# 目次
1. はじめに
   1-1. 背景と目的
   1-2. 使用技術と環境
2. Redmine作業ログの取得
   2-1. Redmine APIの設定
   2-2. 作業ログデータの取得
3. Slackへの通知
   3-1. Slack Webhookの設定
   3-2. メッセージフォーマットの作成
4. 自動化の手順
   4-1. ディレクトリ構成
   4-2. スクリプトの作成
   4-3. スケジューリングの設定
5. まとめ

# 1. はじめに
## 1-1. 背景と目的
プロジェクト管理ツールとして広く利用されているRedmineでは、日々の作業ログを記録することができます。これを使ってチームの作業状況を共有することは重要です。しかし、手動で作業ログを確認するのは手間がかかるため、ここではSlackに作業ログを自動送信するスクリプトを作成することで、作業の効率化を図ります。

## 1-2. 使用技術と環境
このスクリプトでは以下の技術を使用します。
- プログラミング言語: Python
- Redmine API
- Slack Webhook
- スケジューリングツール: cron (Linux) または Task Scheduler (Windows)

# 2. Redmine作業ログの取得
## 2-1. Redmine APIの設定
Redmine APIを利用するために、まずRedmineのAPIキーを取得する必要があります。これはRedmineの「マイアカウント」ページから「APIアクセスキー」を使用して取得できます。

## 2-2. 作業ログデータの取得
Pythonのrequestsライブラリを使って、Redmine APIから作業ログを取得します。以下にサンプルコードを示します。

![img](/mosaic-code.jpg)

# 3. Slackへの通知
## 3-1. Slack Webhookの設定
Slackにメッセージを送信するために、Incoming Webhookを設定します。これはSlackのワークスペースアプリから設定可能です。

## 3-2. メッセージフォーマットの作成
作業ログの内容をわかりやすくSlackに送信するために、以下のようなメッセージフォーマットを使用します。

![img](/mosaic-code.jpg)

# 4. 自動化の手順
## 4-1. ディレクトリ構成
スクリプトや設定ファイルを管理しやすくするため、以下のようなディレクトリ構成にします。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4-2. スクリプトの作成
main.pyに全体のスクリプトを作成します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4-3. スケジューリングの設定
Linux環境の場合、cronを使用してスクリプトを定時実行します。

![img](/mosaic-code.jpg)

この設定は毎日午前9時にスクリプトを実行します。

# 5. まとめ
このスクリプトを作成することで、Redmineの作業ログを定期的にSlackに送信し、チーム全体で共有することができます。これにより、作業の透明性が高まり、効率的なコミュニケーションが可能になります。プロジェクトの進捗を確認しながら、スムーズな業務運営を実現しましょう。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# 目次
1. はじめに
   1-1. 背景と目的
   1-2. 使用技術と環境
2. Redmine作業ログの取得
   2-1. Redmine APIの設定
   2-2. 作業ログデータの取得
3. Slackへの通知
   3-1. Slack Webhookの設定
   3-2. メッセージフォーマットの作成
4. 自動化の手順
   4-1. ディレクトリ構成
   4-2. スクリプトの作成
   4-3. スケジューリングの設定
5. まとめ

# 1. はじめに
## 1-1. 背景と目的
プロジェクト管理ツールとして広く利用されているRedmineでは、日々の作業ログを記録することができます。これを使ってチームの作業状況を共有することは重要です。しかし、手動で作業ログを確認するのは手間がかかるため、ここではSlackに作業ログを自動送信するスクリプトを作成することで、作業の効率化を図ります。

## 1-2. 使用技術と環境
このスクリプトでは以下の技術を使用します。
- プログラミング言語: Python
- Redmine API
- Slack Webhook
- スケジューリングツール: cron (Linux) または Task Scheduler (Windows)

# 2. Redmine作業ログの取得
## 2-1. Redmine APIの設定
Redmine APIを利用するために、まずRedmineのAPIキーを取得する必要があります。これはRedmineの「マイアカウント」ページから「APIアクセスキー」を使用して取得できます。

## 2-2. 作業ログデータの取得
Pythonのrequestsライブラリを使って、Redmine APIから作業ログを取得します。以下にサンプルコードを示します。

```python
import requests

REDMINE_URL = 'https://your-redmine-url'
API_KEY = 'your-api-key'

def get_time_entries():
    headers = {'X-Redmine-API-Key': API_KEY}
    response = requests.get(f'{REDMINE_URL}/time_entries.json', headers=headers)
    return response.json()

time_entries = get_time_entries()
print(time_entries)
```

# 3. Slackへの通知
## 3-1. Slack Webhookの設定
Slackにメッセージを送信するために、Incoming Webhookを設定します。これはSlackのワークスペースアプリから設定可能です。

## 3-2. メッセージフォーマットの作成
作業ログの内容をわかりやすくSlackに送信するために、以下のようなメッセージフォーマットを使用します。

```python
def format_message(entries):
    message = "今日の作業ログ: \n"
    for entry in entries['time_entries']:
        message += f"- {entry['user']['name']} が {entry['hours']} 時間使用しました。({entry['comments']})\n"
    return message
```

# 4. 自動化の手順
## 4-1. ディレクトリ構成
スクリプトや設定ファイルを管理しやすくするため、以下のようなディレクトリ構成にします。

```
/redmine-slack-bot
  ├── config.py
  ├── main.py
  └── cronjob.txt (設定用)
```

## 4-2. スクリプトの作成
main.pyに全体のスクリプトを作成します。

```python
import requests

REDMINE_URL = 'https://your-redmine-url'
API_KEY = 'your-api-key'
SLACK_WEBHOOK_URL = 'your-slack-webhook-url'

def get_time_entries():
    headers = {'X-Redmine-API-Key': API_KEY}
    response = requests.get(f'{REDMINE_URL}/time_entries.json', headers=headers)
    return response.json()

def format_message(entries):
    message = "今日の作業ログ: \n"
    for entry in entries['time_entries']:
        message += f"- {entry['user']['name']} が {entry['hours']} 時間使用しました。({entry['comments']})\n"
    return message

def send_to_slack(message):
    headers = {'Content-Type': 'application/json'}
    payload = {'text': message}
    response = requests.post(SLACK_WEBHOOK_URL, json=payload, headers=headers)
    return response.status_code

time_entries = get_time_entries()
message = format_message(time_entries)
send_to_slack(message)
```

## 4-3. スケジューリングの設定
Linux環境の場合、cronを使用してスクリプトを定時実行します。

```
# cronjob.txt
0 9 * * * /usr/bin/python3 /path/to/your/redmine-slack-bot/main.py
```

この設定は毎日午前9時にスクリプトを実行します。

# 5. まとめ
このスクリプトを作成することで、Redmineの作業ログを定期的にSlackに送信し、チーム全体で共有することができます。これにより、作業の透明性が高まり、効率的なコミュニケーションが可能になります。プロジェクトの進捗を確認しながら、スムーズな業務運営を実現しましょう。 

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