# AWS AmplifyでSSO（シングルサインオン）を構築する（SAML連携）

## 目次
1. はじめに
2. 必要な準備
   1. AWS Amplifyのセットアップ
   2. AWS IAMの設定
   3. IdPの準備
3. SAMLプロバイダの設定
   1. SAMLメタデータの取得
   2. IAMでのSAMLプロバイダの作成
4. SSO設定の構築
   1. IAMロールの作成
   2. AWS Amplifyでの統合
5. セキュリティの考慮
6. テストとデバッグ
7. まとめ

## 1. はじめに
AWS Amplifyは、フロントエンドウェブおよびモバイルアプリの開発を迅速に進めるための強力なプラットフォームです。その中で、企業利用の際にはシングルサインオン（SSO）が重要な役割を果たします。本記事では、AWS Amplifyを使用し、SAMLを介してSSOを実現する手順を詳しく説明します。

## 2. 必要な準備
### 2.1 AWS Amplifyのセットアップ
最初に、AWS Amplifyプロジェクトを設定します。すでにプロジェクトがある場合は、次のステップに進んでください。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 2.2 AWS IAMの設定
IAM（Identity and Access Management）は、AWSのセキュリティ管理の中心です。これを設定して、SAMLプロバイダを追加できるようにします。

### 2.3 IdPの準備
別途IdP（Identity Provider）が必要です。OktaやAzure ADなど、SAMLをサポートするIdPを選定して設定し、後でAWSと統合します。

## 3. SAMLプロバイダの設定
### 3.1 SAMLメタデータの取得
IdP管理画面から、SAMLメタデータXMLをダウンロードします。このデータはAWSにプロバイダを追加するために必要です。

### 3.2 IAMでのSAMLプロバイダの作成
1. AWS管理コンソールに移動し、IAMサービスを選択。
2. 左のメニューから「IDプロバイダ」を選び、「プロバイダを追加」をクリック。
3. 「プロバイダ名」に一意な名前を入力し、「タイプ」にSAMLを選択。
4. 先ほどダウンロードしたメタデータファイルをアップロードして設定を完了します。

## 4. SSO設定の構築
### 4.1 IAMロールの作成
1. IAMから「ロールの作成」を選択。
2. SAML 2.0フェデレーションを選び、3.1で設定したプロバイダを選択。
3. IdPから返されるSAMLアサーションに基づき、このロールに適切な権限を付与する。

### 4.2 AWS Amplifyでの統合
Amplify設定ファイルを編集し、SSOで使用するIAMロールの情報を追加します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. セキュリティの考慮
SSOを運用するにあたり、セキュリティ設定を強化する必要があります。IAMポリシーの設定を見直し、不必要な権限が付与されていないか確認しましょう。

## 6. テストとデバッグ
実装が完了したら、実際にログイン動作をテストして問題がないか確認します。AWS CloudWatchなどでログを監視し、適切に動作しているか検証します。

## 7. まとめ
AWS AmplifyでSSOをSAML連携で実装するための基本的な手順を説明しました。SAMLとAWS IAMをうまく活用することで、組織内でのセキュリティとユーザビリティが向上します。各ステップで設定を慎重に行い、セキュリティを確保しながら統合を進めましょう。

このガイドが、あなたのアプリケーションにSSOを導入するためのお役に立てば幸いです。[cv:issue_marketplace_engineer] [cv:issue_marketplace_engineer]

# AWS AmplifyでSSO（シングルサインオン）を構築する（SAML連携）

## 目次
1. はじめに
2. 必要な準備
   1. AWS Amplifyのセットアップ
   2. AWS IAMの設定
   3. IdPの準備
3. SAMLプロバイダの設定
   1. SAMLメタデータの取得
   2. IAMでのSAMLプロバイダの作成
4. SSO設定の構築
   1. IAMロールの作成
   2. AWS Amplifyでの統合
5. セキュリティの考慮
6. テストとデバッグ
7. まとめ

## 1. はじめに
AWS Amplifyは、フロントエンドウェブおよびモバイルアプリの開発を迅速に進めるための強力なプラットフォームです。その中で、企業利用の際にはシングルサインオン（SSO）が重要な役割を果たします。本記事では、AWS Amplifyを使用し、SAMLを介してSSOを実現する手順を詳しく説明します。

## 2. 必要な準備
### 2.1 AWS Amplifyのセットアップ
最初に、AWS Amplifyプロジェクトを設定します。すでにプロジェクトがある場合は、次のステップに進んでください。

```bash
# AWS Amplify CLIのインストール
npm install -g @aws-amplify/cli

# プロジェクト初期化
amplify init
```

### 2.2 AWS IAMの設定
IAM（Identity and Access Management）は、AWSのセキュリティ管理の中心です。これを設定して、SAMLプロバイダを追加できるようにします。

### 2.3 IdPの準備
別途IdP（Identity Provider）が必要です。OktaやAzure ADなど、SAMLをサポートするIdPを選定して設定し、後でAWSと統合します。

## 3. SAMLプロバイダの設定
### 3.1 SAMLメタデータの取得
IdP管理画面から、SAMLメタデータXMLをダウンロードします。このデータはAWSにプロバイダを追加するために必要です。

### 3.2 IAMでのSAMLプロバイダの作成
1. AWS管理コンソールに移動し、IAMサービスを選択。
2. 左のメニューから「IDプロバイダ」を選び、「プロバイダを追加」をクリック。
3. 「プロバイダ名」に一意な名前を入力し、「タイプ」にSAMLを選択。
4. 先ほどダウンロードしたメタデータファイルをアップロードして設定を完了します。

## 4. SSO設定の構築
### 4.1 IAMロールの作成
1. IAMから「ロールの作成」を選択。
2. SAML 2.0フェデレーションを選び、3.1で設定したプロバイダを選択。
3. IdPから返されるSAMLアサーションに基づき、このロールに適切な権限を付与する。

### 4.2 AWS Amplifyでの統合
Amplify設定ファイルを編集し、SSOで使用するIAMロールの情報を追加します。

```yaml
# amplify/backend/auth/<auth-resource-name>/parameters.json
{
  "IdentityPoolId": "us-east-1:example-identity-pool-id",
  "UserPoolId": "us-east-1_example",
  "WebClientId": "examplewebclientid"
}
```

## 5. セキュリティの考慮
SSOを運用するにあたり、セキュリティ設定を強化する必要があります。IAMポリシーの設定を見直し、不必要な権限が付与されていないか確認しましょう。

## 6. テストとデバッグ
実装が完了したら、実際にログイン動作をテストして問題がないか確認します。AWS CloudWatchなどでログを監視し、適切に動作しているか検証します。

## 7. まとめ
AWS AmplifyでSSOをSAML連携で実装するための基本的な手順を説明しました。SAMLとAWS IAMをうまく活用することで、組織内でのセキュリティとユーザビリティが向上します。各ステップで設定を慎重に行い、セキュリティを確保しながら統合を進めましょう。

このガイドが、あなたのアプリケーションにSSOを導入するためのお役に立てば幸いです。 

AWS AmplifyでSSO（シングルサインオン）を構築する（SAML連携）

目次

続きを読むには単価診断を受けてください（30秒）