# 目次

1. はじめに

   1-1. 背景  

   1-2. 本記事の目的  

2. 必要な事前準備  

   2-1. Terraformのインストール  

   2-2. GCPプロジェクトの設定  

   2-3. GitHubリポジトリの準備  

3. GCPとTerraformの連携  

   3-1. GCPサービスアカウントの作成  

   3-2. サービスアカウントキーのダウンロード  

   3-3. Terraform設定ファイルの作成  

4. GitHub Actionsとの統合  

   4-1. GitHub Secretsの設定  

   4-2. .github/workflowsディレクトリの作成  

   4-3. GitHub Actionsワークフローファイルの作成  

5. CI/CDパイプラインの構築  

   5-1. 実行環境の設定  

   5-2. Terraform PlanとApplyの実行  

   5-3. パイプラインの例  

6. まとめ  

## 1. はじめに

### 1-1. 背景  

インフラストラクチャをコードで管理するIaC（Infrastructure as Code）の手法は、近年ますます普及しています。Terraformは、その中でも広く使われているツールであり、Google Cloud Platform（GCP）のリソースを管理する際にも有用です。さらに、GitHub Actionsを用いてCI/CD（継続的インテグレーション/デプロイメント）を実装することで、開発プロセスを自動化し、効率化を図れます。

### 1-2. 本記事の目的  

本記事では、Terraformを使用してGCPとGitHub Actionsを連携させる具体的な方法を解説します。これにより、エンジニアはGCP上でのインフラ管理とデプロイ作業をスムーズに行えるようになります。

## 2. 必要な事前準備

### 2-1. Terraformのインストール  

Terraformは公式サイトからダウンロードできます。必要なオペレーティングシステムに応じてインストールしてください。

![img](/mosaic-code.jpg)

#### 2-2. GCPプロジェクトの設定  

GCPでプロジェクトを作成し、APIと課金を有効にする必要があります。また、TerraformがアクセスできるようにIAM設定を調整します。

#### 2-3. GitHubリポジトリの準備  

GitHubにリポジトリを作成します。ここで後述のTerraform設定ファイルとGitHub Actionsのワークフローファイルを管理します。

## 3. GCPとTerraformの連携

### 3-1. GCPサービスアカウントの作成  

GCPのIAM管理でTerraform用のサービスアカウントを作成します。適切な役割（例：役割のエディター）を付与します。

### 3-2. サービスアカウントキーのダウンロード  

サービスアカウントに紐付けられたJSONフォーマットのキーを生成し、ダウンロードします。このキーは後でGitHub Secretsに登録します。

### 3-3. Terraform設定ファイルの作成  

Terraform設定ファイルを作成し、GCPのリソースを定義します。以下は簡単なVMインスタンス作成の例です。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4. GitHub Actionsとの統合

### 4-1. GitHub Secretsの設定  

GitHubリポジトリの設定から、ダウンロードしたサービスアカウントキーの内容を`GCP_CREDENTIALS`としてGitHub Secretsに追加します。

### 4-2. .github/workflowsディレクトリの作成  

リポジトリ内に`.github/workflows`ディレクトリを作成します。このディレクトリにワークフローファイルを配置します。

### 4-3. GitHub Actionsワークフローファイルの作成  

ワークフローファイルを作成し、Terraformを用いてGCPリソースを管理する設定を記述します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. CI/CDパイプラインの構築

### 5-1. 実行環境の設定  

GitHub Actionsは`ubuntu-latest`の設定で実行され、Terraformの実行環境を構築します。

### 5-2. Terraform PlanとApplyの実行  

このワークフローでは、コードが`main`ブランチにプッシュされるたびに、`terraform plan`と`terraform apply`が実行され、GCPリソースが更新されます。

### 5-3. パイプラインの例  

以下は、具体的なパイプラインの実行結果となり、変更内容が即時反映されます。

## 6. まとめ

Terraformを使用してGCPとGitHub Actionsを連携させると、インフラ管理の自動化が可能になります。これにより、エンジニアはインフラストラクチャの管理をコードで行え、リソース管理の効率が格段に向上します。正確な設定とシークレット管理が重要であり、セキュアなCI/CDパイプラインの構築が求められます。

# 目次

1. はじめに

   1-1. 背景  

   1-2. 本記事の目的  

2. 必要な事前準備  

   2-1. Terraformのインストール  

   2-2. GCPプロジェクトの設定  

   2-3. GitHubリポジトリの準備  

3. GCPとTerraformの連携  

   3-1. GCPサービスアカウントの作成  

   3-2. サービスアカウントキーのダウンロード  

   3-3. Terraform設定ファイルの作成  

4. GitHub Actionsとの統合  

   4-1. GitHub Secretsの設定  

   4-2. .github/workflowsディレクトリの作成  

   4-3. GitHub Actionsワークフローファイルの作成  

5. CI/CDパイプラインの構築  

   5-1. 実行環境の設定  

   5-2. Terraform PlanとApplyの実行  

   5-3. パイプラインの例  

6. まとめ  

## 1. はじめに

### 1-1. 背景  

インフラストラクチャをコードで管理するIaC（Infrastructure as Code）の手法は、近年ますます普及しています。Terraformは、その中でも広く使われているツールであり、Google Cloud Platform（GCP）のリソースを管理する際にも有用です。さらに、GitHub Actionsを用いてCI/CD（継続的インテグレーション/デプロイメント）を実装することで、開発プロセスを自動化し、効率化を図れます。

### 1-2. 本記事の目的  

本記事では、Terraformを使用してGCPとGitHub Actionsを連携させる具体的な方法を解説します。これにより、エンジニアはGCP上でのインフラ管理とデプロイ作業をスムーズに行えるようになります。

## 2. 必要な事前準備

### 2-1. Terraformのインストール  

Terraformは公式サイトからダウンロードできます。必要なオペレーティングシステムに応じてインストールしてください。

```bash

# macOSの場合

brew install terraform

# Windowsの場合

choco install terraform

```

#### 2-2. GCPプロジェクトの設定  

GCPでプロジェクトを作成し、APIと課金を有効にする必要があります。また、TerraformがアクセスできるようにIAM設定を調整します。

#### 2-3. GitHubリポジトリの準備  

GitHubにリポジトリを作成します。ここで後述のTerraform設定ファイルとGitHub Actionsのワークフローファイルを管理します。

## 3. GCPとTerraformの連携

### 3-1. GCPサービスアカウントの作成  

GCPのIAM管理でTerraform用のサービスアカウントを作成します。適切な役割（例：役割のエディター）を付与します。

### 3-2. サービスアカウントキーのダウンロード  

サービスアカウントに紐付けられたJSONフォーマットのキーを生成し、ダウンロードします。このキーは後でGitHub Secretsに登録します。

### 3-3. Terraform設定ファイルの作成  

Terraform設定ファイルを作成し、GCPのリソースを定義します。以下は簡単なVMインスタンス作成の例です。

```hcl

provider "google" {

  credentials = file("<path_to_your_service_account_json_key>")

  project     = "<your_gcp_project_id>"

  region      = "us-central1"

}

resource "google_compute_instance" "default" {

  name         = "terraform-instance"

  machine_type = "f1-micro"

  boot_disk {

    initialize_params {

      image = "debian-cloud/debian-10"

    }

  }

  network_interface {

    network = "default"

  }

}

```

## 4. GitHub Actionsとの統合

### 4-1. GitHub Secretsの設定  

GitHubリポジトリの設定から、ダウンロードしたサービスアカウントキーの内容を`GCP_CREDENTIALS`としてGitHub Secretsに追加します。

### 4-2. .github/workflowsディレクトリの作成  

リポジトリ内に`.github/workflows`ディレクトリを作成します。このディレクトリにワークフローファイルを配置します。

### 4-3. GitHub Actionsワークフローファイルの作成  

ワークフローファイルを作成し、Terraformを用いてGCPリソースを管理する設定を記述します。

```yaml

name: Deploy to GCP

on:

  push:

    branches:

      - main

jobs:

  terraform:

    runs-on: ubuntu-latest

    steps:

    - uses: actions/checkout@v2

    - name: Set up Terraform

      uses: hashicorp/setup-terraform@v1

      with:

        terraform_version: 1.0

    - name: Terraform Init

      run: terraform init

    - name: Terraform Plan

      run: terraform plan

    - name: Terraform Apply

      run: terraform apply -auto-approve

      env:

        GOOGLE_CREDENTIALS: ${{ secrets.GCP_CREDENTIALS }}

```

## 5. CI/CDパイプラインの構築

### 5-1. 実行環境の設定  

GitHub Actionsは`ubuntu-latest`の設定で実行され、Terraformの実行環境を構築します。

### 5-2. Terraform PlanとApplyの実行  

このワークフローでは、コードが`main`ブランチにプッシュされるたびに、`terraform plan`と`terraform apply`が実行され、GCPリソースが更新されます。

### 5-3. パイプラインの例  

以下は、具体的なパイプラインの実行結果となり、変更内容が即時反映されます。

## 6. まとめ

Terraformを使用してGCPとGitHub Actionsを連携させると、インフラ管理の自動化が可能になります。これにより、エンジニアはインフラストラクチャの管理をコードで行え、リソース管理の効率が格段に向上します。正確な設定とシークレット管理が重要であり、セキュアなCI/CDパイプラインの構築が求められます。

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