

## 目次
1-1. はじめに  
1-2. ドキュメント作成の種類と工数の定義  
1-3. 各種ドキュメントの年間コスト試算（人月ベース）  
1-4. 年間コストの合計と要因  
1-5. プロジェクト単位のコスト算出例  
1-6. コストを左右する3つの変数  
1-7. コスト削減のための具体的施策  
1-8. ISSUE Document導入によるコスト削減効果  
1-9. まとめ  

---

## 1-1. はじめに

要件定義書、基本設計書、詳細設計書、テスト設計書などの開発ドキュメントは、プロジェクト成功に欠かせない基盤資料です。しかし、それらの作成には想像以上に多くのコストがかかります。本記事では、1年間にわたるドキュメント作成にかかる費用と、1プロジェクト単位でのコストを明らかにします。

## 1-2. ドキュメント作成の種類と工数の定義

| ドキュメント種類 | 目的 | 想定作成者 | 平均作成工数（人月） |
|------------------|------|------------|-------------------|
| 要件定義書 | ビジネス要件の明確化 | PM/BA | 1.5人月 |
| 基本設計書 | 機能全体の設計指針 | SE | 2.0人月 |
| 詳細設計書 | 各モジュールの仕様 | SE/PG | 3.0人月 |
| テスト設計書 | 試験項目の明文化 | テスト設計者 | 1.5人月 |
| 総合設計ドキュメント管理 | 上記の統括とレビュー | PM | 1.0人月 |

※人月単価は平均80万円として計算（SES業界平均【24†source】）

## 1-3. 各種ドキュメントの年間コスト試算（人月ベース）

### 年間10プロジェクトを前提とした場合の計算：

| ドキュメント | 工数(人月/件) | 年間案件数 | 年間工数合計 | 年間費用（万円） |
|--------------|------------------|----------------|----------------|------------------|
| 要件定義書 | 1.5 | 10 | 15.0 | 1,200 |
| 基本設計書 | 2.0 | 10 | 20.0 | 1,600 |
| 詳細設計書 | 3.0 | 10 | 30.0 | 2,400 |
| テスト設計書 | 1.5 | 10 | 15.0 | 1,200 |
| 管理・レビュー | 1.0 | 10 | 10.0 | 800 |
| **合計** | 9.0 | 10 | **90.0** | **7,200**万円 |

> **年間合計：約7,200万円**が標準的なドキュメント作成コストとなります。

## 1-4. 年間コストの合計と要因

上記の通り、10案件を年間に実施する企業では、ドキュメントだけで**7,200万円のコスト**が発生します。以下の要因で増減します：

- 案件の規模（小規模：3人月、大規模：15人月）
- ドキュメント自動化ツールの導入有無
- レビュー工程の社内対応 or 外部レビュー利用

## 1-5. プロジェクト単位のコスト算出例

### 例：中規模業務システム（5人月）

| フェーズ | ドキュメント | 工数(人月) | 費用（万円） |
|----------|---------------|-------------|---------------|
| 要件定義 | 要件定義書 | 1.5 | 120 |
| 設計 | 基本設計書 | 2.0 | 160 |
| 設計 | 詳細設計書 | 3.0 | 240 |
| 試験 | テスト設計書 | 1.5 | 120 |
| 管理 | 全体レビュー等 | 1.0 | 80 |
| **合計** | - | **9.0** | **720**万円 |

## 1-6. コストを左右する3つの変数

1. **ドキュメント品質レベルの基準設定**：ISO規格や社内標準の有無で差異が大きい。
2. **アウトソーシング比率**：外注の場合、単価が100万円/人月を超えることも。
3. **工数見積り精度**：見積ミスは最大30%のコスト変動要因に。

## 1-7. コスト削減のための具体的施策

- **テンプレートと標準化**：成果物フォーマットを統一
- **ナレッジベース化**：過去ドキュメントの再利用率を向上（最大50%削減）
- **レビューの段階的導入**：ウォークスルーを併用し、バグ発見率を向上（25%の修正工数削減）
- **自動生成ツール導入**：PlantUMLやDoxygen等

## 1-8. ISSUE Document導入によるコスト削減効果

ISSUE Documentを導入することで、以下のような**定量的なコスト削減**が実現可能です：

- **テンプレート自動化・更新機能**によりドキュメント作成時間を最大40%削減  
  → 年間7200万円 × 40% = **2,880万円の削減**

- **自動更新機能**で整合性チェックや修正作業を省略  
  → 誤更新・手戻りコストの回避（推定年300万円）

- **プロジェクト共有・API統合**によるオンボーディング効率化  
  → 新規メンバー立ち上げ時間の短縮（年100万円相当）

- **合計削減効果（試算）**：  
  → **年間約3,280万円のコスト削減**（従来比：約45.5%）

### 導入効果まとめ（10プロジェクト規模）

| 項目 | 従来コスト（万円） | ISSUE導入後（万円） | 削減額 | 削減率 |
|------|----------------|-------------------|--------|--------|
| 年間ドキュメント作成費 | 7,200 | 3,920 | 3,280 | 45.5% |

## 1-9. まとめ

- ドキュメント作成はプロジェクト全体のコストの20～30%を占める
- 年間10プロジェクトで約7,200万円のコスト
- **ISSUE Documentを導入することで約45.5%（3,280万円）の削減が可能**
- 自動化・テンプレート化・共有機能を活用し、より効率的かつ高品質な開発を実現



ISSUE DocumentのAPI情報エクスポート機能により、開発PMやエンジニアは**ドキュメント管理の自動化**を実現できます。

- API設計書の作成が自動化され、作業時間を削減
- OpenAPI対応でインポート・エクスポートが容易
- クライアント向けの設計書提出がスムーズに
- コードを修正するだけでドキュメントが最新化される

導入を検討される企業様は、ぜひお問い合わせください！

**[▼企業様向けお問い合わせ](https://share.hsforms.com/1QBmMDDrERVSzUADa21tE5Adg3yc)**
**[▼今すぐご利用されたい方](https://i-ssue.com/documents/users/signin)**
事前にISSUEアカウントを作成する必要があります。ISSUEアカウント作成は[こちら](https://i-ssue.com/users/signup)---





目次

続きを読むには単価診断を受けてください 30秒