実務歴6年のエンジニアが100万円のスポット案件を獲得したISSUE活用術
2022年09月14日 6:24
先日、Stripeの実装に関する依頼を企業の方から受けました。この記事はどのようにして自分の得意な領域で案件を獲得できたのか、その方法について具体的に説明していきます。規模としては100万円前後の案件になります。1人で受けるにはそれなりに大きい案件だったのではないかと思います。また知見を持っている領域の案件だったので、生産性も高く比較的こなしやすいタスクだったと思います。この記事を見た皆さんの案件獲得の手助けになれば幸いです。
ISSUEを開発している寒河江と申します。普段はバックエンド側の開発やマネジメント等を担当しています。プラットフォーム開発経験が長く、決済やマッチングシステムの構築や施策提案が得意です。開発にはfirebaseやGoをよく使います。直近2年ほどはフリーランスとして様々な開発を担当していました。
私は20代後半のフリーランスで今後のキャリアに悩んでいるところでした。
エンジニア不足の昨今でも自分の得意な領域の開発案件をスポット獲得するのは難しいと感じます。企業からするとエンジニアの獲得コストは高いため、仕様などのキャッチアップ含めたコスト回収のためにも継続的に開発を依頼したいという気持ちがあります。また受け入れコストなどの面からもスポットで募集をする企業も少ないため、結果スポットでの案件を獲得するのは難しくなります。
プラットフォーム構築・運用などが得意で決済周りも過去には多く担当していました。そんな中Stripeの実装依頼を企業から依頼されました。案件規模としては100万円ほどで、私はStripe導入におけるコンサルと設計、Stripeとの接続部分の実装が主だったので、既存システムの仕様を理解する必要もなく実装の負担は比較的低めでした。
ISSUEの開発実績やトピックなどの技術記事を投稿してSNS発信して獲得しました。
Stripeの実装はAPIとドキュメントが公開されているので導入コストは低いです。ただ、実際には運用してみて解らないところや銀行振込などの新機能はまだまだ事例が少ないので情報収集には苦労します。僕もStripeの電話サポートには2桁回数電話していると思います。そこでこれからStripeの導入を検討している企業の代表や採用担当、エンジニアの方々に向けて知見を発信しようと思いました。そこで導入検討の段階で私の記事を見てくれれば依頼を検討してくれると思ったからです。
私がStripeでプラットフォーム決済に詳しいということをアピールするために、Stripeに関する記事を4つほど作成しました。特に力の入れた2つの記事を紹介します。
プラットフォームサービスにStripeを導入するまで(基本知識編)
プラットフォームサービスにStripeを導入するまで(実装編)
今まで構築してきたプラットフォーム決済の知見を書き連ねた記事で、実装の際に躓くポイントも記載しています。
この記事を全て読んでもらえるかは別として、目次を見るだけでも依頼者に一通りの実装はできるということは理解してもらえると思います。
書いた開発実績やトピックはSNSでしっかり拡散します!
実際にSNS経由で記事を見ていただきお声をかけてくださりました。
今回は知見の発信としてISSUEの開発事例とトピック機能を使っています。2つとも技術コンテンツなので使い分けのイメージとしては下記のようなイメージです。
開発事例: 得意な領域や分野を切り出してパッケージ化してわかりやすく見せる
トピック: 開発実績を裏付ける技術力をアピールする
今回でいうと開発実績はプラットフォームでのStripe決済ができるをわかりやすくまとめた記事。本当に実装を任せてもいいのか?という疑問を解消するため、トピックでこまめにStripeの構築・運用知見を出していきました。
開発実績やトピックの作成、ISSUEでの活動を通して良いなと感じたことは、この一連の流れがエンジニアとしての資産として残ることです。ISSUE内での活動を通して得られるレビューや稼働時間、稼働実績、topicや開発実績はエンジニアとしての経験を裏付けるポートフォリオになります。
ISSUEのレビューは単価の適性やコミュニケーションなど実際に働く際には重要になる指標が詰まっています。実際にレビューの評価を見て声をかけられたこともあります。また日々のアウトプットもトピックに変えたことで企業はユーザーページからエンジニアの実力をより正確に測ることができるようになります。
トピック: https://i-ssue.com/topics/new
開発実績: https://i-ssue.com/portfolios/new
診断を受けるとあなたの現在の業務委託単価を算出します。今後副業やフリーランスで単価を交渉する際の参考になります。また次の単価レンジに到達するためのヒントも確認できます。
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