# Java 17 + FlywayでのDBマイグレーション構成方法

## 1. はじめに

Javaアプリケーションでデータベースのバージョン管理を行う際、Flywayは非常に便利なツールです。この記事では、Java 17とFlywayを用いてデータベースマイグレーションを構成する方法を具体的に解説します。

## 2. 目次

1. はじめに
2. 目次
3. Flywayの概要
4. 必要なツールのインストール
   1. Java 17
   2. Flyway
   3. データベース（PostgreSQL）
5. プロジェクトの設定
   1. プロジェクトの初期化と構成
   2. Flywayの依存関係設定
6. マイグレーションスクリプトの作成
   1. 基本的なスクリプトの書き方
   2. 複数のマイグレーションスクリプトの管理
7. Flywayの操作
   1. コマンドラインからの操作
   2. Javaコードからの操作
8. CI/CD環境での自動化
9. まとめ

## 3. Flywayの概要

Flywayは、軽量なデータベースマイグレーションツールで、SQLとJavaによるマイグレーションスクリプトを使用してデータベーススキーマを管理します。シンプルな設定で始められ、ほぼすべての主要なデータベースをサポートしています。Flywayは、マイグレーションを一意に識別する用途でいうところのバージョン番号を基にスクリプトを順番に実行し、データベースを定義された状態に保ちます。

## 4. 必要なツールのインストール

### 4-1. Java 17

まず、Java 17をインストールします。以下の手順に従ってください。

![img](/mosaic-code.jpg)

また、他のOSの場合は公式のAdoptOpenJDKやAmazon Correttoからインストールドキュメントに従ってください。

### 4-2. Flyway

Flywayは、以下の手順でインストールできます。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4-3. データベース（PostgreSQL）

次に、PostgreSQLをインストールします。同様に適切な方法で設定してください。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. プロジェクトの設定

### 5-1. プロジェクトの初期化と構成

以下のディレクトリ構成を使用してプロジェクトを初期化します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 5-2. Flywayの依存関係設定

`pom.xml`にFlywayの依存関係を追加します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 6. マイグレーションスクリプトの作成

### 6-1. 基本的なスクリプトの書き方

Flywayのマイグレーションファイルは、`Vx__Description.sql`形式で作成され、`db/migration`ディレクトリに配置します。

例: `V1__Create_users_table.sql`

![img](/mosaic-code.jpg)

### 6-2. 複数のマイグレーションスクリプトの管理

Flywayは常にバージョン番号でスクリプトを管理します。異なるバージョン番号でマイグレーションを作成することで、複数のバージョンがあっても、それに基づいて適切に実行順を制御します。

## 7. Flywayの操作

### 7-1. コマンドラインからの操作

マイグレーションを実行するには、コマンドラインで以下を使用します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 7-2. Javaコードからの操作

Flyway APIを直接Javaプログラムで使用することもできます。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 8. CI/CD環境での自動化

CI/CDパイプラインにFlywayの実行を組み込むことで、自動的に開発環境や本番環境へのデプロイ時にマイグレーションを行うことができます。特定のビルドツールのCI/CD設定に応じて、Flywayのコマンドを組み込むことで実現可能です。

## 9. まとめ

Java 17とFlywayを利用したDBマイグレーションの設定方法を解説しました。Flywayを使うことで、手動でのSQL実行の手間を減らし、データベースの状態を管理できます。導入に際して、プロジェクトの設定やCI/CD環境での適用を考慮すれば、運用がより効率化されるでしょう。Flywayを有効活用し、データベースマイグレーションを簡単に安全かつ確実なものとしましょう。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# Java 17 + FlywayでのDBマイグレーション構成方法

## 1. はじめに

Javaアプリケーションでデータベースのバージョン管理を行う際、Flywayは非常に便利なツールです。この記事では、Java 17とFlywayを用いてデータベースマイグレーションを構成する方法を具体的に解説します。

## 2. 目次

1. はじめに
2. 目次
3. Flywayの概要
4. 必要なツールのインストール
   1. Java 17
   2. Flyway
   3. データベース（PostgreSQL）
5. プロジェクトの設定
   1. プロジェクトの初期化と構成
   2. Flywayの依存関係設定
6. マイグレーションスクリプトの作成
   1. 基本的なスクリプトの書き方
   2. 複数のマイグレーションスクリプトの管理
7. Flywayの操作
   1. コマンドラインからの操作
   2. Javaコードからの操作
8. CI/CD環境での自動化
9. まとめ

## 3. Flywayの概要

Flywayは、軽量なデータベースマイグレーションツールで、SQLとJavaによるマイグレーションスクリプトを使用してデータベーススキーマを管理します。シンプルな設定で始められ、ほぼすべての主要なデータベースをサポートしています。Flywayは、マイグレーションを一意に識別する用途でいうところのバージョン番号を基にスクリプトを順番に実行し、データベースを定義された状態に保ちます。

## 4. 必要なツールのインストール

### 4-1. Java 17

まず、Java 17をインストールします。以下の手順に従ってください。

```shell
# Ubuntuの場合
sudo apt update
sudo apt install openjdk-17-jdk

# インストール確認
java -version
```

また、他のOSの場合は公式のAdoptOpenJDKやAmazon Correttoからインストールドキュメントに従ってください。

### 4-2. Flyway

Flywayは、以下の手順でインストールできます。

```shell
# コマンドラインからインストール
curl -O https://repo1.maven.org/maven2/org/flywaydb/flyway-commandline/8.0.0/flyway-commandline-8.0.0.tar.gz
tar -xvf flyway-commandline-8.0.0.tar.gz
sudo ln -s /path/to/flyway-8.0.0/flyway /usr/local/bin/flyway

# インストール確認
flyway -v
```

### 4-3. データベース（PostgreSQL）

次に、PostgreSQLをインストールします。同様に適切な方法で設定してください。

```shell
# Ubuntuの場合
sudo apt install postgresql postgresql-contrib

# データベースサービスの開始
sudo systemctl start postgresql

# インストール確認
psql --version
```

## 5. プロジェクトの設定

### 5-1. プロジェクトの初期化と構成

以下のディレクトリ構成を使用してプロジェクトを初期化します。

```
my-java-project/
  ├── src/
  ├── db/
  │   └── migration/
  ├── pom.xml
```

### 5-2. Flywayの依存関係設定

`pom.xml`にFlywayの依存関係を追加します。

```xml
<project xmlns="http://maven.apache.org/POM/4.0.0" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
    xsi:schemaLocation="http://maven.apache.org/POM/4.0.0 http://maven.apache.org/xsd/maven-4.0.0.xsd">
    <modelVersion>4.0.0</modelVersion>

    <groupId>com.example</groupId>
    <artifactId>my-java-project</artifactId>
    <version>1.0-SNAPSHOT</version>

    <dependencies>
        
        <dependency>
            <groupId>org.flywaydb</groupId>
            <artifactId>flyway-core</artifactId>
            <version>8.0.0</version>
        </dependency>

        
        <dependency>
            <groupId>org.postgresql</groupId>
            <artifactId>postgresql</artifactId>
            <version>42.2.24</version>
        </dependency>
    </dependencies>
</project>
```

## 6. マイグレーションスクリプトの作成

### 6-1. 基本的なスクリプトの書き方

Flywayのマイグレーションファイルは、`Vx__Description.sql`形式で作成され、`db/migration`ディレクトリに配置します。

例: `V1__Create_users_table.sql`

```sql
CREATE TABLE users (
    id SERIAL PRIMARY KEY,
    username VARCHAR(255) NOT NULL,
    created_on TIMESTAMP NOT NULL DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP
);
```

### 6-2. 複数のマイグレーションスクリプトの管理

Flywayは常にバージョン番号でスクリプトを管理します。異なるバージョン番号でマイグレーションを作成することで、複数のバージョンがあっても、それに基づいて適切に実行順を制御します。

## 7. Flywayの操作

### 7-1. コマンドラインからの操作

マイグレーションを実行するには、コマンドラインで以下を使用します。

```shell
flyway -url=jdbc:postgresql://localhost:5432/mydb -user=myuser -password=mypass migrate
```

### 7-2. Javaコードからの操作

Flyway APIを直接Javaプログラムで使用することもできます。

```java
import org.flywaydb.core.Flyway;

public class FlywayExample {
    public static void main(String[] args) {
        Flyway flyway = Flyway.configure()
                .dataSource("jdbc:postgresql://localhost:5432/mydb", "myuser", "mypass")
                .load();

        // データベースマイグレーションの実行
        flyway.migrate();
    }
}
```

## 8. CI/CD環境での自動化

CI/CDパイプラインにFlywayの実行を組み込むことで、自動的に開発環境や本番環境へのデプロイ時にマイグレーションを行うことができます。特定のビルドツールのCI/CD設定に応じて、Flywayのコマンドを組み込むことで実現可能です。

## 9. まとめ

Java 17とFlywayを利用したDBマイグレーションの設定方法を解説しました。Flywayを使うことで、手動でのSQL実行の手間を減らし、データベースの状態を管理できます。導入に際して、プロジェクトの設定やCI/CD環境での適用を考慮すれば、運用がより効率化されるでしょう。Flywayを有効活用し、データベースマイグレーションを簡単に安全かつ確実なものとしましょう。

Java 17 + FlywayでのDBマイグレーション構成方法

1. はじめに

2. 目次

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