## 目次

1. 1-1 NestJSとTypeORMの基本概要
2. 1-2 CRUD操作のための環境セットアップ
   - 1-2-1 必要なパッケージのインストール
   - 1-2-2 データベース接続の設定
3. 1-3 エンティティの作成
4. 1-4 リポジトリとサービスの実装
   - 1-4-1 リポジトリの作成
   - 1-4-2 サービスの実装
5. 1-5 コントローラーの設定
6. 1-6 データ操作: CRUDの実装
   - 1-6-1 Create（作成）
   - 1-6-2 Read（読み取り）
   - 1-6-3 Update（更新）
   - 1-6-4 Delete（削除）
7. 1-7 テストとデバッグ
8. 1-8 結果の確認
9. 1-9 まとめ

---

## 1-1 NestJSとTypeORMの基本概要

NestJSは、効率的で信頼性があり、スケーラブルなサーバーサイドアプリケーションを構築するためのフレームワークです。TypeORMは、TypeScriptと組み合わせるとデータベースのオブジェクトとの対話を柔軟に行うことができます。これらのツールは、エンティティとリポジトリパターンを利用し、データベース操作を容易にします。

## 1-2 CRUD操作のための環境セットアップ

### 1-2-1 必要なパッケージのインストール

最初にNestJSアプリケーションをセットアップし、必要なパッケージ（TypeORMなど）をインストールします。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 1-2-2 データベース接続の設定

`app.module.ts`ファイルでTypeORMモジュールを設定して、データベースへの接続を確立します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 1-3 エンティティの作成

まず、エンティティを作成してデータベースのテーブルを定義します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 1-4 リポジトリとサービスの実装

### 1-4-1 リポジトリの作成

リポジトリを介して、データベースへの接続を行います。

### 1-4-2 サービスの実装

ビジネスロジックをサービスで処理します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 1-5 コントローラーの設定

エンドポイントを定義し、サービスを介してデータ操作を行います。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 1-6 データ操作: CRUDの実装

### 1-6-1 Create（作成）

簡単に新しいユーザーを作成します。

### 1-6-2 Read（読み取り）

すべてのユーザーの情報を取得します。

### 1-6-3 Update（更新）

既存のユーザーの情報を更新します。（例示は割愛しますが、`usersService.update()`関数を実装可能です）

### 1-6-4 Delete（削除）

ユーザーを削除します。

## 1-7 テストとデバッグ

作成したエンドポイントをテストするには、Postmanなどのツールを使用してAPIを呼び出します。

## 1-8 結果の確認

CRUD操作の結果を確認し、正常にデータの操作が行われていることを確認します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 1-9 まとめ

NestJSとTypeORMを組み合わせることにより、効率的にデータベース操作を行うことができました。この構造化されたアプローチは、コードの維持管理を簡潔かつ理解しやすいものにします。 [cv:issue_marketplace_engineer]

## 目次

1. 1-1 NestJSとTypeORMの基本概要
2. 1-2 CRUD操作のための環境セットアップ
   - 1-2-1 必要なパッケージのインストール
   - 1-2-2 データベース接続の設定
3. 1-3 エンティティの作成
4. 1-4 リポジトリとサービスの実装
   - 1-4-1 リポジトリの作成
   - 1-4-2 サービスの実装
5. 1-5 コントローラーの設定
6. 1-6 データ操作: CRUDの実装
   - 1-6-1 Create（作成）
   - 1-6-2 Read（読み取り）
   - 1-6-3 Update（更新）
   - 1-6-4 Delete（削除）
7. 1-7 テストとデバッグ
8. 1-8 結果の確認
9. 1-9 まとめ

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## 1-1 NestJSとTypeORMの基本概要

NestJSは、効率的で信頼性があり、スケーラブルなサーバーサイドアプリケーションを構築するためのフレームワークです。TypeORMは、TypeScriptと組み合わせるとデータベースのオブジェクトとの対話を柔軟に行うことができます。これらのツールは、エンティティとリポジトリパターンを利用し、データベース操作を容易にします。

## 1-2 CRUD操作のための環境セットアップ

### 1-2-1 必要なパッケージのインストール

最初にNestJSアプリケーションをセットアップし、必要なパッケージ（TypeORMなど）をインストールします。

```bash
npm install --save @nestjs/typeorm typeorm mysql2
```

### 1-2-2 データベース接続の設定

`app.module.ts`ファイルでTypeORMモジュールを設定して、データベースへの接続を確立します。

```typescript
import { Module } from '@nestjs/common';
import { TypeOrmModule } from '@nestjs/typeorm';

@Module({
  imports: [
    TypeOrmModule.forRoot({
      type: 'mysql',
      host: 'localhost',
      port: 3306,
      username: 'root',
      password: 'password',
      database: 'test',
      entities: [__dirname + '/**/*.entity{.ts,.js}'],
      synchronize: true,
    }),
  ],
})
export class AppModule {}
```

## 1-3 エンティティの作成

まず、エンティティを作成してデータベースのテーブルを定義します。

```typescript
import { Entity, Column, PrimaryGeneratedColumn } from 'typeorm';

@Entity()
export class User {
  @PrimaryGeneratedColumn()
  id: number;

  @Column()
  name: string;

  @Column()
  age: number;
}
```

## 1-4 リポジトリとサービスの実装

### 1-4-1 リポジトリの作成

リポジトリを介して、データベースへの接続を行います。

### 1-4-2 サービスの実装

ビジネスロジックをサービスで処理します。

```typescript
import { Injectable } from '@nestjs/common';
import { InjectRepository } from '@nestjs/typeorm';
import { Repository } from 'typeorm';
import { User } from './user.entity';

@Injectable()
export class UsersService {
  constructor(
    @InjectRepository(User)
    private usersRepository: Repository<User>,
  ) {}

  findAll(): Promise<User[]> {
    return this.usersRepository.find();
  }

  findOne(id: string): Promise<User> {
    return this.usersRepository.findOneBy({ id: parseInt(id) });
  }

  async remove(id: string): Promise<void> {
    await this.usersRepository.delete(id);
  }
}
```

## 1-5 コントローラーの設定

エンドポイントを定義し、サービスを介してデータ操作を行います。

```typescript
import { Controller, Get, Post, Delete, Param, Body } from '@nestjs/common';
import { UsersService } from './users.service';
import { User } from './user.entity';

@Controller('users')
export class UsersController {
  constructor(private readonly usersService: UsersService) {}

  @Get()
  findAll(): Promise<User[]> {
    return this.usersService.findAll();
  }

  @Get(':id')
  findOne(@Param('id') id: string): Promise<User> {
    return this.usersService.findOne(id);
  }

  @Post()
  create(@Body() user: User): Promise<User> {
    return this.usersService.create(user);
  }

  @Delete(':id')
  remove(@Param('id') id: string): Promise<void> {
    return this.usersService.remove(id);
  }
}
```

## 1-6 データ操作: CRUDの実装

### 1-6-1 Create（作成）

簡単に新しいユーザーを作成します。

### 1-6-2 Read（読み取り）

すべてのユーザーの情報を取得します。

### 1-6-3 Update（更新）

既存のユーザーの情報を更新します。（例示は割愛しますが、`usersService.update()`関数を実装可能です）

### 1-6-4 Delete（削除）

ユーザーを削除します。

## 1-7 テストとデバッグ

作成したエンドポイントをテストするには、Postmanなどのツールを使用してAPIを呼び出します。

## 1-8 結果の確認

CRUD操作の結果を確認し、正常にデータの操作が行われていることを確認します。

```bash
GET http://localhost:3000/users
```

## 1-9 まとめ

NestJSとTypeORMを組み合わせることにより、効率的にデータベース操作を行うことができました。この構造化されたアプローチは、コードの維持管理を簡潔かつ理解しやすいものにします。 

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