Supabaseを使ってTodoアプリを作ってみた

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2025年04月12日 6:52

Supabaseはリアルタイムデータベースとオープンソースツールを提供するプラットフォームであり、Firebaseの代替として人気があります。この記事ではSupabaseを利用したTodoアプリの作成方法を、具体的な手順とともに解説していきます。

Supabaseを使ってTodoアプリを作ってみた

目次

  1. はじめに
  2. Supabaseのセットアップ
    1. アカウントの作成とプロジェクト立ち上げ
    2. データベーステーブルの作成
  3. フロントエンドアプリケーションの構築
    1. Reactアプリの初期設定
    2. Supabaseとの接続設定
  4. Todo機能の実装
    1. タスクの追加機能
    2. タスクの表示機能
    3. タスクの更新機能
    4. タスクの削除機能
  5. デプロイメントと運用
  6. まとめ

1. はじめに

Supabaseは、オープンソースのFirebase代替プラットフォームとして注目を集めています。リアルタイムデータベースや認証のほか、アプリケーションのバックエンド構築を迅速に行える機能を備えています。本記事では、Supabaseの基本的な使い方を学ぶために、シンプルなTodoアプリを作成していきます。


2. Supabaseのセットアップ

2-1. アカウントの作成とプロジェクト立ち上げ

Supabaseの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成します。ログイン後、新しいプロジェクトを作成します。プロジェクトの作成時には以下の情報が必要になります。

  • プロジェクト名
  • パスワード
  • データベースリージョンの選択

この一連のセットアップが完了すると、Supabaseダッシュボードにプロジェクトが表示され、管理画面から様々な機能を使用できるようになります。

2-2. データベーステーブルの作成

次に、Todoアプリのデータを保存するためのテーブルを作成します。Supabaseのダッシュボードの「Table Editor」から、次のフィールドを持つtasksテーブルを作成します。

  • id: UUID (Primary Key)
  • task: TEXT
  • is_complete: BOOLEAN (default: false)

このテーブルがアプリケーションのデータベースとして機能します。


3. フロントエンドアプリケーションの構築

3-1. Reactアプリの初期設定

この例では、Reactを使用してフロントエンドを開発します。以下のコマンドを使ってReactアプリケーションを初期化します。

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3-2. Supabaseとの接続設定

Reactアプリケーション内にSupabaseを設定するために、srcディレクトリにsupabaseClient.jsファイルを作成します。SupabaseのURLと匿名キーは、Supabaseダッシュボードの「Settings」から取得できます。

img


4. Todo機能の実装

4-1. タスクの追加機能

タスクを追加するためのフォームと、Supabaseにタスクを保存する関数を実装します。

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4-2. タスクの表示機能

データベースからタスクリストを取得し、表示する機能を実装します。

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4-3. タスクの更新機能

タスクの完了状態を更新するための機能を追加します。

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4-4. タスクの削除機能

タスクを削除する機能を実装します。

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5. デプロイメントと運用

アプリケーションの構築が完了したら、ネット上で公開できるようにデプロイを行います。VercelやNetlifyを使用することで、簡単にアプリケーションをホスティングすることができます。

まとめ

このプロジェクトを通して、Supabaseを使ったシンプルなTodoアプリの作成方法を学習しました。Supabaseのリアルタイムデータベース機能を利用することで、効率的にアプリケーションを開発することができます。今後は、認証機能やリアルタイム更新機能の実装により、さらに高度なアプリケーションを目指していくことができます。

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# supabase
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