# 目次
1. Java 17の概要
2. GitHub Actionsの基本
3. CI/CDパイプラインの全体像
4. GitHub Actionsを使ったJava 17プロジェクトのセットアップ
   - 4-1. プロジェクトの準備
   - 4-2. GitHub Actionsの設定ファイル作成
5. Java 17用のビルドおよびテスト
   - 5-1. ビルドツールの選択（MavenまたはGradle）
   - 5-2. ビルドジョブの構築
   - 5-3. テストジョブの設定
6. パイプラインの実行とデバッグ
   - 6-1. ワークフローの実行
   - 6-2. ログの確認とエラー修正
7. デプロイメントステージの追加
   - 7-1. デプロイ環境の選択
   - 7-2. デプロイメントジョブの追加
8. まとめ

## 1. Java 17の概要
Java 17は、長期サポート（LTS）が提供される最新のJavaバージョンで、多くの新機能と改善が加えられています。例えば、Switched Expressionsの正式採用、Sealed Classes、Pattern Matching for instanceofの拡張などがあります。これにより、開発者はより効率的にクリーンなコードを書けるようになります。

## 2. GitHub Actionsの基本
GitHub Actionsは、GitHubのリポジトリ内で継続的インテグレーション（CI）および継続的デリバリー（CD）パイプラインを自動化するためのサービスです。YAMLファイルに記述されたワークフローが定義され、イベントがトリガーされるたびに指定されたアクションを実行します。

## 3. CI/CDパイプラインの全体像
CI/CDパイプラインは以下のステージで構成されます：
- **ビルド**：コードをコンパイルしてアーティファクトを生成します。
- **テスト**：生成されたアーティファクトの動作を検証します。
- **デプロイ**：アーティファクトを指定された環境に配置して動作確認します。

## 4. GitHub Actionsを使ったJava 17プロジェクトのセットアップ
### 4-1. プロジェクトの準備
まず、Java 17を使用するプロジェクトをGitHubリポジトリに用意します。この際、利用するビルドツール（MavenまたはGradle）も設定します。

### 4-2. GitHub Actionsの設定ファイル作成
`.github/workflows` フォルダに、Java 17に対応したGitHub Actions用の設定ファイルを作成します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. Java 17用のビルドおよびテスト
### 5-1. ビルドツールの選択（MavenまたはGradle）
選択したビルドツールに応じてジョブ内で適切なコマンドを使用します。上の例ではMavenを使用していますが、Gradleを使う場合は `./gradlew build` などのコマンドに置き換えます。

### 5-2. ビルドジョブの構築
ビルドジョブでは、GitHub ActionsによりJava環境を構築し、プロジェクトをビルドします。

### 5-3. テストジョブの設定
テストジョブでは、Javaアプリケーションのユニットテストや統合テストを実行します。ビルドが成功した後にテストが実行され、失敗したテストがあるとパイプラインが停止します。

## 6. パイプラインの実行とデバッグ
### 6-1. ワークフローの実行
リポジトリに変更をプッシュすることで、設定したワークフローが自動的に実行されます。

### 6-2. ログの確認とエラー修正
実行結果はGitHub Actionsページから確認できます。問題が発生した場合は、提供されるログから原因を突き止め、YAML設定やプロジェクトのソースコードを修正します。

## 7. デプロイメントステージの追加
### 7-1. デプロイ環境の選択
アプリケーションのデプロイ先環境（AWS、Heroku、Firebaseなど）を選択します。

### 7-2. デプロイメントジョブの追加
YAMLファイルにデプロイメントジョブを追加し、選択した環境にデプロイします。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 8. まとめ
GitHub Actionsを活用することで、Java 17アプリケーションのCI/CDパイプラインを効率的に構築できます。自動化されたビルド、テスト、デプロイメントプロセスを通じて、安定したリリース管理を実現します。開発者は生産性を向上させつつ、管理コストを削減することができます。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# 目次
1. Java 17の概要
2. GitHub Actionsの基本
3. CI/CDパイプラインの全体像
4. GitHub Actionsを使ったJava 17プロジェクトのセットアップ
   - 4-1. プロジェクトの準備
   - 4-2. GitHub Actionsの設定ファイル作成
5. Java 17用のビルドおよびテスト
   - 5-1. ビルドツールの選択（MavenまたはGradle）
   - 5-2. ビルドジョブの構築
   - 5-3. テストジョブの設定
6. パイプラインの実行とデバッグ
   - 6-1. ワークフローの実行
   - 6-2. ログの確認とエラー修正
7. デプロイメントステージの追加
   - 7-1. デプロイ環境の選択
   - 7-2. デプロイメントジョブの追加
8. まとめ

## 1. Java 17の概要
Java 17は、長期サポート（LTS）が提供される最新のJavaバージョンで、多くの新機能と改善が加えられています。例えば、Switched Expressionsの正式採用、Sealed Classes、Pattern Matching for instanceofの拡張などがあります。これにより、開発者はより効率的にクリーンなコードを書けるようになります。

## 2. GitHub Actionsの基本
GitHub Actionsは、GitHubのリポジトリ内で継続的インテグレーション（CI）および継続的デリバリー（CD）パイプラインを自動化するためのサービスです。YAMLファイルに記述されたワークフローが定義され、イベントがトリガーされるたびに指定されたアクションを実行します。

## 3. CI/CDパイプラインの全体像
CI/CDパイプラインは以下のステージで構成されます：
- **ビルド**：コードをコンパイルしてアーティファクトを生成します。
- **テスト**：生成されたアーティファクトの動作を検証します。
- **デプロイ**：アーティファクトを指定された環境に配置して動作確認します。

## 4. GitHub Actionsを使ったJava 17プロジェクトのセットアップ
### 4-1. プロジェクトの準備
まず、Java 17を使用するプロジェクトをGitHubリポジトリに用意します。この際、利用するビルドツール（MavenまたはGradle）も設定します。

### 4-2. GitHub Actionsの設定ファイル作成
`.github/workflows` フォルダに、Java 17に対応したGitHub Actions用の設定ファイルを作成します。

```yaml
name: Java CI

on:
  push:
    branches: [ main ]
  pull_request:
    branches: [ main ]

jobs:
  build:
    runs-on: ubuntu-latest

    steps:
    - uses: actions/checkout@v2
    - name: Set up JDK 17
      uses: actions/setup-java@v2
      with:
        java-version: '17'
        distribution: 'adopt'
    - name: Build with Maven
      run: mvn clean install
    - name: Test
      run: mvn test
```

## 5. Java 17用のビルドおよびテスト
### 5-1. ビルドツールの選択（MavenまたはGradle）
選択したビルドツールに応じてジョブ内で適切なコマンドを使用します。上の例ではMavenを使用していますが、Gradleを使う場合は `./gradlew build` などのコマンドに置き換えます。

### 5-2. ビルドジョブの構築
ビルドジョブでは、GitHub ActionsによりJava環境を構築し、プロジェクトをビルドします。

### 5-3. テストジョブの設定
テストジョブでは、Javaアプリケーションのユニットテストや統合テストを実行します。ビルドが成功した後にテストが実行され、失敗したテストがあるとパイプラインが停止します。

## 6. パイプラインの実行とデバッグ
### 6-1. ワークフローの実行
リポジトリに変更をプッシュすることで、設定したワークフローが自動的に実行されます。

### 6-2. ログの確認とエラー修正
実行結果はGitHub Actionsページから確認できます。問題が発生した場合は、提供されるログから原因を突き止め、YAML設定やプロジェクトのソースコードを修正します。

## 7. デプロイメントステージの追加
### 7-1. デプロイ環境の選択
アプリケーションのデプロイ先環境（AWS、Heroku、Firebaseなど）を選択します。

### 7-2. デプロイメントジョブの追加
YAMLファイルにデプロイメントジョブを追加し、選択した環境にデプロイします。

```yaml
  deploy:
    needs: build
    runs-on: ubuntu-latest
    steps:
    - uses: actions/checkout@v2
    - name: Deploy to production
      run: echo "Deploying to production server..."
```

## 8. まとめ
GitHub Actionsを活用することで、Java 17アプリケーションのCI/CDパイプラインを効率的に構築できます。自動化されたビルド、テスト、デプロイメントプロセスを通じて、安定したリリース管理を実現します。開発者は生産性を向上させつつ、管理コストを削減することができます。 

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