# GCP Cloud Consoleで支払い履歴と請求レポートを確認する手順

## 目次

1. はじめに

2. GCP Cloud Consoleへのアクセス

3. 支払い履歴を確認する手順

   1. ナビゲーションメニューの使用

   2. 適切なプロジェクトの選択

   3. 支払い履歴の表示

4. 請求レポートを確認する手順

   1. 請求レポートの概要

   2. レポートのカスタマイズとエクスポート

5. まとめ

## 1. はじめに

Google Cloud Platform (GCP) は、強力なクラウドサービスを提供するプラットフォームです。GCPユーザーは、リソースの使用に伴う費用を管理し、理解するために、GCPのCloud Consoleを通じて支払い履歴や請求レポートを確認することが重要です。本記事では、その手順について具体的に解説します。

## 2. GCP Cloud Consoleへのアクセス

GCPのサービスを利用するには、まずCloud Consoleにアクセスする必要があります。以下の手順で進めます。

- ウェブブラウザを開き、[Google Cloud Console](https://console.cloud.google.com/)にアクセスします。

- Googleアカウントでログインを行います。このアカウントはあなたのGCPプロジェクトと関連付けられている必要があります。

## 3. 支払い履歴を確認する手順

支払い履歴の確認は、過去の取引を把握するために重要です。以下の手順で支払い履歴を確認することができます。

### 3-1. ナビゲーションメニューの使用

1. Cloud Consoleの左上にあるハンバーガーメニュー（三本線アイコン）をクリックしてナビゲーションメニューを開きます。

2. 「課金」をクリックします。ここから「請求書と設定」または「支払い履歴」を選択できます。

### 3-2. 適切なプロジェクトの選択

1. ナビゲーションバーの上部で現在選択されているプロジェクトを確認します。

2. 必要であれば、ドロップダウンメニューから目的のプロジェクトを選択します。

### 3-3. 支払い履歴の表示

1. 「支払い履歴」を選択すると、過去の支払い取引の詳細が表示されます。

2. 各取引の詳細には、日付、取引タイプ、金額、ならびに取引が成功したかどうかが含まれます。

## 4. 請求レポートを確認する手順

請求レポートには、リソースごとの料金の内訳が記載されています。これにより、どのサービスがどの程度使用されているかを詳しく確認できます。

### 4-1. 請求レポートの概要

1. 「請求書と設定」のセクションから、「請求レポート」を選択します。

2. ここでは、現在の月と過去数ヶ月の請求状況を確認できます。

3. 請求レポートには、サービスごとの消費金額の内訳が表形式で表示されます。

### 4-2. レポートのカスタマイズとエクスポート

1. レポートの表示方法をカスタマイズするには、フィルタオプションを使用します。

   - 期間の選択（過去30日、月単位など）

   - 具体的なプロジェクトやアカウントでの絞り込み

2. 必要に応じて、「エクスポート」ボタンを使用してCSV形式でレポートをダウンロードします。これにより、ローカルで保存し、さらなる分析に利用できるようになります。

## 5. まとめ

GCP Cloud Consoleを使用することで、簡単に支払い履歴と請求レポートを確認することができます。これにより、各サービスの使用状況を把握し、コストの最適化を図るためのヒントを得ることが可能になります。定期的に確認することを心掛け、予期せぬ請求や不正使用を未然に防ぎましょう。

GCP Cloud Consoleで支払い履歴と請求レポートを確認する手順

目次

続きを読むには単価診断を受けてください（30秒）