# Docker: no space left on device の解決方法

## 目次

1. はじめに

2. Dockerでのディスクスペース不足の原因

   - 2-1. イメージとコンテナの残骸

   - 2-2. ログとボリュームの増加

3. 解決方法

   - 3-1. 不要なイメージ、コンテナ、ボリュームの削除

   - 3-2. 自動クリーンアップの設定

   - 3-3. ディスクスペースを増やす方法

4. 効果的なディスクスペース管理戦略

   - 4-1. Docker System Pruneの活用

   - 4-2. ログの管理と制限

   - 4-3. イメージの最適化

5. まとめ

## 1. はじめに

Dockerを使用していると、時折「no space left on device」というエラーに直面することがあります。この問題は、Dockerコンテナまたはイメージがシステムのディスクスペースを使い果たしてしまうことによって引き起こされます。この記事では、この問題を効果的に解決する方法を詳しく説明します。

## 2. Dockerでのディスクスペース不足の原因

### 2-1. イメージとコンテナの残骸

Dockerでは、イメージとコンテナが時間の経過とともに蓄積され、それがディスクスペースを圧迫します。特に、テストや開発中に頻繁にイメージをビルドし、削除し忘れた場合にこれが起こります。

### 2-2. ログとボリュームの増加

Dockerコンテナが出力するログは、ディスクスペースを大量に消費することがあります。また、ボリュームを使用することでデータの持続性を確保する反面、古いデータが蓄積してスペースを圧迫することもあります。

## 3. 解決方法

### 3-1. 不要なイメージ、コンテナ、ボリュームの削除

古いイメージ、使われていないコンテナやボリュームを削除することで、ディスクスペースを開放できます。

- 未使用のイメージを削除:

  ```bash

  docker image prune -a

  ```

- 停止中のコンテナを削除:

  ```bash

  docker container prune

  ```

- 未使用のボリュームを削除:

  ```bash

  docker volume prune

  ```

### 3-2. 自動クリーンアップの設定

Dockerのデーモン設定で自動クリーンアップを設定することで、定期的にスペースを確保できます。

例: `~/.docker/config.json`に以下を追加

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3-3. ディスクスペースを増やす方法

物理的にディスクスペースを増やすことも、解決策の一つです。例えば、より大容量のハードディスクを追加したり、クラウドストレージを活用することが考えられます。

## 4. 効果的なディスクスペース管理戦略

### 4-1. Docker System Pruneの活用

Dockerは、unusedなオブジェクト（コンテナ、イメージ、ボリューム）を一括で削除する`docker system prune`コマンドを提供しています。これを定期的に実行することで、スペース管理を効率化できます。

### 4-2. ログの管理と制限

Dockerコンテナのログは、サイズを制限することが可能です。Dockerデーモン設定で、ログサイズと世代数を制限することができます。

例: `daemon.json`に以下を記述

![img](/mosaic-code.jpg)

### 4-3. イメージの最適化

Dockerfileを最適化し、不要なレイヤーを減らすことでイメージのサイズを小さくすることができます。`--squash`オプションを活用することで、イメージのレイヤーをまとめることが可能です。

## 5. まとめ

Dockerを使用していると避けられないディスクスペースの問題ですが、適切な管理と定期的なクリーンアップにより、問題を回避することができます。ここで紹介した方法を活用して、安定したDocker環境を維持しましょう。

# Docker: no space left on device の解決方法

## 目次

1. はじめに

2. Dockerでのディスクスペース不足の原因

   - 2-1. イメージとコンテナの残骸

   - 2-2. ログとボリュームの増加

3. 解決方法

   - 3-1. 不要なイメージ、コンテナ、ボリュームの削除

   - 3-2. 自動クリーンアップの設定

   - 3-3. ディスクスペースを増やす方法

4. 効果的なディスクスペース管理戦略

   - 4-1. Docker System Pruneの活用

   - 4-2. ログの管理と制限

   - 4-3. イメージの最適化

5. まとめ

## 1. はじめに

Dockerを使用していると、時折「no space left on device」というエラーに直面することがあります。この問題は、Dockerコンテナまたはイメージがシステムのディスクスペースを使い果たしてしまうことによって引き起こされます。この記事では、この問題を効果的に解決する方法を詳しく説明します。

## 2. Dockerでのディスクスペース不足の原因

### 2-1. イメージとコンテナの残骸

Dockerでは、イメージとコンテナが時間の経過とともに蓄積され、それがディスクスペースを圧迫します。特に、テストや開発中に頻繁にイメージをビルドし、削除し忘れた場合にこれが起こります。

### 2-2. ログとボリュームの増加

Dockerコンテナが出力するログは、ディスクスペースを大量に消費することがあります。また、ボリュームを使用することでデータの持続性を確保する反面、古いデータが蓄積してスペースを圧迫することもあります。

## 3. 解決方法

### 3-1. 不要なイメージ、コンテナ、ボリュームの削除

古いイメージ、使われていないコンテナやボリュームを削除することで、ディスクスペースを開放できます。

- 未使用のイメージを削除:

  ```bash

  docker image prune -a

  ```

- 停止中のコンテナを削除:

  ```bash

  docker container prune

  ```

- 未使用のボリュームを削除:

  ```bash

  docker volume prune

  ```

### 3-2. 自動クリーンアップの設定

Dockerのデーモン設定で自動クリーンアップを設定することで、定期的にスペースを確保できます。

例: `~/.docker/config.json`に以下を追加

```json

{

  "builder": {

    "pruneinterval": "720h"

  }

}

```

### 3-3. ディスクスペースを増やす方法

物理的にディスクスペースを増やすことも、解決策の一つです。例えば、より大容量のハードディスクを追加したり、クラウドストレージを活用することが考えられます。

## 4. 効果的なディスクスペース管理戦略

### 4-1. Docker System Pruneの活用

Dockerは、unusedなオブジェクト（コンテナ、イメージ、ボリューム）を一括で削除する`docker system prune`コマンドを提供しています。これを定期的に実行することで、スペース管理を効率化できます。

### 4-2. ログの管理と制限

Dockerコンテナのログは、サイズを制限することが可能です。Dockerデーモン設定で、ログサイズと世代数を制限することができます。

例: `daemon.json`に以下を記述

```json

{

  "log-driver": "json-file",

  "log-opts": {

    "max-size": "10m",

    "max-file": "3"

  }

}

```

### 4-3. イメージの最適化

Dockerfileを最適化し、不要なレイヤーを減らすことでイメージのサイズを小さくすることができます。`--squash`オプションを活用することで、イメージのレイヤーをまとめることが可能です。

## 5. まとめ

Dockerを使用していると避けられないディスクスペースの問題ですが、適切な管理と定期的なクリーンアップにより、問題を回避することができます。ここで紹介した方法を活用して、安定したDocker環境を維持しましょう。

Docker: no space left on device の解決方法

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