# GCP Cloud ConsoleからVMインスタンスを作成する手順

## 目次

1. 1-1. はじめに

2. 1-2. GCP Cloud Consoleとは

3. 1-3. VMインスタンス作成の準備

4. 1-4. VMインスタンス作成手順

   - 1-4-1. プロジェクトの選択

   - 1-4-2. コンソールへのアクセス

   - 1-4-3. VMインスタンスの設定

   - 1-4-4. メタデータの追加

   - 1-4-5. ファイアウォールの設定

   - 1-4-6. リソースの確認と作成

5. 1-5. VMインスタンスの管理

6. 1-6. まとめ

## 1-1. はじめに

Google Cloud Platform（GCP）は、Googleが提供するクラウドコンピューティングサービスです。GCP上でのVMインスタンスは、仮想マシンを作成し、それをさまざまな用途に活用できます。この記事では、GCP Cloud Consoleを利用してVMインスタンスを作成する具体的な手順を詳しく解説します。

## 1-2. GCP Cloud Consoleとは

GCP Cloud Consoleは、Google Cloudのサービスをウェブインターフェースで管理するためのツールです。開発者や運用担当者は、このコンソールを通じて、リソースの作成や管理、モニタリングを行うことができます。使いやすさと視覚的な操作性が特徴です。

## 1-3. VMインスタンス作成の準備

VMインスタンス作成の前に、以下の準備を行います。

- **GCPアカウントの作成**: Google Cloudを利用するためには、GCPアカウントが必要です。Googleアカウントでサインアップできます。

- **課金の有効化**: VMインスタンスを立ち上げるには、有効な課金設定が必要です。クレジットカード情報を登録しておく必要があります。

- **プロジェクトの作成**: 各リソースはプロジェクトに所属するため、プロジェクトを作成します。

## 1-4. VMインスタンス作成手順

### 1-4-1. プロジェクトの選択

1. GCP Cloud Consoleにアクセスし、ダッシュボード上部のプロジェクト選択メニューから利用するプロジェクトを選びます。

### 1-4-2. コンソールへのアクセス

1. コンソール左側メニューの「Compute Engine」をクリックし、「VM インスタンス」を選択します。

2. 「VM インスタンスの作成」ボタンをクリックします。

### 1-4-3. VMインスタンスの設定

1. **名前**: インスタンスの名前を入力します（例: my-vm-instance）。

2. **リージョンとゾーン**: リージョンとゾーンを選択します。リージョンは、リソースを配置する地理的な場所を表します（例: us-central1）。

3. **マシンタイプ**: 仮想マシンのリソース（vCPUやメモリ）を選択します。用途に応じて選びます。

4. **OSイメージ**: インスタンスにインストールするオペレーティングシステムを選択します（例: Debian GNU/Linux）。

### 1-4-4. メタデータの追加

1. 必要に応じて、インスタンスメタデータを追加します。これはスクリプトの実行時などに使用できます。

### 1-4-5. ファイアウォールの設定

1. HTTP/HTTPSトラフィックを許可する場合は、必要に応じてチェックボックスにチェックを入れます。

### 1-4-6. リソースの確認と作成

1. 設定を確認後、「作成」ボタンをクリックします。リソースの作成には数分かかります。

## 1-5. VMインスタンスの管理

作成したVMインスタンスは、「Compute Engine」のダッシュボードから開始、停止、再起動、削除が行えます。また、SSHでインスタンスに接続したり、モニタリングツールを使ってリソースの使用状況を監視できます。

## 1-6. まとめ

GCP Cloud Consoleを通じたVMインスタンスの作成手順を解説しました。これにより、仮想マシンの柔軟なスケーリングやオンデマンドのコンピューティングリソースを簡単に利用することができます。GCPの機能を最大限に活用して、効率的なクラウド環境を構築しましょう。

GCP Cloud ConsoleからVMインスタンスを作成する手順

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