# TerraformでAuroraクラスターを構築するハンズオン

## 目次
1. はじめに
2. 必要なツールと設定
    1. Terraformのインストール
    2. AWS CLIのインストール
    3. AWSアカウントの設定
3. AuroraクラスターのTerraformコード作成
    1. プロバイダーと変数の設定
    2. VPCの構築
    3. Auroraクラスターの作成
    4. セキュリティグループとサブネットの設定
4. コードの実行と検証
5. まとめ

## 1. はじめに

AWSのAmazon Auroraは、MySQLおよびPostgreSQLと互換性のあるリレーショナルデータベースサービスで、高いパフォーマンスと可用性を提供します。本記事では、Terraformを使用してAWS上にAuroraクラスターを自動的に構築する手順をハンズオン形式で紹介します。

## 2. 必要なツールと設定

### 2.1 Terraformのインストール

Terraformは、インフラをコードとして管理するためのツールです。公式サイトからOSに合わせてダウンロードし、インストールしてください。

公式サイト: [Terraform Downloads](https://www.terraform.io/downloads.html)

### 2.2 AWS CLIのインストール

AWS CLIは、AWSのサービスをコマンドラインで管理するためのツールです。インストール方法は以下のドキュメントを参考にしてください。

公式ドキュメント: [AWS CLI Installation guide](https://docs.aws.amazon.com/cli/latest/userguide/cli-chap-install.html)

### 2.3 AWSアカウントの設定

AWS CLIを使用するために、AWSアカウントを設定します。`aws configure`コマンドを実行し、以下の情報を入力します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 3. AuroraクラスターのTerraformコード作成

Terraformを使ってAuroraクラスターを構築するためのコードを作成します。

### 3.1 プロバイダーと変数の設定

まず、プロジェクトのディレクトリを作成し、その中に`main.tf`を作成します。このファイルにAWSプロバイダーの設定を記述します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3.2 VPCの構築

VPCとサブネットの設定も必要です。これらは、Auroraクラスターが動作するネットワークの基盤となります。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3.3 Auroraクラスターの作成

次に、Auroraクラスターの詳細設定を追加します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3.4 セキュリティグループとサブネットの設定

最初に、Auroraインスタンスがアクセスできるようにするためのセキュリティ設定を行います。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4. コードの実行と検証

Terraformのコードが準備できたら、以下の手順でデプロイします。

1. **初期化**
   ```
   $ terraform init
   ```
   これにより、Terraformの実行環境が初期化され、必要なプラグインがダウンロードされます。

2. **計画の作成**
   ```
   $ terraform plan
   ```
   コマンドを実行し、変更が適用された場合の結果を予測します。

3. **適用**
   ```
   $ terraform apply
   ```
   計画を適用し、実際にAWS上にインフラを作成します。「yes」と入力してプロンプトを進めます。

4. **検証**
   AWSコンソールにログインし、Auroraクラスターが作成されていることを確認します。

## 5. まとめ

Terraformを使用することで、AWS上でのAuroraクラスターのプロビジョニングを自動化し、インフラの設定をコードとして一元管理することが可能になります。これにより、再現性の高いデプロイが可能になり、インフラの変更も容易になります。今回のハンズオンを通じて、基本的なクラウドインフラ管理の自動化を学びました。次に進む場合は、より複雑な構成を試したり、Terraformの他の機能を学んだりするのも良いでしょう。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# TerraformでAuroraクラスターを構築するハンズオン

## 目次
1. はじめに
2. 必要なツールと設定
    1. Terraformのインストール
    2. AWS CLIのインストール
    3. AWSアカウントの設定
3. AuroraクラスターのTerraformコード作成
    1. プロバイダーと変数の設定
    2. VPCの構築
    3. Auroraクラスターの作成
    4. セキュリティグループとサブネットの設定
4. コードの実行と検証
5. まとめ

## 1. はじめに

AWSのAmazon Auroraは、MySQLおよびPostgreSQLと互換性のあるリレーショナルデータベースサービスで、高いパフォーマンスと可用性を提供します。本記事では、Terraformを使用してAWS上にAuroraクラスターを自動的に構築する手順をハンズオン形式で紹介します。

## 2. 必要なツールと設定

### 2.1 Terraformのインストール

Terraformは、インフラをコードとして管理するためのツールです。公式サイトからOSに合わせてダウンロードし、インストールしてください。

公式サイト: [Terraform Downloads](https://www.terraform.io/downloads.html)

### 2.2 AWS CLIのインストール

AWS CLIは、AWSのサービスをコマンドラインで管理するためのツールです。インストール方法は以下のドキュメントを参考にしてください。

公式ドキュメント: [AWS CLI Installation guide](https://docs.aws.amazon.com/cli/latest/userguide/cli-chap-install.html)

### 2.3 AWSアカウントの設定

AWS CLIを使用するために、AWSアカウントを設定します。`aws configure`コマンドを実行し、以下の情報を入力します。

```
$ aws configure
AWS Access Key ID [None]: <Your Access Key ID>
AWS Secret Access Key [None]: <Your Secret Access Key>
Default region name [None]: <Your Desired Region, e.g., us-west-2>
Default output format [None]: json
```

## 3. AuroraクラスターのTerraformコード作成

Terraformを使ってAuroraクラスターを構築するためのコードを作成します。

### 3.1 プロバイダーと変数の設定

まず、プロジェクトのディレクトリを作成し、その中に`main.tf`を作成します。このファイルにAWSプロバイダーの設定を記述します。

```hcl
provider "aws" {
  region = "us-west-2"
}

resource "aws_rds_cluster" "aurora" {
  cluster_identifier      = "aurora-cluster-demo"
  engine                  = "aurora"
  master_username         = "root"
  master_password         = "yourpassword"
  backup_retention_period = 5
  preferred_backup_window = "07:00-09:00"
}

resource "aws_rds_cluster_instance" "aurora_instances" {
  count               = 2
  identifier          = "aurora-instance-${count.index}"
  cluster_identifier  = aws_rds_cluster.aurora.id
  instance_class      = "db.r5.large"
}

output "writer_endpoint" {
  value = aws_rds_cluster.aurora.endpoint
}
```

### 3.2 VPCの構築

VPCとサブネットの設定も必要です。これらは、Auroraクラスターが動作するネットワークの基盤となります。

```hcl
resource "aws_vpc" "main" {
  cidr_block = "10.0.0.0/16"
}

resource "aws_subnet" "subnet" {
  count             = 2
  vpc_id            = aws_vpc.main.id
  cidr_block        = "10.0.${count.index}.0/24"
  availability_zone = "${element(data.aws_availability_zones.available.names, count.index)}"
}

resource "aws_db_subnet_group" "aurora_subnet_group" {
  name       = "aurora-subnet-group"
  subnet_ids = aws_subnet.subnet[*].id
}
```

### 3.3 Auroraクラスターの作成

次に、Auroraクラスターの詳細設定を追加します。

```hcl
resource "aws_security_group" "aurora_sg" {
  vpc_id = aws_vpc.main.id

  ingress {
    from_port   = 3306
    to_port     = 3306
    protocol    = "tcp"
    cidr_blocks = ["0.0.0.0/0"]
  }
}

resource "aws_rds_cluster" "aurora" {
  ...
  vpc_security_group_ids = [aws_security_group.aurora_sg.id]
}
```

### 3.4 セキュリティグループとサブネットの設定

最初に、Auroraインスタンスがアクセスできるようにするためのセキュリティ設定を行います。

```hcl
resource "aws_security_group" "aurora_sg" {
  ...
  egress {
    from_port   = 0
    to_port     = 0
    protocol    = "-1"
    cidr_blocks = ["0.0.0.0/0"]
  }
}
```

## 4. コードの実行と検証

Terraformのコードが準備できたら、以下の手順でデプロイします。

1. **初期化**
   ```
   $ terraform init
   ```
   これにより、Terraformの実行環境が初期化され、必要なプラグインがダウンロードされます。

2. **計画の作成**
   ```
   $ terraform plan
   ```
   コマンドを実行し、変更が適用された場合の結果を予測します。

3. **適用**
   ```
   $ terraform apply
   ```
   計画を適用し、実際にAWS上にインフラを作成します。「yes」と入力してプロンプトを進めます。

4. **検証**
   AWSコンソールにログインし、Auroraクラスターが作成されていることを確認します。

## 5. まとめ

Terraformを使用することで、AWS上でのAuroraクラスターのプロビジョニングを自動化し、インフラの設定をコードとして一元管理することが可能になります。これにより、再現性の高いデプロイが可能になり、インフラの変更も容易になります。今回のハンズオンを通じて、基本的なクラウドインフラ管理の自動化を学びました。次に進む場合は、より複雑な構成を試したり、Terraformの他の機能を学んだりするのも良いでしょう。 [![image](https://firebasestorage.googleapis.com/v0/b/issue-pro-42602.appspot.com/o/topics%2F17fa658b-53c7-4ca0-a28b-e588ed1bd371?alt=media&token=2c00afff-85ff-4428-8d15-696ab676dcb0)](https://i-ssue.com/lp/check_salary)

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