# AWS Cloud9でASP.NET Coreアプリの開発に挑戦

## 1-1 はじめに
AWS Cloud9は、クラウドベースのIDE（統合開発環境）で、ブラウザ上でプログラミングを行うことができます。この記事では、AWS Cloud9を使用してASP.NET Coreアプリケーションを開発する手順について詳しく解説します。ASP.NET Coreは、クロスプラットフォームのWebアプリケーションフレームワークであり、高パフォーマンスなアプリケーションの構築が可能です。

## 1-2 目次
1. はじめに
2. AWS Cloud9のセットアップ
   1. 環境の設定
   2. 必要なツールのインストール
3. ASP.NET Coreアプリの開発
   1. プロジェクトの作成
   2. 基本的なアプリケーションの設定
4. デバッグとテスト
5. アプリケーションのデプロイ
6. まとめ

## 2-1 AWS Cloud9のセットアップ
### 2-1-1 環境の設定
AWSアカウントを作成し、AWS Cloud9にアクセスします。新しいCloud9環境を作成するために「Create environment」をクリックし、環境名と説明を入力します。次に、EC2インスタンスタイプを選択し（推奨: t2.micro）、環境を作成します。

### 2-1-2 必要なツールのインストール
AWS Cloud9にログイン後、ASP.NET Coreアプリケーション開発に必要なツールをインストールします。以下のコマンドを実行して、.NET SDKをインストールします。

```bash
sudo wget https://download.visualstudio.microsoft.com/download/pr/8a5f5a59-f82e-48e1-9949-edf7fdf521bb/3bfcdabefb141f619db128dbe2731b3b/dotnet-sdk-5.0.206-linux-x64.tar.gz
mkdir -p $HOME/dotnet && tar zxf dotnet-sdk-5.0.206-linux-x64.tar.gz -C $HOME/dotnet
export DOTNET_ROOT=$HOME/dotnet
export PATH=$PATH:$HOME/dotnet
```

## 3-1 ASP.NET Coreアプリの開発
### 3-1-1 プロジェクトの作成
ターミナルを開き、以下のコマンドで新しいASP.NET Coreプロジェクトを作成します。

```bash
dotnet new mvc -n MyFirstApp
cd MyFirstApp
```

### 3-1-2 基本的なアプリケーションの設定
プロジェクトの基本構成として、`Program.cs`と`Startup.cs`ファイルを確認します。これらのファイルにアプリケーションのエントリーポイントと基本的なルーティング、依存性注入などが定義されています。必要に応じて、これらをカスタマイズしてアプリケーションの振る舞いを設定できます。

## 4 デバッグとテスト
AWS Cloud9は、対話的にコードをデバッグすることが可能です。以下のコマンドでアプリケーションを実行し、エラーがないか確認します。

```bash
dotnet run
```

ブラウザで`http://localhost:<指定されたポート番号>/`にアクセスして、アプリケーションが正常に動作しているか確認します。

## 5 アプリケーションのデプロイ
AWS Elastic Beanstalkを使用してアプリケーションをデプロイすることができます。これにより、手動でサーバーを設定することなく、迅速にアプリケーションを公開できます。詳細はAWSの公式ドキュメントを参照してください。

## 6 まとめ
AWS Cloud9は、クラウドベースの開発環境を提供する優れたツールで、ASP.NET Coreとの組み合わせにより、強力かつ効率的な開発環境を構築できます。このガイドを参考にして、簡単にWebアプリケーションを構築・デプロイし、成果を確認してください。

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1-1 はじめに

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