Supabase CLIの使い方完全ガイド

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2025年04月12日 15:54

Supabase CLIの使い方完全ガイド

目次

  1. はじめに
  2. Supabase CLIとは?
  3. CLIのインストール方法
  4. プロジェクトの作成
  5. データベースの管理
  6. 認証の設定
  7. リアルタイム機能の利用
  8. Supabase CLIの便利なコマンド
  9. トラブルシューティング
  10. まとめ

1. はじめに

Supabaseは、オープンソースのFirebase代替として急速に人気を集めているバックエンドプラットフォームです。本記事では、Supabase CLI(Command Line Interface)を活用したプロジェクト開発の一連の流れを詳しく解説します。Supabase CLIを使うことで、Supabaseの各種機能を効率的に操作し、開発スピードを加速できます。

2. Supabase CLIとは?

Supabase CLIは、Supabaseの管理を簡素化するために提供されているツールで、ローカル環境での開発・運用を可能にします。CLIを用いることで、プロジェクトの作成、データベースの管理、認証設定、およびリアルタイム機能の操作などがコマンドラインから行えます。

3. CLIのインストール方法

Supabase CLIのインストールは簡単です。以下のコマンドを実行し、環境に合わせたインストールを行ってください。

img

インストールが完了したら、以下のコマンドでインストールを確認できます。

img

4. プロジェクトの作成

Supabase CLIを使って新しいプロジェクトを作成するには、以下のコマンドを実行します。

img

これにより、my_project_nameという名前の新しいSupabaseプロジェクトが作成されます。

5. データベースの管理

データベースはSupabaseの中心的な機能の一つです。CLIを使用してデータベースを管理することで、効率よく開発できます。

5-1. データベースの起動

まず、ローカルデータベースを起動します。

img

5-2. データベーススキーマの適用

データベーススキーマの変更を適用するには以下のコマンドを使用します。

img

このコマンドはRemote schemasをローカルデータベースに適用します。

6. 認証の設定

Supabaseは強力な認証機能を提供しています。CLIで認証を設定することで、ユーザー管理を簡易化できます。

img

このコマンドで新しいユーザーを作成できます。

7. リアルタイム機能の利用

Supabaseのリアルタイム機能は、データの即時反映を可能にします。CLIでリアルタイムサービスを管理するためには以下のコマンドを実行します。

img

このコマンドでリアルタイム機能をデプロイできます。

8. Supabase CLIの便利なコマンド

Supabase CLIには多くの便利なコマンドがあります。その一部を紹介します。

  • supabase status: 現在のSupabaseサービスの状態を確認する。
  • supabase reset: プロジェクトを初期状態にリセットする。
  • supabase logs: ログを表示してトラブルシューティングに役立てる。

9. トラブルシューティング

CLIの利用中に問題が発生した場合、以下を試してみてください。

  • supabase logsでエラーログを確認し、問題の根本原因を特定する。
  • コマンドのヘルプにアクセスし、正しいコマンドの構文を再確認する。
    supabase help <command>

10. まとめ

Supabase CLIは、Supabaseプロジェクトの管理を簡素化するパワフルなツールです。インストールからプロジェクト作成、データベース管理、認証設定、リアルタイム機能の利用まで、Supabaseの多彩な機能をCLIを通じてフルで活用することで、開発の効率化を実現できます。

Supabase CLIを活用し、次世代のアプリケーション開発をよりスムーズに進めましょう。

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