## Cloud MonitoringでAPM（Application Performance Monitoring）を始める方法

### 目次

1. はじめに

2. APMとは？

3. Cloud Monitoringの概要

4. Cloud MonitoringでAPMを始めるためのステップ

   1. サービスアカウントの作成

   2. APIの有効化

   3. モニタリングエージェントのインストール

   4. カスタムメトリクスの設定

   5. アラートの構成

   6. ダッシュボードの作成

5. 他のAPMツールとの比較

6. ベストプラクティス

7. まとめ

### 1. はじめに

現代の分散システムにおいて、アプリケーションのパフォーマンスを監視することは、その安定性と効率性を保つために必要不可欠です。この記事では、Google Cloud Platform（GCP）のCloud Monitoringを使用した、APM（Application Performance Monitoring）の始め方について詳しく解説します。

### 2. APMとは？

APMはアプリケーションのパフォーマンス監視を意味し、正常に機能しているか、どこにボトルネックがあるかを特定するためのツールおよびメソッドを含みます。APMの主な注力点は、レスポンスタイム、リソース使用率、エラーモニタリングなどです。

### 3. Cloud Monitoringの概要

Cloud MonitoringはGCP上のログおよびメトリクスを集約し、分析するためのサービスです。このサービスは、リアルタイムでパフォーマンスデータを取得し、問題を素早く解決するための洞察を提供します。

### 4. Cloud MonitoringでAPMを始めるためのステップ

#### 4.1 サービスアカウントの作成

まず、Cloud Monitoringにアクセスするためのサービスアカウントを作成します。このアカウントには、適切な権限（Monitoring Viewer, Monitoring Editor）が必要です。

![img](/mosaic-code.jpg)

#### 4.2 APIの有効化

次に、Cloud Monitoring APIを有効化します。これにより、GCPのリソースに関するデータを取得できます。

![img](/mosaic-code.jpg)

#### 4.3 モニタリングエージェントのインストール

GCP内のVMインスタンスにモニタリングエージェントをインストールします。これにより、詳細なメトリクスを収集できます。

![img](/mosaic-code.jpg)

#### 4.4 カスタムメトリクスの設定

特定のアプリケーションメトリクスが必要な場合、カスタムメトリクスを設定します。例えば、特定のAPIエンドポイントの応答時間を計測したい場合です。

![img](/mosaic-code.jpg)

#### 4.5 アラートの構成

アプリケーションが一定の閾値を超えるときにアラートを受け取るように設定します。これにより、問題を迅速に解決することが可能になります。

#### 4.6 ダッシュボードの作成

モニタリングデータを視覚化するために、ダッシュボードを作成します。GCPのコンソールから、リアルタイムでデータを確認できます。

### 5. 他のAPMツールとの比較

Cloud Monitoringは、DatadogやNew Relicなど他のAPMツールと比較して、GCPとの統合性の高さが特徴です。また、利用料金も他のツールと比較してお得に感じる場合が多いです（以下の表を参照）。

| 特徴         | Cloud Monitoring | Datadog    | New Relic   |

|--------------|------------------|------------|-------------|

| 価格         | 安価             | 中程度     | 高価        |

| 統合         | GCP特化          | クラウド全般| クラウド全般|

| データ視覚化 | 高い             | 高い       | テンプレートあり |

### 6. ベストプラクティス

- **モニタリングは積極的に**: 定期的にモニタリングダッシュボードを見直し、アラートの設定が現状に適応しているか確認します。

- **カスタムメトリクスを活用**: 必要に応じてカスタムメトリクスを設定することで、特異的な問題にすばやく対応できます。

- **コスト管理**: モニタリングの負荷管理を行い、コストを抑える工夫をします。

### 7. まとめ

Cloud Monitoringは、GCPユーザーにとって、迅速かつ効率的にアプリケーションのパフォーマンスを監視できる強力なツールです。この記事のステップを参考にして、スムーズにAPMを導入し、システムの健全性を保つための基盤を築いてください。

## Cloud MonitoringでAPM（Application Performance Monitoring）を始める方法

### 目次

1. はじめに

2. APMとは？

3. Cloud Monitoringの概要

4. Cloud MonitoringでAPMを始めるためのステップ

   1. サービスアカウントの作成

   2. APIの有効化

   3. モニタリングエージェントのインストール

   4. カスタムメトリクスの設定

   5. アラートの構成

   6. ダッシュボードの作成

5. 他のAPMツールとの比較

6. ベストプラクティス

7. まとめ

### 1. はじめに

現代の分散システムにおいて、アプリケーションのパフォーマンスを監視することは、その安定性と効率性を保つために必要不可欠です。この記事では、Google Cloud Platform（GCP）のCloud Monitoringを使用した、APM（Application Performance Monitoring）の始め方について詳しく解説します。

### 2. APMとは？

APMはアプリケーションのパフォーマンス監視を意味し、正常に機能しているか、どこにボトルネックがあるかを特定するためのツールおよびメソッドを含みます。APMの主な注力点は、レスポンスタイム、リソース使用率、エラーモニタリングなどです。

### 3. Cloud Monitoringの概要

Cloud MonitoringはGCP上のログおよびメトリクスを集約し、分析するためのサービスです。このサービスは、リアルタイムでパフォーマンスデータを取得し、問題を素早く解決するための洞察を提供します。

### 4. Cloud MonitoringでAPMを始めるためのステップ

#### 4.1 サービスアカウントの作成

まず、Cloud Monitoringにアクセスするためのサービスアカウントを作成します。このアカウントには、適切な権限（Monitoring Viewer, Monitoring Editor）が必要です。

```bash

gcloud iam service-accounts create my-monitoring-sa \

    --display-name "Monitoring Service Account"

```

#### 4.2 APIの有効化

次に、Cloud Monitoring APIを有効化します。これにより、GCPのリソースに関するデータを取得できます。

```bash

gcloud services enable monitoring.googleapis.com

```

#### 4.3 モニタリングエージェントのインストール

GCP内のVMインスタンスにモニタリングエージェントをインストールします。これにより、詳細なメトリクスを収集できます。

```bash

curl -sSO https://dl.google.com/cloudagents/install-monitoring-agent.sh

sudo bash install-monitoring-agent.sh

```

#### 4.4 カスタムメトリクスの設定

特定のアプリケーションメトリクスが必要な場合、カスタムメトリクスを設定します。例えば、特定のAPIエンドポイントの応答時間を計測したい場合です。

```python

from google.cloud import monitoring_v3

client = monitoring_v3.MetricServiceClient()

project_name = f"projects/{YOUR_PROJECT_ID}"

descriptor = monitoring_v3.types.MetricDescriptor()

descriptor.type = "custom.googleapis.com/custom_metric"

descriptor.metric_kind = monitoring_v3.enums.MetricDescriptor.MetricKind.GAUGE

descriptor.value_type = monitoring_v3.enums.MetricDescriptor.ValueType.DOUBLE

descriptor.description = "This is a custom metric."

client.create_metric_descriptor(name=project_name, metric_descriptor=descriptor)

```

#### 4.5 アラートの構成

アプリケーションが一定の閾値を超えるときにアラートを受け取るように設定します。これにより、問題を迅速に解決することが可能になります。

#### 4.6 ダッシュボードの作成

モニタリングデータを視覚化するために、ダッシュボードを作成します。GCPのコンソールから、リアルタイムでデータを確認できます。

### 5. 他のAPMツールとの比較

Cloud Monitoringは、DatadogやNew Relicなど他のAPMツールと比較して、GCPとの統合性の高さが特徴です。また、利用料金も他のツールと比較してお得に感じる場合が多いです（以下の表を参照）。

| 特徴         | Cloud Monitoring | Datadog    | New Relic   |

|--------------|------------------|------------|-------------|

| 価格         | 安価             | 中程度     | 高価        |

| 統合         | GCP特化          | クラウド全般| クラウド全般|

| データ視覚化 | 高い             | 高い       | テンプレートあり |

### 6. ベストプラクティス

- **モニタリングは積極的に**: 定期的にモニタリングダッシュボードを見直し、アラートの設定が現状に適応しているか確認します。

- **カスタムメトリクスを活用**: 必要に応じてカスタムメトリクスを設定することで、特異的な問題にすばやく対応できます。

- **コスト管理**: モニタリングの負荷管理を行い、コストを抑える工夫をします。

### 7. まとめ

Cloud Monitoringは、GCPユーザーにとって、迅速かつ効率的にアプリケーションのパフォーマンスを監視できる強力なツールです。この記事のステップを参考にして、スムーズにAPMを導入し、システムの健全性を保つための基盤を築いてください。

Cloud MonitoringでAPM（Application Performance Monitoring）を始める方法

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