# Slack APIとTrelloを連携した進捗共有ボットの構築

## 目次
1. はじめに
2. Slack APIの概要
3. Trelloの概要
4. 必要なツールと設定
   - 4-1. Slack Appの作成と設定
   - 4-2. Trello APIキーの取得
5. ボットの基本設計
6. SlackとTrelloを連携する方法
   - 6-1. OAuthを利用した認証
   - 6-2. Webhookを使ったリアルタイム連携
7. 進捗共有ボットの構築手順
   - 7-1. Trello上のタスクを取得する
   - 7-2. Slackへの投稿方法
   - 7-3. 進捗報告の自動化
8. コード例
9. おすすめの拡張機能
10. まとめ

## 1. はじめに
SlackとTrelloを組み合わせて業務効率を高める方法として、進捗共有ボットを開発します。このボットは、Trelloのカードに変更があった際にSlackに通知を送ることで、即時に進捗をチームと共有できます。詳しい構築手順とプログラム例を通じて実装方法を解説します。

## 2. Slack APIの概要
Slack APIは、Slackプラットフォームの各種機能と連携するためのAPI群を提供しています。このAPIを利用することで、メッセージ投稿、ユーザー管理、チャネル情報取得などが可能です。

## 3. Trelloの概要
Trelloは、タスク管理やプロジェクト管理に便利なツールです。Trello APIを使用すると、ボード、リスト、カードの作成や読み取りが可能で、この機能を利用してタスク進捗を管理します。

## 4. 必要なツールと設定

### 4-1. Slack Appの作成と設定
1. [Slack API](https://api.slack.com/)にアクセスし、「Create an App」をクリックします。
2. App作成後、「OAuth & Permissions」で必要な権限を設定します。`chat:write`などの権限が必要です。
3. Bot Tokenをメモしておきます。

### 4-2. Trello APIキーの取得
1. TrelloのAPIキーは[ここ](https://trello.com/app-key)から取得できます。
2. APIキーとトークンを保存して、後で使用します。

## 5. ボットの基本設計
本ボットは次のような流れで動作します。
1. Trelloのカードに更新があった場合にボットがトリガーし、変更内容をSlackに通知する。
2. 定期的にカードの進捗状況を集計し、Slackに報告する機能。

## 6. SlackとTrelloを連携する方法

### 6-1. OAuthを利用した認証
OAuth標準を使って、SlackとTrello間で安全なデータ転送を実現します。Slack APIとTrello API共に、OAuth 2.0を用いた認証を行います。

### 6-2. Webhookを使ったリアルタイム連携
Webhook URLを設定することで、Trelloでのカードのアクション（作成、削除、更新など）がリアルタイムでSlackに通知されるようにします。

## 7. 進捗共有ボットの構築手順

### 7-1. Trello上のタスクを取得する
TrelloのAPIを利用して、指定したリストやボードを検索し、カード情報を取得します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 7-2. Slackへの投稿方法
取得したTrelloのカード情報を使用して、Slackにメッセージを送ります。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 7-3. 進捗報告の自動化
スケジューラを設定して、定期的にTrelloのデータを取得し、進捗報告を自動送信します（例: cronジョブを使用）。

## 8. コード例
簡単なボット機能を実装した完全なコード例です。SlackおよびTrelloに対する認証情報を適宜設定してください。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 9. おすすめの拡張機能
- **Error Handling**: APIのエラーハンドリングを強化し、各種例外に適切に対応する。
- **Response Parsing**: Trello APIのレスポンスを更に詳細に解析し、カスタムレポートを生成する。

## 10. まとめ
この記事では、SlackとTrelloを連携する進捗共有ボットの構築手順を紹介しました。このボットを活用することで、プロジェクトの進捗をリアルタイムで管理可能となり、チームのコミュニケーションが効率化されることが期待できます。さらに、これによりプロジェクトの透明性が向上し、管理も容易になります。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# Slack APIとTrelloを連携した進捗共有ボットの構築

## 目次
1. はじめに
2. Slack APIの概要
3. Trelloの概要
4. 必要なツールと設定
   - 4-1. Slack Appの作成と設定
   - 4-2. Trello APIキーの取得
5. ボットの基本設計
6. SlackとTrelloを連携する方法
   - 6-1. OAuthを利用した認証
   - 6-2. Webhookを使ったリアルタイム連携
7. 進捗共有ボットの構築手順
   - 7-1. Trello上のタスクを取得する
   - 7-2. Slackへの投稿方法
   - 7-3. 進捗報告の自動化
8. コード例
9. おすすめの拡張機能
10. まとめ

## 1. はじめに
SlackとTrelloを組み合わせて業務効率を高める方法として、進捗共有ボットを開発します。このボットは、Trelloのカードに変更があった際にSlackに通知を送ることで、即時に進捗をチームと共有できます。詳しい構築手順とプログラム例を通じて実装方法を解説します。

## 2. Slack APIの概要
Slack APIは、Slackプラットフォームの各種機能と連携するためのAPI群を提供しています。このAPIを利用することで、メッセージ投稿、ユーザー管理、チャネル情報取得などが可能です。

## 3. Trelloの概要
Trelloは、タスク管理やプロジェクト管理に便利なツールです。Trello APIを使用すると、ボード、リスト、カードの作成や読み取りが可能で、この機能を利用してタスク進捗を管理します。

## 4. 必要なツールと設定

### 4-1. Slack Appの作成と設定
1. [Slack API](https://api.slack.com/)にアクセスし、「Create an App」をクリックします。
2. App作成後、「OAuth & Permissions」で必要な権限を設定します。`chat:write`などの権限が必要です。
3. Bot Tokenをメモしておきます。

### 4-2. Trello APIキーの取得
1. TrelloのAPIキーは[ここ](https://trello.com/app-key)から取得できます。
2. APIキーとトークンを保存して、後で使用します。

## 5. ボットの基本設計
本ボットは次のような流れで動作します。
1. Trelloのカードに更新があった場合にボットがトリガーし、変更内容をSlackに通知する。
2. 定期的にカードの進捗状況を集計し、Slackに報告する機能。

## 6. SlackとTrelloを連携する方法

### 6-1. OAuthを利用した認証
OAuth標準を使って、SlackとTrello間で安全なデータ転送を実現します。Slack APIとTrello API共に、OAuth 2.0を用いた認証を行います。

### 6-2. Webhookを使ったリアルタイム連携
Webhook URLを設定することで、Trelloでのカードのアクション（作成、削除、更新など）がリアルタイムでSlackに通知されるようにします。

## 7. 進捗共有ボットの構築手順

### 7-1. Trello上のタスクを取得する
TrelloのAPIを利用して、指定したリストやボードを検索し、カード情報を取得します。

```python
import requests

def get_trello_cards(board_id, api_key, token):
    url = f"https://api.trello.com/1/boards/{board_id}/cards"
    query = {
       'key': api_key,
       'token': token
    }
    response = requests.get(url, params=query)
    return response.json()
```

### 7-2. Slackへの投稿方法
取得したTrelloのカード情報を使用して、Slackにメッセージを送ります。

```python
import json
import requests

def post_to_slack(channel, text, bot_token):
    url = 'https://slack.com/api/chat.postMessage'
    headers = {
       'Content-Type': 'application/json',
       'Authorization': f'Bearer {bot_token}'
    }
    payload = {
       'channel': channel,
       'text': text
    }
    response = requests.post(url, headers=headers, data=json.dumps(payload))
    return response.json()
```

### 7-3. 進捗報告の自動化
スケジューラを設定して、定期的にTrelloのデータを取得し、進捗報告を自動送信します（例: cronジョブを使用）。

## 8. コード例
簡単なボット機能を実装した完全なコード例です。SlackおよびTrelloに対する認証情報を適宜設定してください。

```python
import os
from apscheduler.schedulers.blocking import BlockingScheduler

def send_progress_report():
    api_key = os.getenv('TRELLO_API_KEY')
    token = os.getenv('TRELLO_TOKEN')
    board_id = os.getenv('TRELLO_BOARD_ID')
    slack_bot_token = os.getenv('SLACK_BOT_TOKEN')
    slack_channel = '#general'

    cards = get_trello_cards(board_id, api_key, token)
    report_text = generate_report(cards)

    post_to_slack(slack_channel, report_text, slack_bot_token)

def generate_report(cards):
    report = "Current Trello Board Progress:\n"
    for card in cards:
        report += f"- {card['name']}\n"
    return report

scheduler = BlockingScheduler()
scheduler.add_job(send_progress_report, 'interval', hours=1)
scheduler.start()
```

## 9. おすすめの拡張機能
- **Error Handling**: APIのエラーハンドリングを強化し、各種例外に適切に対応する。
- **Response Parsing**: Trello APIのレスポンスを更に詳細に解析し、カスタムレポートを生成する。

## 10. まとめ
この記事では、SlackとTrelloを連携する進捗共有ボットの構築手順を紹介しました。このボットを活用することで、プロジェクトの進捗をリアルタイムで管理可能となり、チームのコミュニケーションが効率化されることが期待できます。さらに、これによりプロジェクトの透明性が向上し、管理も容易になります。 [![image](https://firebasestorage.googleapis.com/v0/b/issue-pro-42602.appspot.com/o/topics%2F17fa658b-53c7-4ca0-a28b-e588ed1bd371?alt=media&token=2c00afff-85ff-4428-8d15-696ab676dcb0)](https://i-ssue.com/lp/check_salary)

Slack APIとTrelloを連携した進捗共有ボットの構築

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