エンジニアが入りたいスタートアップの特徴
2024年12月22日 18:48
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普段、スタートアップでフリーランスとして活動していますが、エンジニア採用に困っている企業が多いように感じます。そんな方々に少しでも優秀なエンジニアとの接点を増やしてもらいたくて、私個人が思うエンジニアが入りたい企業の特徴を考えてみました。
それはこちらの2つだと思っています。後述する特徴というのはこの2つを満たしている内容になります。
エンジニアは自分の仕事に価値があると実感しているときに、「開発していて面白い」と感じます。
価値を感じるのは社会的に評価されているサービスや企業で働いているときです。
スタートアップは体制が整っていないので、エンジニアのキャリアに責任を持つことが難しいです。それでもスタートアップならではの方法でエンジニアとして市場価値を高める方法はあります。
TechCrunchの資金調達リリースの調達先としてよく名前が挙げられていたり、有名なスタートアップに投資しているイケてるVCから投資を受けている場合は社会的に評価されている企業だと思います。社会的に評価されている企業で働くことは価値のある仕事をしていると実感できるのでエンジニアを惹きつけます。
VCから投資を受けているのと同じで社会的評価を受けている証拠だと思います。また広く世間に認知されているサービスを開発したいというエンジニアは多いです。
トップのエンジニアによって開発組織のレベルは決まると思います。また経営のTOPに優秀なエンジニアがいると、技術分野へのリソース配分が増え下記のようなことが起きます。スタートアップで身軽な分最新技術などを取り入れやすく、比較的モダンな開発環境を用意できます。
スタートアップでは投資家からのプレッシャーや利益を出さなくてはいけない焦りから 開発速度 > コードの質 になることが多いです。しかしSaasなど技術ドリブンなサービスであったり、技術的な負債を考慮して開発速度に注力しすぎない企業もあります。PRはたくさん作成されているが、マージされているものものが少ない場合、マージする内容を精査してコードの質を保とうと意識している可能性が高いです。
単なる専門領域ではなく、トレンドである必要があります。トレンドな専門領域はある程度基礎の出来上がったエンジニアのキャリアステップの1つになりやすいです。ブロックチェーンやIotや画像認識、自然言語処理、音声、動画、ヘッドレスCMS、No Code、AR、VRなど領域は様々です。
開発に知見がある組織はその時々でモダンであったり最新、もしくはニッチだが密かに人気のある言語を使います。例えばWebサービスではフロントにReact.js, TypeScript, Next.jsバックエンドにGoなどを使っているところが多いです。ニッチな言語としてはRustやScalaなどが挙げられます。スタートアップなら憧れることが多い、海外のユニコーン企業が使う言語も参考になります。
開発に力を入れている組織とそうでないところでわかりやすく差が出ます。ライブラリや言語のバージョンアップはバグのリスク、確認コストがあり大変な作業の割に売上に直結する大きな変化はないのでBiz側には敬遠されることが多いです。しかしバージョンアップをしないことによるセキュリティリスクや利便性の向上を理解している開発組織は早い段階でバージョンアップを行います。
自社の技術に自信を持っていたり、その逆で自信をつけるために技術内容の情報発信をしている企業です。両者とも技術に対する熱量が高く技術に対するリソース配分が多いです。Qiitaのorganizationで記事の投稿数やLGTMが多い企業、自社ブログでもよく目にする企業は参考にしてみましょう。なんの見返りもないのに大変な執筆作業はしません。
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