# NestJSとTypeORMでバックエンド認証APIを構築する手順

## 目次
1. はじめに
2. 開発環境のセットアップ
   1. Node.jsとNestJSのインストール
   2. 新規NestJSプロジェクトの作成
3. TypeORMの設定とデータベース接続
   1. TypeORMのインストール
   2. データベースの設定
4. ユーザーモジュールと認証サービスの作成
   1. エンティティの定義
   2. ユーザーサービスのセットアップ
5. 認証機能の実装
   1. JWTを使用した認証の設定
   2. ログインと登録機能の実装
6. APIエンドポイントの設定
   1. 認証エンドポイントの作成
   2. エンドポイントのテスト
7. まとめ

## 1. はじめに
NestJSは、Node.jsのための急速に成長しているフレームワークで、拡張性と開発の効率を重視しています。このガイドでは、NestJSとTypeORMを用いてバックエンドの認証APIを構築する方法について詳しく解説します。主なトピックとしては、JWTによる認証、データベースとの接続、ユーザー登録とログイン処理の実装方法があります。

## 2. 開発環境のセットアップ

### 2.1 Node.jsとNestJSのインストール
NestJSはNode.jsの上に構築されているため、まずNode.jsをインストールします。

公式サイトから[Node.js](https://nodejs.org/)をインストールします。LTSバージョンを推奨します。

そして、NestJS CLIをグローバルにインストールします。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 2.2 新規NestJSプロジェクトの作成
NestJS CLIを使用して、新しいプロジェクトを作成します。

![img](/mosaic-code.jpg)

プロジェクトディレクトリに移動し、開発サーバーを起動して、セットアップが正しく行われたことを確認します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 3. TypeORMの設定とデータベース接続

### 3.1 TypeORMのインストール
TypeORMと必要なパッケージをインストールします。ここではPostgreSQLを使用しますが、他のデータベースも使用できます。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3.2 データベースの設定
`src/app.module.ts`を開き、TypeORMの設定を追加します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4. ユーザーモジュールと認証サービスの作成

### 4.1 エンティティの定義
ユーザーエンティティを定義し、データベースにユーザー情報を保存できるようにします。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4.2 ユーザーサービスのセットアップ
ユーザー関連のビジネスロジックを処理するためにサービスを作成します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. 認証機能の実装

### 5.1 JWTを使用した認証の設定
JWTを使用するためのパッケージをインストールします。

![img](/mosaic-code.jpg)

認証サービスを作成し、トークンの生成と検証を行います。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 5.2 ログインと登録機能の実装
認証用のコントローラーを作成し、エンドポイントを定義します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 6. APIエンドポイントの設定

### 6.1 認証エンドポイントの作成
上記のコードで定義したように、`register`と`login`のエンドポイントを作成し、ユーザーが登録やログインを行えるようにします。

### 6.2 エンドポイントのテスト
Postmanやcurlなどを使用して、エンドポイントに対してHTTPリクエストを送り、動作を確認します。

![img](/mosaic-code.jpg)

![img](/mosaic-code.jpg)

## 7. まとめ
以上の手順で、NestJSとTypeORMを使用したシンプルな認証APIを構築することができました。この構成を基に、さらに認証ロジックを拡張して、メール検証やパスワードリセット機能などを追加することが可能です。さらに、このアーキテクチャはスケーラブルかつ保守性が高いため、将来的な機能追加にも柔軟に対応できます。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# NestJSとTypeORMでバックエンド認証APIを構築する手順

## 目次
1. はじめに
2. 開発環境のセットアップ
   1. Node.jsとNestJSのインストール
   2. 新規NestJSプロジェクトの作成
3. TypeORMの設定とデータベース接続
   1. TypeORMのインストール
   2. データベースの設定
4. ユーザーモジュールと認証サービスの作成
   1. エンティティの定義
   2. ユーザーサービスのセットアップ
5. 認証機能の実装
   1. JWTを使用した認証の設定
   2. ログインと登録機能の実装
6. APIエンドポイントの設定
   1. 認証エンドポイントの作成
   2. エンドポイントのテスト
7. まとめ

## 1. はじめに
NestJSは、Node.jsのための急速に成長しているフレームワークで、拡張性と開発の効率を重視しています。このガイドでは、NestJSとTypeORMを用いてバックエンドの認証APIを構築する方法について詳しく解説します。主なトピックとしては、JWTによる認証、データベースとの接続、ユーザー登録とログイン処理の実装方法があります。

## 2. 開発環境のセットアップ

### 2.1 Node.jsとNestJSのインストール
NestJSはNode.jsの上に構築されているため、まずNode.jsをインストールします。

公式サイトから[Node.js](https://nodejs.org/)をインストールします。LTSバージョンを推奨します。

そして、NestJS CLIをグローバルにインストールします。

```bash
npm install -g @nestjs/cli
```

### 2.2 新規NestJSプロジェクトの作成
NestJS CLIを使用して、新しいプロジェクトを作成します。

```bash
nest new my-auth-api
```

プロジェクトディレクトリに移動し、開発サーバーを起動して、セットアップが正しく行われたことを確認します。

```bash
cd my-auth-api
npm run start:dev
```

## 3. TypeORMの設定とデータベース接続

### 3.1 TypeORMのインストール
TypeORMと必要なパッケージをインストールします。ここではPostgreSQLを使用しますが、他のデータベースも使用できます。

```bash
npm install @nestjs/typeorm typeorm pg
```

### 3.2 データベースの設定
`src/app.module.ts`を開き、TypeORMの設定を追加します。

```typescript
import { Module } from '@nestjs/common';
import { TypeOrmModule } from '@nestjs/typeorm';
import { UserModule } from './user/user.module';

@Module({
  imports: [
    TypeOrmModule.forRoot({
      type: 'postgres',
      host: 'localhost',
      port: 5432,
      username: 'yourUsername',
      password: 'yourPassword',
      database: 'my_auth_api',
      entities: [__dirname + '/**/*.entity{.ts,.js}'],
      synchronize: true,
    }),
    UserModule,
  ],
})
export class AppModule {}
```

## 4. ユーザーモジュールと認証サービスの作成

### 4.1 エンティティの定義
ユーザーエンティティを定義し、データベースにユーザー情報を保存できるようにします。

```typescript
import { Entity, Column, PrimaryGeneratedColumn } from 'typeorm';

@Entity()
export class User {
  @PrimaryGeneratedColumn()
  id: number;

  @Column({ unique: true })
  email: string;

  @Column()
  password: string;
}
```

### 4.2 ユーザーサービスのセットアップ
ユーザー関連のビジネスロジックを処理するためにサービスを作成します。

```typescript
import { Injectable } from '@nestjs/common';
import { InjectRepository } from '@nestjs/typeorm';
import { Repository } from 'typeorm';
import { User } from './user.entity';

@Injectable()
export class UserService {
  constructor(
    @InjectRepository(User) private usersRepository: Repository<User>,
  ) {}

  async findAll(): Promise<User[]> {
    return this.usersRepository.find();
  }

  async findOneByEmail(email: string): Promise<User | undefined> {
    return this.usersRepository.findOne({ where: { email } });
  }

  async createUser(email: string, password: string): Promise<User> {
    const user = this.usersRepository.create({ email, password });
    return this.usersRepository.save(user);
  }
}
```

## 5. 認証機能の実装

### 5.1 JWTを使用した認証の設定
JWTを使用するためのパッケージをインストールします。

```bash
npm install @nestjs/jwt passport-jwt
npm install --save-dev @types/passport-jwt
```

認証サービスを作成し、トークンの生成と検証を行います。

```typescript
import { Injectable } from '@nestjs/common';
import { JwtService } from '@nestjs/jwt';
import { UserService } from './user.service';
import { User } from './user.entity';

@Injectable()
export class AuthService {
  constructor(
    private usersService: UserService,
    private jwtService: JwtService,
  ) {}

  async validateUser(email: string, password: string): Promise<any> {
    const user = await this.usersService.findOneByEmail(email);
    if (user && user.password === password) {
      const { password, ...result } = user;
      return result;
    }
    return null;
  }

  async login(user: User) {
    const payload = { username: user.email, sub: user.id };
    return {
      access_token: this.jwtService.sign(payload),
    };
  }
}
```

### 5.2 ログインと登録機能の実装
認証用のコントローラーを作成し、エンドポイントを定義します。

```typescript
import { Controller, Post, Body } from '@nestjs/common';
import { AuthService } from './auth.service';
import { UserService } from './user.service';

@Controller('auth')
export class AuthController {
  constructor(
    private authService: AuthService,
    private userService: UserService,
  ) {}

  @Post('register')
  async register(@Body() body) {
    const user = await this.userService.createUser(body.email, body.password);
    return this.authService.login(user);
  }

  @Post('login')
  async login(@Body() body) {
    const user = await this.authService.validateUser(body.email, body.password);
    if (user) {
      return this.authService.login(user);
    }
    return { message: 'Invalid credentials' };
  }
}
```

## 6. APIエンドポイントの設定

### 6.1 認証エンドポイントの作成
上記のコードで定義したように、`register`と`login`のエンドポイントを作成し、ユーザーが登録やログインを行えるようにします。

### 6.2 エンドポイントのテスト
Postmanやcurlなどを使用して、エンドポイントに対してHTTPリクエストを送り、動作を確認します。

```bash
curl -X POST http://localhost:3000/auth/register \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{"email": "test@example.com", "password": "123456"}'
```

```bash
curl -X POST http://localhost:3000/auth/login \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{"email": "test@example.com", "password": "123456"}'
```

## 7. まとめ
以上の手順で、NestJSとTypeORMを使用したシンプルな認証APIを構築することができました。この構成を基に、さらに認証ロジックを拡張して、メール検証やパスワードリセット機能などを追加することが可能です。さらに、このアーキテクチャはスケーラブルかつ保守性が高いため、将来的な機能追加にも柔軟に対応できます。 [![image](https://firebasestorage.googleapis.com/v0/b/issue-pro-42602.appspot.com/o/topics%2F17fa658b-53c7-4ca0-a28b-e588ed1bd371?alt=media&token=2c00afff-85ff-4428-8d15-696ab676dcb0)](https://i-ssue.com/lp/check_salary)

NestJSとTypeORMでバックエンド認証APIを構築する手順

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