# GitHub ActionsからApp Engineへ自動デプロイするCI設定

## 目次
1. はじめに
2. 必要な準備
   2.1 Google Cloud SDKのインストール
   2.2 サービスアカウントの設定
   2.3 GitHub Secretsの設定
3. GitHub Actionsのワークフロー設定
   3.1 `main.yml`ファイルの作成
   3.2 ワークフローの詳細説明
4. デプロイメントの確認
5. 注意点
6. まとめ

## 1. はじめに
GitHub ActionsからGoogle Cloud App Engineに自動デプロイを行う設定について解説します。これにより、コードをプッシュするだけで継続的にデプロイが行われ、効率的な開発フローを実現します。

## 2. 必要な準備

### 2.1 Google Cloud SDKのインストール
まずはローカル環境にGoogle Cloud SDKをインストールし、App Engineを管理するためのコマンドラインツールを利用できるようにします。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 2.2 サービスアカウントの設定
Google Cloud上で、適切な権限を持つサービスアカウントを作成し、そのキーをダウンロードします。このキーはGitHubのSecretsに保存し、Actionsで利用します。

#### サービスアカウント作成手順
1. Google Cloud Consoleにアクセス。
2. [IAMと管理] → [サービスアカウント] → [サービスアカウントを作成]。
3. 必要なロール（例: App Engine管理者）を付与。
4. JSONキーを作成し、ダウンロード。

### 2.3 GitHub Secretsの設定
GitHubリポジトリのSettingsからSecretsを設定します。環境変数`GOOGLE_CREDENTIALS`として、ダウンロードしたサービスアカウントJSONキーの内容をそのまま登録します。

## 3. GitHub Actionsのワークフロー設定

### 3.1 `main.yml`ファイルの作成
リポジトリのルートにある`.github/workflows`ディレクトリに、以下のような`main.yml`を作成します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3.2 ワークフローの詳細説明
- `on.push.branches`: `main`ブランチにプッシュされた時にトリガーされます。
- `jobs.build.runs-on`: GitHubがジョブを実行する環境を指定します。
- `actions/checkout@v2`: リポジトリをチェックアウトします。
- `google-github-actions/setup-gcloud@v1`: Google Cloud SDKをセットアップし、サービスアカウントで認証します。
- `gcloud app deploy app.yaml --quiet`: App Engineにデプロイします。

## 4. デプロイメントの確認
デプロイが成功すると、App Engine上で最新のコードが動作していることを確認できます。URLにアクセスし、アプリケーションが正しく表示されるかをチェックしましょう。

## 5. 注意点
- JSONキーは漏洩しないように、GitHub Secretsに安全に保存してください。
- `app.yaml`の設定が正しいことを確認してからデプロイを行ってください。

## 6. まとめ
GitHub Actionsを使用して、効率的にGoogle Cloud App Engineへ自動デプロイを設定する方法を解説しました。この手法を利用することで、コードの更新が容易に反映されるサイクルを構築でき、開発プロセスを円滑に進行できます。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# GitHub ActionsからApp Engineへ自動デプロイするCI設定

## 目次
1. はじめに
2. 必要な準備
   2.1 Google Cloud SDKのインストール
   2.2 サービスアカウントの設定
   2.3 GitHub Secretsの設定
3. GitHub Actionsのワークフロー設定
   3.1 `main.yml`ファイルの作成
   3.2 ワークフローの詳細説明
4. デプロイメントの確認
5. 注意点
6. まとめ

## 1. はじめに
GitHub ActionsからGoogle Cloud App Engineに自動デプロイを行う設定について解説します。これにより、コードをプッシュするだけで継続的にデプロイが行われ、効率的な開発フローを実現します。

## 2. 必要な準備

### 2.1 Google Cloud SDKのインストール
まずはローカル環境にGoogle Cloud SDKをインストールし、App Engineを管理するためのコマンドラインツールを利用できるようにします。

```bash
curl https://sdk.cloud.google.com | bash
exec -l $SHELL
gcloud init
```

### 2.2 サービスアカウントの設定
Google Cloud上で、適切な権限を持つサービスアカウントを作成し、そのキーをダウンロードします。このキーはGitHubのSecretsに保存し、Actionsで利用します。

#### サービスアカウント作成手順
1. Google Cloud Consoleにアクセス。
2. [IAMと管理] → [サービスアカウント] → [サービスアカウントを作成]。
3. 必要なロール（例: App Engine管理者）を付与。
4. JSONキーを作成し、ダウンロード。

### 2.3 GitHub Secretsの設定
GitHubリポジトリのSettingsからSecretsを設定します。環境変数`GOOGLE_CREDENTIALS`として、ダウンロードしたサービスアカウントJSONキーの内容をそのまま登録します。

## 3. GitHub Actionsのワークフロー設定

### 3.1 `main.yml`ファイルの作成
リポジトリのルートにある`.github/workflows`ディレクトリに、以下のような`main.yml`を作成します。

```yaml
name: Deploy to App Engine

on:
  push:
    branches:
      - main

jobs:
  build:
    runs-on: ubuntu-latest

    steps:
    - name: Check out the code
      uses: actions/checkout@v2

    - name: Set up Cloud SDK
      uses: google-github-actions/setup-gcloud@v1
      with:
        project_id: YOUR_PROJECT_ID
        service_account_key: ${{ secrets.GOOGLE_CREDENTIALS }}

    - name: Deploy to App Engine
      run: |
        gcloud app deploy app.yaml --quiet
```

### 3.2 ワークフローの詳細説明
- `on.push.branches`: `main`ブランチにプッシュされた時にトリガーされます。
- `jobs.build.runs-on`: GitHubがジョブを実行する環境を指定します。
- `actions/checkout@v2`: リポジトリをチェックアウトします。
- `google-github-actions/setup-gcloud@v1`: Google Cloud SDKをセットアップし、サービスアカウントで認証します。
- `gcloud app deploy app.yaml --quiet`: App Engineにデプロイします。

## 4. デプロイメントの確認
デプロイが成功すると、App Engine上で最新のコードが動作していることを確認できます。URLにアクセスし、アプリケーションが正しく表示されるかをチェックしましょう。

## 5. 注意点
- JSONキーは漏洩しないように、GitHub Secretsに安全に保存してください。
- `app.yaml`の設定が正しいことを確認してからデプロイを行ってください。

## 6. まとめ
GitHub Actionsを使用して、効率的にGoogle Cloud App Engineへ自動デプロイを設定する方法を解説しました。この手法を利用することで、コードの更新が容易に反映されるサイクルを構築でき、開発プロセスを円滑に進行できます。 

GitHub ActionsからApp Engineへ自動デプロイするCI設定

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