# Swagger（Swashbuckle）でAPIドキュメントを自動生成する方法

## 目次

1. はじめに
2. Swaggerとは
3. Swashbuckleとは
4. SwaggerによるAPIドキュメントの意義
5. Swashbuckleのインストール
6. Swashbuckleの設定
7. APIドキュメントのカスタマイズ
8. Swagger UIの使用方法
9. セキュリティ設定
10. まとめ

## 1. はじめに

開発したWeb APIを適切に利用するためには、API仕様を分かりやすく示すドキュメントが重要です。Swaggerを用いることで、スムーズにAPIドキュメントを生成できます。本記事では、.NET環境でSwaggerの実装に役立つSwashbuckleを使用して、APIドキュメントを自動生成する方法を詳述します。

## 2. Swaggerとは

**Swagger**は、APIに特化した仕様記述言語で、RESTful APIの設計、構築、記載するために使われます。SwaggerはOpenAPI仕様としても知られ、APIを標準化し、開発者間のコミュニケーションを円滑にすることを目指しています。

## 3. Swashbuckleとは

**Swashbuckle**は、.NET環境でSwaggerを手軽に利用するためのライブラリです。特にASP.NET CoreアプリケーションでSwagger UIを生成し、パブリッシュすることを簡便に行えます。

## 4. SwaggerによるAPIドキュメントの意義

SwaggerはJSONやYAMLによるAPI仕様の記述を標準化し、Swagger UIを利用することで、インタラクティブなAPIドキュメントを提供します。これにより、API利用者は仕様を詳細に理解でき、利用が容易になります。

## 5. Swashbuckleのインストール

### 5-1. NuGetパッケージの追加

Swashbuckleをプロジェクトにインストールするには、パッケージマネージャを使用します。Visual Studioの場合、NuGetパッケージマネージャコンソールで次のコマンドを実行します。

![img](/mosaic-code.jpg)

または、.NET CLIを使用する方法もあります。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 6. Swashbuckleの設定

### 6-1. プロジェクトの設定

`Startup.cs`ファイルにSwashbuckleを設定します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 7. APIドキュメントのカスタマイズ

### 7-1. オプションのカスタマイズ

`AddSwaggerGen`メソッドの中で、APIドキュメントをカスタマイズできます。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 7-2. コメントドキュメンテーション

コード内にXMLコメントを追加し、APIの説明やパラメータの詳細を記述します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 8. Swagger UIの使用方法

ブラウザからSwagger UIにアクセスし、APIエンドポイントとドキュメントを確認します。通常、開発環境では`http://localhost:<ポート>/swagger`にアクセスします。

## 9. セキュリティ設定

Swagger UIにアクセス制限を設けたり、OAuthを利用してセキュアなAPIを構成します。

### 9-1. アクセス制御

Swagger UIへのアクセスを開発者のみに制限したい場合、環境に応じてミドルウェアを設定します。

## 10. まとめ

Swashbuckleを利用したAPIドキュメントの自動生成は、開発者体験を向上させるだけでなく、APIの品質向上にも寄与します。インタラクティブなドキュメントを提供することで、開発者間のコミュニケーションを円滑にし、効率的な開発を実現します。API設計の初期段階からSwashbuckleを導入し、継続的にドキュメントを更新していくことを推奨します。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# Swagger（Swashbuckle）でAPIドキュメントを自動生成する方法

## 目次

1. はじめに
2. Swaggerとは
3. Swashbuckleとは
4. SwaggerによるAPIドキュメントの意義
5. Swashbuckleのインストール
6. Swashbuckleの設定
7. APIドキュメントのカスタマイズ
8. Swagger UIの使用方法
9. セキュリティ設定
10. まとめ

## 1. はじめに

開発したWeb APIを適切に利用するためには、API仕様を分かりやすく示すドキュメントが重要です。Swaggerを用いることで、スムーズにAPIドキュメントを生成できます。本記事では、.NET環境でSwaggerの実装に役立つSwashbuckleを使用して、APIドキュメントを自動生成する方法を詳述します。

## 2. Swaggerとは

**Swagger**は、APIに特化した仕様記述言語で、RESTful APIの設計、構築、記載するために使われます。SwaggerはOpenAPI仕様としても知られ、APIを標準化し、開発者間のコミュニケーションを円滑にすることを目指しています。

## 3. Swashbuckleとは

**Swashbuckle**は、.NET環境でSwaggerを手軽に利用するためのライブラリです。特にASP.NET CoreアプリケーションでSwagger UIを生成し、パブリッシュすることを簡便に行えます。

## 4. SwaggerによるAPIドキュメントの意義

SwaggerはJSONやYAMLによるAPI仕様の記述を標準化し、Swagger UIを利用することで、インタラクティブなAPIドキュメントを提供します。これにより、API利用者は仕様を詳細に理解でき、利用が容易になります。

## 5. Swashbuckleのインストール

### 5-1. NuGetパッケージの追加

Swashbuckleをプロジェクトにインストールするには、パッケージマネージャを使用します。Visual Studioの場合、NuGetパッケージマネージャコンソールで次のコマンドを実行します。

```shell
Install-Package Swashbuckle.AspNetCore
```

または、.NET CLIを使用する方法もあります。

```shell
dotnet add package Swashbuckle.AspNetCore
```

## 6. Swashbuckleの設定

### 6-1. プロジェクトの設定

`Startup.cs`ファイルにSwashbuckleを設定します。

```csharp
public void ConfigureServices(IServiceCollection services)
{
    services.AddControllers();
    services.AddEndpointsApiExplorer();
    services.AddSwaggerGen();
}

public void Configure(IApplicationBuilder app, IWebHostEnvironment env)
{
    if (env.IsDevelopment())
    {
        app.UseDeveloperExceptionPage();
        app.UseSwagger();
        app.UseSwaggerUI(c => 
        {
            c.SwaggerEndpoint("/swagger/v1/swagger.json", "My API V1");
        });
    }

    app.UseRouting();
    app.UseEndpoints(endpoints =>
    {
        endpoints.MapControllers();
    });
}
```

## 7. APIドキュメントのカスタマイズ

### 7-1. オプションのカスタマイズ

`AddSwaggerGen`メソッドの中で、APIドキュメントをカスタマイズできます。

```csharp
services.AddSwaggerGen(c =>
{
    c.SwaggerDoc("v1", new OpenApiInfo { Title = "My API", Version = "v1" });
    // XMLコメントを有効にする方法
    var xmlFile = $"{Assembly.GetExecutingAssembly().GetName().Name}.xml";
    var xmlPath = Path.Combine(AppContext.BaseDirectory, xmlFile);
    c.IncludeXmlComments(xmlPath);
});
```

### 7-2. コメントドキュメンテーション

コード内にXMLコメントを追加し、APIの説明やパラメータの詳細を記述します。

```csharp
/// <summary>
/// Get a specific item by unique id
/// </summary>
/// <remarks>
/// Sample request:
///
///     GET /Todo/1
///
/// </remarks>
/// <param name="id"></param>
/// <returns>Item</returns>
/// <response code="200">Returns the item</response>
/// <response code="404">If the item is null</response>
[HttpGet("{id}")]
public ActionResult<Item> GetById(int id)
{
    // ...
}
```

## 8. Swagger UIの使用方法

ブラウザからSwagger UIにアクセスし、APIエンドポイントとドキュメントを確認します。通常、開発環境では`http://localhost:<ポート>/swagger`にアクセスします。

## 9. セキュリティ設定

Swagger UIにアクセス制限を設けたり、OAuthを利用してセキュアなAPIを構成します。

### 9-1. アクセス制御

Swagger UIへのアクセスを開発者のみに制限したい場合、環境に応じてミドルウェアを設定します。

## 10. まとめ

Swashbuckleを利用したAPIドキュメントの自動生成は、開発者体験を向上させるだけでなく、APIの品質向上にも寄与します。インタラクティブなドキュメントを提供することで、開発者間のコミュニケーションを円滑にし、効率的な開発を実現します。API設計の初期段階からSwashbuckleを導入し、継続的にドキュメントを更新していくことを推奨します。 

Swagger（Swashbuckle）でAPIドキュメントを自動生成する方法

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