GoogleDataAPIを使ったクロスドメイン解析の実現
2024年12月17日 3:05
複数のドメインやサブドメインを運営している場合、それらを横断してユーザー行動を正確に把握するためにはクロスドメイン解析が必要です。Google Analytics Data API(GoogleDataAPI)を活用することで、クロスドメインのデータを効率的に収集・解析し、ユーザーの行動を一元管理できます。この記事では、GoogleDataAPIを利用してクロスドメイン解析を実現する方法を解説します。
GoogleDataAPIを利用するためには、以下の準備が必要です:
まず、Google Analyticsでクロスドメイントラッキングを設定します。
これにより、複数ドメイン間でのトラッキングが可能になります。
Google Cloud Consoleで新しいプロジェクトを作成し、GoogleDataAPIを使用する基盤を整えます。
サービスアカウントを作成し、Google Analytics APIに必要な権限を付与します。JSON形式の認証キーをダウンロードして保存します。
Google Cloud Consoleで「APIとサービス」 > 「ライブラリ」に移動し、Google Analytics Data APIを有効にします。
Node.jsを利用してデータを取得します。以下のコマンドで必要なライブラリをインストールしてください:
ここでは、GoogleDataAPIを使用して複数のドメインからのセッションデータを取得し、解析する方法を紹介します。
Google Analytics Data APIを使用するためのライブラリをインポートします。
サービスアカウントキーを使用してクライアントを初期化します。
以下のコードでは、複数のドメインを横断してセッションデータを取得します。
取得したデータを解析して、各ドメインごとのセッション数を表示します。
以下のようなデータが取得できることが期待できます:
例えば、「example.com」から「sub.example.com」へのセッション移動が全体の40%を占める場合、サイト間のリンクやナビゲーションを強化することで、さらなるコンバージョンが期待できます。
Google AnalyticsのウェブUIでもクロスドメインデータを確認できますが、APIを利用することで以下のようなメリットがあります:
UIでのデータ取得には手間がかかりますが、APIを使えばわずか数秒でデータを抽出できます。
GoogleDataAPIを利用すれば、クロスドメイン解析を効率的に実現し、複数ドメインにわたるユーザー行動を正確に把握できます。この記事の手順を参考に、データの自動収集と分析を行い、サイト全体の最適化に役立てましょう。
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