## 目次
1. はじめに
2. History API fallbackとは
3. Nginxの基本的な設定
4. SPAアプリにおける設定方法
   1. Nginx構成ファイルを編集
   2. プロキシ設定の適用
5. 注意点
6. まとめ

## 1. はじめに
Single Page Application (SPA)は、動的にコンテンツを更新し、コンテンツをユーザーに即座に提供するため、通常のページリロードを最小限に抑える設計が施されています。特に、クライアント側のルーティングを使用する際、必要となるのがHistory API fallbackです。この設定をNginxで行うことで、SPAが正しくURLを処理できるようにします。

## 2. History API fallbackとは
History API fallbackは、クライアントサイドルーティングにおいてルートがサーバー上で見つからなかった場合に、代わりに`index.html`を提供するという方法です。これにより、どのURLにアクセスしてもSPAの起点となるファイルを配信することができます。

## 3. Nginxの基本的な設定
Nginxは高性能なHTTPサーバーで、リバースプロキシ、ロードバランサとして一般的に使用されます。基本的な構成例として、`nginx.conf`ファイルや特定のサイトの設定ファイルが使用されます。

## 4. SPAアプリにおける設定方法

### 4.1 Nginx構成ファイルを編集
Nginxの設定ファイルを開き、適切なブロックに条件を追加します。この例ではルートディレクトリが`/usr/share/nginx/html`であると仮定しています。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4.2 プロキシ設定の適用
もしバックエンドAPIを使用している場合は、別の`location`ブロックを設定してリクエストをリバースプロキシします。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. 注意点
- `try_files`ディレクティブを使用することでリクエストが見つからない場合、`index.html`を提供します。
- 適切なファイルとディレクトリに権限を設定してください。
- 設定変更後は、`nginx -s reload`でNginxを再起動し、新しい設定を適用してください。

## 6. まとめ
NginxでのHistory API fallback設定は、SPAアプリケーションにとって重要な機能です。この設定を通じて、ユーザーはどのURLからでも適切にSPAのエントリポイントにアクセスできるようになります。確実な設定によって、エンドユーザーにシームレスな体験を提供しましょう。 [cv:issue_marketplace_engineer]

## 目次
1. はじめに
2. History API fallbackとは
3. Nginxの基本的な設定
4. SPAアプリにおける設定方法
   1. Nginx構成ファイルを編集
   2. プロキシ設定の適用
5. 注意点
6. まとめ

## 1. はじめに
Single Page Application (SPA)は、動的にコンテンツを更新し、コンテンツをユーザーに即座に提供するため、通常のページリロードを最小限に抑える設計が施されています。特に、クライアント側のルーティングを使用する際、必要となるのがHistory API fallbackです。この設定をNginxで行うことで、SPAが正しくURLを処理できるようにします。

## 2. History API fallbackとは
History API fallbackは、クライアントサイドルーティングにおいてルートがサーバー上で見つからなかった場合に、代わりに`index.html`を提供するという方法です。これにより、どのURLにアクセスしてもSPAの起点となるファイルを配信することができます。

## 3. Nginxの基本的な設定
Nginxは高性能なHTTPサーバーで、リバースプロキシ、ロードバランサとして一般的に使用されます。基本的な構成例として、`nginx.conf`ファイルや特定のサイトの設定ファイルが使用されます。

## 4. SPAアプリにおける設定方法

### 4.1 Nginx構成ファイルを編集
Nginxの設定ファイルを開き、適切なブロックに条件を追加します。この例ではルートディレクトリが`/usr/share/nginx/html`であると仮定しています。

```nginx
server {
    listen 80;
    server_name example.com;

    location / {
        root /usr/share/nginx/html;
        try_files $uri $uri/ /index.html;
    }

    location /api {
        proxy_pass http://backend_service;
    }
}
```

### 4.2 プロキシ設定の適用
もしバックエンドAPIを使用している場合は、別の`location`ブロックを設定してリクエストをリバースプロキシします。

```nginx
location /api {
    proxy_pass http://backend;
    proxy_set_header Host $host;
    proxy_set_header X-Real-IP $remote_addr;
    proxy_set_header X-Forwarded-For $proxy_add_x_forwarded_for;
    proxy_set_header X-Forwarded-Proto $scheme;
}
```

## 5. 注意点
- `try_files`ディレクティブを使用することでリクエストが見つからない場合、`index.html`を提供します。
- 適切なファイルとディレクトリに権限を設定してください。
- 設定変更後は、`nginx -s reload`でNginxを再起動し、新しい設定を適用してください。

## 6. まとめ
NginxでのHistory API fallback設定は、SPAアプリケーションにとって重要な機能です。この設定を通じて、ユーザーはどのURLからでも適切にSPAのエントリポイントにアクセスできるようになります。確実な設定によって、エンドユーザーにシームレスな体験を提供しましょう。 

目次

1. はじめに

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