークンは機密情報です。外部に漏れないように、環境変数やセキュアなストレージに保管してください。
- **クエリの最適化**: クエリは必要最小限のデータを取得するように最適化しましょう。特に業務アプリケーションの場合、不要なデータを大量に取得することは避けるべきです。

## 6. まとめ
kintone APIを活用することで、条件に一致するレコードの件数をプログラムで自動的に取得・管理できます。決まった条件でのデータ集計やレポート作成など、業務効率化に繋がる様々な場面で役立つことが期待されます。正しく利用し、安全に管理することを心掛けましょう。 

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1. はじめに

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