Firebase Functions で Firestore のデータを Pinecone に同期する方法

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2025年02月25日 6:28

1. はじめに

Firebase はリアルタイムデータベースや Firestore を提供し、サーバーレスでスケーラブルなアプリケーションを開発できます。一方で、Pinecone は高速なベクトル検索を提供し、類似検索やレコメンデーションシステムの構築に役立ちます。本記事では、Firebase Functions を用いて Firestore に保存されたデータを Pinecone に同期する方法を詳しく解説します。

2. 必要なツールとライブラリ

  • Firebase (Firestore, Firebase Functions)
  • Pinecone Database
  • OpenAI Embeddings (ベクトル変換用)
  • Node.js 環境

3. 環境構築

3.1 Firebase プロジェクトのセットアップ

まず、Firebase CLI をインストールし、新しい Firebase プロジェクトをセットアップします。
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TypeScript を使用する場合、functions/ ディレクトリ内に TypeScript 設定を追加してください。

3.2 必要なライブラリをインストール

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4. コード実装

4.1 Firestore から Pinecone へのデータ同期

functions/src/index.ts に以下のコードを記述します。
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5. デプロイとテスト

5.1 Firebase Functions のデプロイ

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5.2 Firestore にデータを追加

Firebase コンソールまたは Firebase SDK を使用して uploads コレクションにドキュメントを追加すると、Pinecone に同期されることを確認できます。

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6. まとめ

本記事では、Firebase Functions を用いて Firestore のデータを Pinecone に同期する方法を紹介しました。

ポイントまとめ

  1. Firestore に新しいドキュメントが追加されたらトリガーされる Cloud Function を作成
  2. OpenAI Embeddings を用いてテキストをベクトル変換
  3. Pinecone にデータを登録
  4. Firebase Functions をデプロイして自動的に同期

この方法を応用すれば、検索エンジンやレコメンデーションシステムの構築も可能です。ぜひ試してみてください!

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# Google Cloud Functions
# Pinecone
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