Supabase Functions(Edge Function)の書き方

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2025年04月12日 16:02

Supabase Functionsは、サーバーレスなエッジ関数であり、新しいアプリケーションの機能としてリアルタイムデータベースや認証、ストレージを簡単に導入できるサービスです。Supabase Functions(エッジ関数)の書き方について詳しく解説します。

Supabase Functions(Edge Function)の書き方

目次

  1. Supabase Functionsとは?
  2. 必要なツールと準備
  3. 環境構築
    • 3.1 Supabaseプロジェクトのセットアップ
    • 3.2 必要なライブラリのインストール
  4. 関数の作成とデプロイ
    • 4.1 基本的なHello World関数の作成
    • 4.2 デプロイ方法
  5. 応用例: データのリアルタイム処理
  6. まとめ

1. Supabase Functionsとは?

Supabase Functionsは、Supabaseが提供するエッジ関数で、サーバーレス環境でコードを実行できるプラットフォームです。これにより、バックエンドの設定や管理なしにリクエストを処理し、Supabaseのリアルタイムデータベース、Authentication、ストレージとシームレスに統合することが可能です。

2. 必要なツールと準備

Supabase Functionsを利用するために、以下のツールと環境が必要です。

  • Node.js
  • Supabase CLI
  • Supabaseプロジェクト

3. 環境構築

3.1 Supabaseプロジェクトのセットアップ

まずは、Supabaseの公式ウェブサイトからアカウントを作成し、新しいプロジェクトを作成します。

3.2 必要なライブラリのインストール

Supabase CLIを使用してプロジェクトを管理します。CLIをインストールするためには、ターミナルで以下のコマンドを実行します。

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その後、Supabaseプロジェクトのディレクトリに移動し、CLIでログインします。

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4. 関数の作成とデプロイ

4.1 基本的なHello World関数の作成

functions/hello-world.js に以下のJavaScriptコードを作成します。

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4.2 デプロイ方法

関数をSupabaseにデプロイするためには、以下のコマンドを使用します。

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デプロイが完了すると、関数にアクセスするためのURLがCLIに表示されます。

5. 応用例: データのリアルタイム処理

Supabase Functionsを使用して、Firestoreのデータ同期やレコメンデーションシステムの構築など、さまざまなデータ処理タスクをリアルタイムで実現することができます。

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関数をデプロイする方法は上記と同様です。必要に応じてローカルでテストをし、エラーがないことを確認してからデプロイしてください。

6. まとめ

Supabase Functionsを使用することで、サーバーレスでスケーラブルなアプリケーションを簡単に構築できます。本記事で紹介した基本的なHello World関数の作成方法をまずは試し、その後、あなたのプロジェクトに合わせたカスタマイズへと発展させてみてください。

Supabaseの機能を充分に活用し、効率的なアプリケーション開発を進めましょう。

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