Supabase × GitHub ActionsでCI/CD構築

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2025年04月12日 16:25

Supabase × GitHub ActionsでCI/CD構築

目次

  1. はじめに
  2. Supabaseの概要
  3. GitHub Actionsの概要
  4. SupabaseとGitHub Actionsの統合
    1. 必要な前提条件
    2. Supabaseの設定
    3. GitHubリポジトリの設定
  5. CI/CDワークフローの構築
    1. ワークフローの基本構造
    2. Supabase CLIのセットアップ
    3. ワークフローファイルの作成
  6. 実践: デプロイパイプラインの作成
    1. バージョン管理と自動デプロイ
    2. エラーハンドリングと通知
  7. まとめ
  8. 付録: よくある質問とトラブルシューティング

1. はじめに

近年、クラウドインフラの普及により、継続的インテグレーション(CI)および継続的デプロイメント(CD)の需要が高まっています。本記事では、SupabaseGitHub Actionsを使用して、効率的なCI/CDパイプラインを構築する方法を解説します。

2. Supabaseの概要

Supabaseは、オープンソースのFirebaseの代替サービスとして、リアルタイムデータベースや認証、ストレージ機能を提供します。PostgreSQLをベースにしており、SQLの豊富な機能を活用することができます。

3. GitHub Actionsの概要

GitHub ActionsはGitHubによって提供される自動化プラットフォームで、ビルド、テスト、デプロイメントのプロセスを自動化します。リポジトリ内にワークフローファイルを定義することで、さまざまなトリガーイベントに応じたアクションを実行できます。

4. SupabaseとGitHub Actionsの統合

4.1 必要な前提条件

  • GitHubアカウントとリポジトリ
  • Supabaseプロジェクト
  • Supabase CLIのインストール

4.2 Supabaseの設定

Supabaseプロジェクト内で必要なデータベースや機能を設定します。APIキーやデータベースURLはGitHub Secretsに保管します。

4.3 GitHubリポジトリの設定

GitHubリポジトリにSupabase APIキーを設定します。これは、リポジトリの「Settings」>「Secrets」で設定できます。

5. CI/CDワークフローの構築

5.1 ワークフローの基本構造

GitHubリポジトリの.github/workflowsディレクトリに新規ファイルを作成します(例:ci_cd_pipeline.yml)。以下に基本構造を示します:

img

5.2 Supabase CLIのセットアップ

Supabase CLIを使って、手軽にプロジェクトをローカル環境から操作することができます。公式のGitHub ActionsでCLIのセットアップもサポートされています。

5.3 ワークフローファイルの作成

上記のYAMLファイルを用いて、ci_cd_pipeline.ymlを作成します。このファイル内では、リポジトリへのコードプッシュがトリガーとなり、自動的にSupabaseにデプロイします。

6. 実践: デプロイパイプラインの作成

6.1 バージョン管理と自動デプロイ

Supabaseに必要なスキーマ変更や設定をSupabase CLIを通してバージョン管理します。スキーマの変更は、マイグレーションファイルとして保存され、GitHub Actionsで自動的に適用されます。

6.2 エラーハンドリングと通知

デプロイのステータスやエラーをSlackやEmailで通知する設定を追加することで、リアルタイムにデプロイ状況を把握できます。以下のコード例ではSlack通知を実装します:

img

7. まとめ

SupabaseとGitHub Actionsを組み合わせたCI/CD構築は、作業の効率化を大幅に向上させます。自動化されたデプロイメントは、開発サイクルを短縮し、エラーを削減します。ぜひこのワークフローを活用して、より改善した開発プロセスを実現しましょう。

8. 付録: よくある質問とトラブルシューティング

  • Q: Supabase CLIで認証エラーが発生する

    • A: APIキーやURLが正しく設定されていることを確認してください。
  • Q: GitHub Actionsが途中で失敗する

    • A: エラーログを確認し、不足している依存関係や権限設定を見直してください。

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