GA4のGoogle Analytics Data APIを使ってページビュー(pv)を取得する方法
2022年03月20日 5:52
ISSUEではトピックにページビューの情報を持たせています。
そのページビューは連携先のGA4から取得しています。
この実装をするにあたって、UA(ユニバーサルアナリティクス)とGA4の情報がネットに混在していて紛らわしかったので、GA4の実装を記事にしました。
トピック詳細ページにページビューを表示します。
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もし今GA4を使っているならGA4で実装した方がいいでしょう。
UAは 2023年7月1日にはサポートが終了します。
GA4を使いながらオプションでUAプロパティも作成し、ViewIDを使ってUAのデータを取得する方法もあります。しかし、この方法はGA4で計測しているデータを取ることができません。
また、すでにGA4で計測を開始してて新規でUAプロパティを追加すると追加されるまでのGA4のデータが引き継がれるわけでもありません。
Google Data APIを使ってください。GA4用の新しいAPIです。紛らわしいのは、UA用のAPIであるGoogleAnalyticsReportingAPIです。こちらは使用しません。
ページビュー数を取得したいプロジェクトでGAデータをAPIで取得できるようにします。
プロジェクト内でライブラリ検索をしてAPIを有効化します。
【手順】
*「Google Analytics Data API」で検索
先ほどは、GAのAPIを使えるようになりましたがまだGAへのアクセス権限がありません。
サービスアカウントを作成し、そのアカウントをGAに招待することで権限を手に入れることができます。
【大まかな手順】
用意したサービスアカウントはGAのアクセス権限を持っています。
そのサービスアカウントとしてAPIリクエストを送れば、GAの計測情報を取得できます。
【手順】
dimensionsはページビューを取得したいので、pagePathを指定します。
ページのパスごとに情報を返してくれます。
https://developers.google.com/analytics/devguides/reporting/data/v1/api-schema#dimensions
activeUsersを使用します。
これはサービスの方針にもよりますが、ページを読んだユニークなユーザー数ならactiveUsersが最適です。
https://developers.google.com/analytics/devguides/reporting/data/v1/api-schema#metrics
これまでGA4を使ってうまくページビューを取れませんでしたが、今回は対応してるAPIを見つけたので実装することができました。UAはあと1年でサポート期間が切れるので、UAベースの実装は控えてGA4対応の実装をしていくのがおすすめです。
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