# Lambda関数を使ったChatGPT APIとの連携手順

## 目次
1. はじめに
2. 前提条件
3. Lambda関数の作成
   1. IAMロールの設定
   2. Lambdaの設定
   3. 必要なライブラリの追加
4. ChatGPT APIの設定
5. Lambda関数とChatGPT APIの連携
6. セキュリティ対策
7. テスト方法
8. まとめ

## 1. はじめに

このガイドでは、AWS Lambdaを使用してChatGPT APIとの連携を設定する手順を詳しく説明します。AWS Lambdaはサーバーレスコンピューティングサービスで、スケーラブルで経済的な方法でコードを実行することができます。ChatGPT APIは、OpenAIが提供する先進的な言語モデルへのアクセスを可能にします。

## 2. 前提条件

- AWSアカウントが必要です。
- AWS CLIがインストールされ、初期設定が完了していること。
- Python 3.8以上がインストールされていること。
- OpenAI APIキーを取得していること。

## 3. Lambda関数の作成

### 3.1 IAMロールの設定

まず、Lambda関数が実行する際の権限を管理するためのIAMロールを作成します。

1. AWS Management Consoleの[IAMコンソール](https://console.aws.amazon.com/iam/)にアクセスします。
2. `ロール`を選択し、`ロールを作成`をクリックします。
3. 使用事例として`Lambda`を選択します。
4. 必要なポリシー（例：CloudWatch Logsへのアクセス）を選択し、`次へ: タグ`をクリックします。
5. ロールに名前を付けて、ロールを作成します。

### 3.2 Lambdaの設定

1. AWS Management Consoleの[Lambdaコンソール](https://console.aws.amazon.com/lambda/)にアクセスします。
2. `関数を作成`をクリックします。
3. `新しいロールの作成`を選択し、作成したIAMロールを割り当てます。
4. `関数名`を入力し、`ランタイム`としてPython 3.8を選択します。
5. `関数を作成`をクリックします。

### 3.3 必要なライブラリの追加

Lambdaでは外部ライブラリが必要な場合、デプロイパッケージとしてアップロードする必要があります。

1. 必要なライブラリをインストールします。

   ```bash
   pip install openai -t ./package
   ```

2. ライブラリとLambdaコードを1つの.zipファイルに圧縮します。

   ```bash
   cd package
   zip -r ../my-deployment-package.zip .
   cd ..
   zip -g my-deployment-package.zip lambda_function.py
   ```

3. Lambda関数の`コード`セクションに移動し、`.zipファイルをアップロード`を選択してアップロードします。

## 4. ChatGPT APIの設定

OpenAIのAPIキーがない場合、[OpenAIの公式ページ](https://beta.openai.com/signup/)から取得できます。このAPIキーはLambda関数内で環境変数として使用します。

## 5. Lambda関数とChatGPT APIの連携

以下は、Lambda関数内でChatGPT APIを呼び出す際のコード例です。

![img](/mosaic-code.jpg)

環境変数`OPENAI_API_KEY`をLambdaコンソールの環境変数設定で設定してください。

## 6. セキュリティ対策

- APIキーはLambda環境変数として保存し、コード内にハードコーディングしないでください。
- セキュアにアクセスできるよう、Lambdaの実行するVPC内にあるリソース（必要がある場合）を使用してください。

## 7. テスト方法

Lambda関数を手動でトリガーして、ChatGPT APIへのリクエストを確認します。

1. Lambdaコンソールで、`テスト`をクリック。
2. `イベント名`を入力し、サンプルイベントデータを入力。
3. `テスト`をクリックして、API呼び出しが正しく行われ、期待通りの応答を返すか確認します。

## 8. まとめ

以上の手順を通じて、AWS Lambdaを使用してChatGPT APIとの連携を設定することができました。この実装により、サーバーレス環境で自然言語処理を行うアプリケーションを効率よく構築することが可能です。注意すべきはAPIキーの管理、Lambda実行環境でのセキュリティ設定強化など、継続して管理する必要がある点です。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# Lambda関数を使ったChatGPT APIとの連携手順

## 目次
1. はじめに
2. 前提条件
3. Lambda関数の作成
   1. IAMロールの設定
   2. Lambdaの設定
   3. 必要なライブラリの追加
4. ChatGPT APIの設定
5. Lambda関数とChatGPT APIの連携
6. セキュリティ対策
7. テスト方法
8. まとめ

## 1. はじめに

このガイドでは、AWS Lambdaを使用してChatGPT APIとの連携を設定する手順を詳しく説明します。AWS Lambdaはサーバーレスコンピューティングサービスで、スケーラブルで経済的な方法でコードを実行することができます。ChatGPT APIは、OpenAIが提供する先進的な言語モデルへのアクセスを可能にします。

## 2. 前提条件

- AWSアカウントが必要です。
- AWS CLIがインストールされ、初期設定が完了していること。
- Python 3.8以上がインストールされていること。
- OpenAI APIキーを取得していること。

## 3. Lambda関数の作成

### 3.1 IAMロールの設定

まず、Lambda関数が実行する際の権限を管理するためのIAMロールを作成します。

1. AWS Management Consoleの[IAMコンソール](https://console.aws.amazon.com/iam/)にアクセスします。
2. `ロール`を選択し、`ロールを作成`をクリックします。
3. 使用事例として`Lambda`を選択します。
4. 必要なポリシー（例：CloudWatch Logsへのアクセス）を選択し、`次へ: タグ`をクリックします。
5. ロールに名前を付けて、ロールを作成します。

### 3.2 Lambdaの設定

1. AWS Management Consoleの[Lambdaコンソール](https://console.aws.amazon.com/lambda/)にアクセスします。
2. `関数を作成`をクリックします。
3. `新しいロールの作成`を選択し、作成したIAMロールを割り当てます。
4. `関数名`を入力し、`ランタイム`としてPython 3.8を選択します。
5. `関数を作成`をクリックします。

### 3.3 必要なライブラリの追加

Lambdaでは外部ライブラリが必要な場合、デプロイパッケージとしてアップロードする必要があります。

1. 必要なライブラリをインストールします。

   ```bash
   pip install openai -t ./package
   ```

2. ライブラリとLambdaコードを1つの.zipファイルに圧縮します。

   ```bash
   cd package
   zip -r ../my-deployment-package.zip .
   cd ..
   zip -g my-deployment-package.zip lambda_function.py
   ```

3. Lambda関数の`コード`セクションに移動し、`.zipファイルをアップロード`を選択してアップロードします。

## 4. ChatGPT APIの設定

OpenAIのAPIキーがない場合、[OpenAIの公式ページ](https://beta.openai.com/signup/)から取得できます。このAPIキーはLambda関数内で環境変数として使用します。

## 5. Lambda関数とChatGPT APIの連携

以下は、Lambda関数内でChatGPT APIを呼び出す際のコード例です。

```python
import os
import openai

def lambda_handler(event, context):
    openai.api_key = os.getenv("OPENAI_API_KEY")

    response = openai.Completion.create(
        engine="text-davinci-003",
        prompt="This is a test prompt",
        max_tokens=150
    )

    return {
        'statusCode': 200,
        'body': response['choices'][0]['text']
    }
```

環境変数`OPENAI_API_KEY`をLambdaコンソールの環境変数設定で設定してください。

## 6. セキュリティ対策

- APIキーはLambda環境変数として保存し、コード内にハードコーディングしないでください。
- セキュアにアクセスできるよう、Lambdaの実行するVPC内にあるリソース（必要がある場合）を使用してください。

## 7. テスト方法

Lambda関数を手動でトリガーして、ChatGPT APIへのリクエストを確認します。

1. Lambdaコンソールで、`テスト`をクリック。
2. `イベント名`を入力し、サンプルイベントデータを入力。
3. `テスト`をクリックして、API呼び出しが正しく行われ、期待通りの応答を返すか確認します。

## 8. まとめ

以上の手順を通じて、AWS Lambdaを使用してChatGPT APIとの連携を設定することができました。この実装により、サーバーレス環境で自然言語処理を行うアプリケーションを効率よく構築することが可能です。注意すべきはAPIキーの管理、Lambda実行環境でのセキュリティ設定強化など、継続して管理する必要がある点です。 

Lambda関数を使ったChatGPT APIとの連携手順

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