# Google_Fontsでローカルフォントと組み合わせて使う方法

## 目次

1. はじめに

2. Google Fontsとは？

3. ローカルフォントとGoogle Fontsの利点

4. Google Fontsの導入手順

   1. フォントの選択

   2. CSSへの埋め込み方法

5. ローカルフォントの導入手順

   1. ローカルフォントの準備

   2. CSSでのフォント記述

6. Google Fontsとローカルフォントの併用

   1. フォントファミリーの優先順位設定

   2. CSSのフォールバック戦略

7. 実装例

8. パフォーマンス最適化

   1. フォントの読み込み速度の向上

   2. フォントサイズの最適化

9. トラブルシューティング

10. まとめ

## 1. はじめに

ウェブサイトのデザインにおいてフォントは非常に重要な要素であり、ユーザーに与える印象を大きく左右します。Google Fontsは無料で利用でき、豊富なフォントの中から選択できるため、多くのウェブデザイナーにとって魅力的な選択肢です。しかし、時にはローカルで保存されたフォントと組み合わせて使用し、より一貫性のあるデザインを実現することが求められることがあります。本記事では、Google Fontsとローカルフォントを組み合わせて使う方法について具体的に解説します。

## 2. Google Fontsとは？

Google Fontsは、Googleが提供する無料のウェブフォントサービスで、多様なフォントを簡単にウェブサイトに組み込むことが可能です。これにより、デザインの幅を広げるだけでなく、ユーザーに対して一貫した見栄えを提供できます。

## 3. ローカルフォントとGoogle Fontsの利点

Google Fontsの利点:

- 豊富なフォントの中から選択可能

- 簡単にウェブサイトに組み込める

- 無料で使用可能

ローカルフォントの利点:

- 自分のコンピュータにフォントがインストールされているため、高速な読み込みが可能

- 特定のデザインに適したカスタムフォントを使用できる

## 4. Google Fontsの導入手順

### 4-1. フォントの選択

まず、[Google Fontsの公式サイト](https://fonts.google.com/)にアクセスし、必要なフォントを選びます。

### 4-2. CSSへの埋め込み方法

選択したフォントをウェブページで使うためのリンクタグをヘッダに貼り付けます。

```html

<link href="https://fonts.googleapis.com/css2?family=Roboto&display=swap" rel="stylesheet">

```

CSSでフォントを指定します。

```css

body {

  font-family: 'Roboto', sans-serif;

}

```

## 5. ローカルフォントの導入手順

### 5-1. ローカルフォントの準備

使用したいフォントをプロジェクト内のフォルダに保存します。以下のように`fonts`フォルダに保存したとします。

```

/project

  /fonts

    custom-font.woff2

```

### 5-2. CSSでのフォント記述

```css

@font-face {

  font-family: 'CustomFont';

  src: url('/fonts/custom-font.woff2') format('woff2');

  font-weight: normal;

  font-style: normal;

}

body {

  font-family: 'CustomFont', sans-serif;

}

```

## 6. Google Fontsとローカルフォントの併用

### 6-1. フォントファミリーの優先順位設定

CSSで複数のフォントを指定するとき、優先順位を設定することで、ブラウザは最初にリストされたフォントから順に適用を試みます。

```css

body {

  font-family: 'CustomFont', 'Roboto', sans-serif;

}

```

### 6-2. CSSのフォールバック戦略

フォールバックフォントを設定することで、指定したフォントが使用できないときに自動的に代わりのフォントが適用されるようにします。

## 7. 実装例

以下にGoogle Fontsとローカルフォントを組み合わせた実装例を示します。

```html

<!DOCTYPE html>

<html lang="ja">

<head>

    <meta charset="UTF-8">

    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">

    <link href="https://fonts.googleapis.com/css2?family=Roboto&display=swap" rel="stylesheet">

    <style>

        @font-face {

            font-family: 'CustomFont';

            src: url('/fonts/custom-font.woff2') format('woff2');

        }

        body {

            font-family: 'CustomFont', 'Roboto', sans-serif;

        }

    </style>

    <title>フォントの組み合わせ</title>

</head>

<body>

    <h1>Google Fontsとローカルフォントの併用</h1>

    <p>この文章はカスタムフォントとGoogleフォントの組み合わせで表示されています。</p>

</body>

</html>

```

## 8. パフォーマンス最適化

### 8-1. フォントの読み込み速度の向上

フォントの読み込み速度を向上させるため、必要なフォントスタイルとウェイトのみを指定し、フォントファイルサイズを最小限に抑えることが重要です。

### 8-2. フォントサイズの最適化

ウェブフォントを最適化することで、ページの読み込み速度が向上し、ユーザーエクスペリエンスが向上します。

## 9. トラブルシューティング

フォントが読み込まれない場合、以下を確認してください：

- フォントファイルのパスが正しいか

- CSSが正しく適用されているか

- ブラウザのキャッシュをクリアして再読み込み

## 10. まとめ

Google Fontsとローカルフォントを組み合わせて使うことで、ウェブサイトのデザインの幅を広げ、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。フォントの選択と実装においては、パフォーマンスを考慮した最適化が重要です。この記事で紹介した手順を参考に、より洗練されたウェブデザインを実現してください。

Google_Fontsでローカルフォントと組み合わせて使う方法

目次

続きを読むには単価診断を受けてください（30秒）