# CodeBuildでPythonプロジェクトをビルド・テスト・パッケージ化する方法

## 1. はじめに
AWS CodeBuildは、ソースコードのビルド、テスト、パッケージ化を行うためのフルマネージドなビルドサービスです。このガイドでは、PythonプロジェクトをAWS CodeBuildを使ってビルド、テスト、パッケージ化する方法を具体的な手順を追って説明します。

## 2. 前提条件
- AWSアカウントが必要です。
- S3バケットが作成されていること（ビルドアーティファクトを保存する場合）。
- PythonプロジェクトがGitリポジトリに格納されていること。

## 3. CodeBuildプロジェクトの作成

### 3.1 プロジェクトの設定
1. AWSマネジメントコンソールにログインし、CodeBuildサービスに移動します。
2. 「ビルドプロジェクトを作成」をクリックします。
3. プロジェクト名を入力し、説明を追加します（任意）。

### 3.2 ソースの設定
1. 「ソースプロバイダー」でGitHubやCodeCommitなどを選択し、適切なリポジトリを指定します。
2. ソースバージョン（ブランチ名）を指定します。

### 3.3 環境の設定
1. 「環境イメージ」で「マネージ型イメージ」を選択します。
2. オペレーティングシステムを「Amazon Linux 2」に設定します。
3. ランタイムを「Standard」に設定し、バージョンを選びます。
4. イメージバージョンで「aws/codebuild/amazonlinux2-x86_64-standard:3.0」などのPython 3.x対応のイメージを指定します。

### 3.4 ビルド仕様の設定
1. 「ビルド仕様」を「ビルドプロジェクトに新しいビルド仕様を追加」に設定します。
2. 最小限の構成として、この `buildspec.yml` をプロジェクトのルートに追加します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4. ビルドとテストの実行

### 4.1 ビルドの実行
1. CodeBuildプロジェクトの作成が完了したら、「開始」ボタンをクリックします。
2. ビルドが開始され、プロジェクトのビルド、テスト、パッケージ化が行われます。

### 4.2 ビルド結果の確認
1. 「ビルド履歴」を確認し、ステータスが「成功」と表示されていることを確認します。
2. 必要に応じてビルドの詳細を確認し、ログをチェックします。

## 5. アーティファクトの保存
- 上述の`buildspec.yml`内の`artifacts`セクションで生成された成果物をS3に保存する設定があります。ビルドした成果物を外部に保存する場合はここで指定するS3バケットを設定してください。

## 6. まとめ
このガイドでは、AWS CodeBuildを使ってPythonプロジェクトをビルド、テスト、パッケージ化する方法を説明しました。CodeBuildを利用することで、自動ビルド環境を簡単に構築でき、継続的インテグレーション/デリバリーのプロセスを効率化できます。構成をカスタマイズして、プロジェクトに最適なビルドプロセスを構築してみてください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# CodeBuildでPythonプロジェクトをビルド・テスト・パッケージ化する方法

## 1. はじめに
AWS CodeBuildは、ソースコードのビルド、テスト、パッケージ化を行うためのフルマネージドなビルドサービスです。このガイドでは、PythonプロジェクトをAWS CodeBuildを使ってビルド、テスト、パッケージ化する方法を具体的な手順を追って説明します。

## 2. 前提条件
- AWSアカウントが必要です。
- S3バケットが作成されていること（ビルドアーティファクトを保存する場合）。
- PythonプロジェクトがGitリポジトリに格納されていること。

## 3. CodeBuildプロジェクトの作成

### 3.1 プロジェクトの設定
1. AWSマネジメントコンソールにログインし、CodeBuildサービスに移動します。
2. 「ビルドプロジェクトを作成」をクリックします。
3. プロジェクト名を入力し、説明を追加します（任意）。

### 3.2 ソースの設定
1. 「ソースプロバイダー」でGitHubやCodeCommitなどを選択し、適切なリポジトリを指定します。
2. ソースバージョン（ブランチ名）を指定します。

### 3.3 環境の設定
1. 「環境イメージ」で「マネージ型イメージ」を選択します。
2. オペレーティングシステムを「Amazon Linux 2」に設定します。
3. ランタイムを「Standard」に設定し、バージョンを選びます。
4. イメージバージョンで「aws/codebuild/amazonlinux2-x86_64-standard:3.0」などのPython 3.x対応のイメージを指定します。

### 3.4 ビルド仕様の設定
1. 「ビルド仕様」を「ビルドプロジェクトに新しいビルド仕様を追加」に設定します。
2. 最小限の構成として、この `buildspec.yml` をプロジェクトのルートに追加します。

```yaml
version: 0.2

phases:
  install:
    runtime-versions:
      python: 3.x
    commands:
      - pip install -r requirements.txt
      
  build:
    commands:
      - echo Build started on `date`
      - python setup.py build

  post_build:
    commands:
      - echo Build completed on `date`
      - pytest tests/

artifacts:
  files:
    - '**/*'
  discard-paths: yes
  base-directory: dist
```

## 4. ビルドとテストの実行

### 4.1 ビルドの実行
1. CodeBuildプロジェクトの作成が完了したら、「開始」ボタンをクリックします。
2. ビルドが開始され、プロジェクトのビルド、テスト、パッケージ化が行われます。

### 4.2 ビルド結果の確認
1. 「ビルド履歴」を確認し、ステータスが「成功」と表示されていることを確認します。
2. 必要に応じてビルドの詳細を確認し、ログをチェックします。

## 5. アーティファクトの保存
- 上述の`buildspec.yml`内の`artifacts`セクションで生成された成果物をS3に保存する設定があります。ビルドした成果物を外部に保存する場合はここで指定するS3バケットを設定してください。

## 6. まとめ
このガイドでは、AWS CodeBuildを使ってPythonプロジェクトをビルド、テスト、パッケージ化する方法を説明しました。CodeBuildを利用することで、自動ビルド環境を簡単に構築でき、継続的インテグレーション/デリバリーのプロセスを効率化できます。構成をカスタマイズして、プロジェクトに最適なビルドプロセスを構築してみてください。 

CodeBuildでPythonプロジェクトをビルド・テスト・パッケージ化する方法

1. はじめに

2. 前提条

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