2025年4月時点、プロジェクト管理・開発ツール推奨リスト

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2025年04月12日 5:53

私は普段PM/PL/エンジニアとしてプロジェクトに参画しています。日々のプロジェクト進行の中で実際に使って効果を実感したツールや手法をご紹介します。特に生成AIとの連携を意識した選定になっていますので、参考にしていただければ幸いです。
私は普段PM/PL/エンジニアとしてプロジェクトに参画しています。その上で、私がお勧めするものをざっと書いていきます。参考になればと思います。

前提

まず、生成AIを日常的に利用されている技術者であればわかると思いますが、2025年時点だと、AIとのコミュニケーションは、テキストベースでやり取りをするのが一番です。

(音声->テキスト->生成AI、画像->テキスト->生成AI、みたいなことも随分やりやすくなってきています。)

なので、要件定義書、開発ドキュメントなどあらゆるドキュメントの管理は、構造化テキストを表現できるマークダウン形式と考えます。
さらに、マークダウン形式では、mermaidというグラフを作成できるダイアグラムツールも含まれています。開発者間でのドキュメンテーションに使えます。mermaidのダイアグラムは、テキストで表現されているのでAIも理解しやすく、SVG形式などで綺麗に吐き出すことで、顧客向けにも利用できる図表を作成できます。

おすすめツール

ドキュメンテーションは、Notionが良い。

結局、Notionが良いと思っています(高いですが)。 Notionを使っているところはちゃんとドキュメンテーションができてることが多いイメージです。

特に良い点は、共有権限の管理がしやすいこと、マークダウン形式が扱いやすいこと、ビジュアルが美しいことだと思っています。

検索性がかなり悪いのがネックでしたが、Notion AI を使うことで、問題は解消されています。

汎用生成AIは、Claudeが良い。

chatGPT、Gemini、Claudeが3大巨頭だと思っています。
その中でも、Claudeを推します。

特に、ビジュアル化やコーディングが得意な点が良いです。文章からsvgやReact codeへの変換によって、開発者間、顧客への共有にデモやPoCを共有できます。

ただ、DeepResearchが対応されてないことが困ります。そろそろ対応してほしい、、。

タスク管理は、Linearが良い。

最近使ってみたツールで、結構良いです。
(Asana,Backlog,GitHubProject,JIRAを使ったことがあります)

特に、GitHub連携による状態自動更新、充実したSlack連携、Cycleによるスプリント管理、使いやすいコメント機能、タスク依存関係の視覚化などが良いです。

参照:https://zenn.dev/immedio/articles/333d213c1201a1

エディタは、Cursorが良い。

VSCodeベースで、生成AIが組み込まれたツールです。
エンジニアにもPMにも必須です。コードを書く速度はかなり上がりますし、コードや仕様を把握すること、コードレビューをすることでも、大活躍です。使ってないことは、損失だと思っています。

VS Codeをフォークして作られているので、いつかVSCodeのアップデートに追従できなくなる懸念の声が散見されますが、その頃にはVSCodeもCursor同等のAI機能が追従してるはずなので、またVSCodeに戻れば良いだけです。

ホワイトボードツールはMiroが良い。

色々使ってきましたが、Miroが圧倒的に使いやすいし、ビジュアルが美しいです。
また、マークダウン形式、Manmaid、テーブルなど、様々なデータ形式を扱うことにも優れています。

スクショツールはCleanShotXが良い。(mac限定です。。)

有料ですが、買い切りのツールです。

スクショに関する課題が全部解決されたようなツールです。入れてみて欲しい。。

https://zenn.dev/contrea/articles/5fbcaeacf3fc99

言語選定は、TSでフルスタックにするのが良い

WEBアプリ、ネイティブアプリに限定した話ですが、TSとGO、TSとPythonなど、、言語間の比較をして選定するのはもう終わってると思っています。 
1言語に統一できるメリットが強すぎるので、基本的にはTSでフルスタックにすべきと考えます。
組織的な観点ではもちろん楽ですし、技術的には静的型付け&PRCが強力です。

PRCのネックとして、API仕様書がない懸念がありましたが、oRPCというRPCとOpen APIを組み合わせた技術が出てきたので、それも解消されそうです。
https://orpc.unnoq.com/

フレームワークは、いろんな観点で考える必要があると思いますが、
フロントエンド:SSRしたいならNext.js、CSRで良いならVite
バックエンド:Hono
が良いと思う。

※Next.jsは、現状、Vercel以外で全ての機能が正常に動作しないことが多く、大きめのボトルネックととらえます。 ご注意ください。
ASW amplifyやCloudflareで、対応される未来がすぐそこまで来てそうですが、、。

その他補助的に使えるもの

notebooklm

MTG動画などを雑に蓄積するだけで、勝手にドキュメント化されるイメージです。Googleのビジネス契約していれば、費用面も工数面も導入コストが低いので、一旦やってみるのがオススメです。

superwisper(mac限定)

音声をテキストに変換できるツールです。生成AIツールと相性良くてとってもいいです。

この記事も、superwisperに話した内容をClaudeに整理して作ってもらっています。タイパ良し。

ただ、ここでオススメしているものは、すべて私が選んでいますし、理由も私が思ったことだけ書いています。そこはAIに任せてないことを約束します。

ありがとうございました

おしまい。

# PM
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