# 目次

1. 1-1 はじめに

2. 1-2 JavaとMyBatisの概要

3. 1-3 外部APIとは

4. 1-4 MyBatisの設定と準備

   - 1-4-1 Maven依存関係の追加

   - 1-4-2 MyBatis設定ファイルの作成

5. 1-5 APIコールの実装

   - 1-5-1 HTTPクライアントの選択

   - 1-5-2 APIコールの実装

6. 1-6 APIデータのパース

7. 1-7 データベースへの保存方法

   - 1-7-1 データベーステーブルの準備

   - 1-7-2 MyBatisマッパーの作成

8. 1-8 まとめ

# 1-1 はじめに

システム開発において、外部APIからデータを取得し、そのデータをデータベースに保存するシナリオはよくあります。本記事では、JavaとMyBatisを使用して外部APIの結果をデータベースに保存する方法をご紹介します。ステップバイステップで具体的なコード例を交えながら説明していきます。

# 1-2 JavaとMyBatisの概要

Javaは、幅広く利用されているプログラミング言語で、MyBatisはその上で動作するオブジェクト関係マッピング（ORM）フレームワークです。MyBatisは、SQLを直接記述しながらも、マッピングを行うことでプログラムとのデータアクセスを簡素化する柔軟性があります。

# 1-3 外部APIとは

外部APIは、別のサービスやプラットフォームが提供する機能やデータを自分のアプリケーションから利用できるようにする仕組みです。RESTfulなAPIが一般的で、HTTPメソッドを通じてデータの操作を行います。

# 1-4 MyBatisの設定と準備

JavaでMyBatisを利用するための基本的な設定を行います。

## 1-4-1 Maven依存関係の追加

Mavenプロジェクトの`pom.xml`に以下の依存関係を追加します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 1-4-2 MyBatis設定ファイルの作成

`mybatis-config.xml`という名前でMyBatisの設定ファイルを作成します。

![img](/mosaic-code.jpg)

# 1-5 APIコールの実装

外部APIを呼び出すためのHTTPクライアントを用意し、APIコールを実装します。

## 1-5-1 HTTPクライアントの選択

Apache HttpClientを使用するのが一般的です。このライブラリはシンプルかつ強力なHTTPクライアントを提供します。

## 1-5-2 APIコールの実装

ここでは、Apache HttpClientを使ってAPIリクエストを行います。

![img](/mosaic-code.jpg)

# 1-6 APIデータのパース

取得したAPIデータは通常JSON形式です。これをJavaオブジェクトへとパースします。`Jackson`ライブラリなどを用いると便利です。

![img](/mosaic-code.jpg)

# 1-7 データベースへの保存方法

APIからパースしたデータをデータベースに保存します。

## 1-7-1 データベーステーブルの準備

次のようなデータベーステーブルを準備します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 1-7-2 MyBatisマッパーの作成

テーブルにデータを挿入するためのMyBatisマッパーを作成します。

`ApiDataMapper.xml`

![img](/mosaic-code.jpg)

`ApiDataMapper.java`

![img](/mosaic-code.jpg)

# 1-8 まとめ

本記事では、Javaの環境においてMyBatisを使用して外部APIのデータをデータベースに保存する方法を具体例と共に説明しました。このプロセスを理解することで、スムーズにAPIデータの管理が可能になります。各ステップで使用するツールやライブラリは開発環境や要件に合わせて選定してください。また、データの永続化を考慮したエラーハンドリングやトランザクション管理も実際の実装においては考慮が必要です。

# 目次

1. 1-1 はじめに

2. 1-2 JavaとMyBatisの概要

3. 1-3 外部APIとは

4. 1-4 MyBatisの設定と準備

   - 1-4-1 Maven依存関係の追加

   - 1-4-2 MyBatis設定ファイルの作成

5. 1-5 APIコールの実装

   - 1-5-1 HTTPクライアントの選択

   - 1-5-2 APIコールの実装

6. 1-6 APIデータのパース

7. 1-7 データベースへの保存方法

   - 1-7-1 データベーステーブルの準備

   - 1-7-2 MyBatisマッパーの作成

8. 1-8 まとめ

# 1-1 はじめに

システム開発において、外部APIからデータを取得し、そのデータをデータベースに保存するシナリオはよくあります。本記事では、JavaとMyBatisを使用して外部APIの結果をデータベースに保存する方法をご紹介します。ステップバイステップで具体的なコード例を交えながら説明していきます。

# 1-2 JavaとMyBatisの概要

Javaは、幅広く利用されているプログラミング言語で、MyBatisはその上で動作するオブジェクト関係マッピング（ORM）フレームワークです。MyBatisは、SQLを直接記述しながらも、マッピングを行うことでプログラムとのデータアクセスを簡素化する柔軟性があります。

# 1-3 外部APIとは

外部APIは、別のサービスやプラットフォームが提供する機能やデータを自分のアプリケーションから利用できるようにする仕組みです。RESTfulなAPIが一般的で、HTTPメソッドを通じてデータの操作を行います。

# 1-4 MyBatisの設定と準備

JavaでMyBatisを利用するための基本的な設定を行います。

## 1-4-1 Maven依存関係の追加

Mavenプロジェクトの`pom.xml`に以下の依存関係を追加します。

```xml

<dependencies>

    

    <dependency>

        <groupId>org.mybatis</groupId>

        <artifactId>mybatis</artifactId>

        <version>3.5.9</version>

    </dependency>

    <dependency>

        <groupId>org.mybatis</groupId>

        <artifactId>mybatis-spring</artifactId>

        <version>2.0.6</version>

    </dependency>

    

    <dependency>

        <groupId>org.postgresql</groupId>

        <artifactId>postgresql</artifactId>

        <version>42.2.5</version>

    </dependency>

    

    <dependency>

        <groupId>org.apache.httpcomponents</groupId>

        <artifactId>httpclient</artifactId>

        <version>4.5.13</version>

    </dependency>

</dependencies>

```

## 1-4-2 MyBatis設定ファイルの作成

`mybatis-config.xml`という名前でMyBatisの設定ファイルを作成します。

```xml

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>

<!DOCTYPE configuration PUBLIC "-//mybatis.org//DTD Config 3.0//EN"

  "http://mybatis.org/dtd/mybatis-3-config.dtd">

<configuration>

    <settings>

        <setting name="logImpl" value="STDOUT_LOGGING"/>

    </settings>

    <environments default="development">

        <environment id="development">

            <transactionManager type="JDBC"/>

            <dataSource type="POOLED">

                <property name="driver" value="org.postgresql.Driver"/>

                <property name="url" value="jdbc:postgresql://localhost:5432/mydatabase"/>

                <property name="username" value="myuser"/>

                <property name="password" value="mypassword"/>

            </dataSource>

        </environment>

    </environments>

</configuration>

```

# 1-5 APIコールの実装

外部APIを呼び出すためのHTTPクライアントを用意し、APIコールを実装します。

## 1-5-1 HTTPクライアントの選択

Apache HttpClientを使用するのが一般的です。このライブラリはシンプルかつ強力なHTTPクライアントを提供します。

## 1-5-2 APIコールの実装

ここでは、Apache HttpClientを使ってAPIリクエストを行います。

```java

import org.apache.http.HttpResponse;

import org.apache.http.client.methods.HttpGet;

import org.apache.http.impl.client.CloseableHttpClient;

import org.apache.http.impl.client.HttpClients;

import org.apache.http.util.EntityUtils;

public class ApiClient {

    public String fetchDataFromApi(String url) throws IOException {

        try (CloseableHttpClient httpClient = HttpClients.createDefault()) {

            HttpGet request = new HttpGet(url);

            HttpResponse response = httpClient.execute(request);

            return EntityUtils.toString(response.getEntity(), "UTF-8");

        }

    }

}

```

# 1-6 APIデータのパース

取得したAPIデータは通常JSON形式です。これをJavaオブジェクトへとパースします。`Jackson`ライブラリなどを用いると便利です。

```java

import com.fasterxml.jackson.databind.ObjectMapper;

public class DataParser {

    private static final ObjectMapper objectMapper = new ObjectMapper();

    public MyDataModel parseJson(String jsonData) throws IOException {

        return objectMapper.readValue(jsonData, MyDataModel.class);

    }

}

```

# 1-7 データベースへの保存方法

APIからパースしたデータをデータベースに保存します。

## 1-7-1 データベーステーブルの準備

次のようなデータベーステーブルを準備します。

```sql

CREATE TABLE api_data (

    id SERIAL PRIMARY KEY,

    name VARCHAR(255),

    value INTEGER

);

```

## 1-7-2 MyBatisマッパーの作成

テーブルにデータを挿入するためのMyBatisマッパーを作成します。

`ApiDataMapper.xml`

```xml

<mapper namespace="com.example.mapper.ApiDataMapper">

    <insert id="insertApiData" parameterType="MyDataModel">

        INSERT INTO api_data (name, value) VALUES (#{name}, #{value})

    </insert>

</mapper>

```

`ApiDataMapper.java`

```java

public interface ApiDataMapper {

    void insertApiData(MyDataModel dataModel);

}

```

# 1-8 まとめ

本記事では、Javaの環境においてMyBatisを使用して外部APIのデータをデータベースに保存する方法を具体例と共に説明しました。このプロセスを理解することで、スムーズにAPIデータの管理が可能になります。各ステップで使用するツールやライブラリは開発環境や要件に合わせて選定してください。また、データの永続化を考慮したエラーハンドリングやトランザクション管理も実際の実装においては考慮が必要です。

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