

# 目次

1. 問題の概要

2. CloudFrontで403エラーが発生する一般的な原因

    1. S3バケットポリシーの設定

    2. オブジェクト権限の設定

    3. CloudFrontのキャッシュの問題

    4. リクエストの設定ミス

3. 問題解決のためのステップ

    1. S3バケットポリシーの確認と修正

    2. オブジェクトのパーミッションの修正

    3. CloudFrontディストリビューションの設定確認

    4. デバッグとログの活用

4. まとめ

## 1. 問題の概要

CloudFrontを用いたCDN（コンテンツ配信ネットワーク）で、特に画像ファイルに対して403エラーが発生するケースは珍しくありません。403エラーはアクセスが拒否されていることを意味します。この状況を解決するためには、クラウドフロントの設定やS3バケット、オブジェクトの権限設定を確認する必要があります。

## 2. CloudFrontで403エラーが発生する一般的な原因

### 2-1. S3バケットポリシーの設定

S3バケットがプライベート設定されており、CloudFrontからのアクセスを許可していない場合、403エラーが発生します。バケットポリシーで正しくアクセス権を設定する必要があります。

### 2-2. オブジェクト権限の設定

バケット自体の設定が正しくても、個々のオブジェクトに対して公開アクセスが拒否されている場合、403エラーになります。S3上のオブジェクトのACL（アクセス制御リスト）がCloudFrontのアクセス権限に合っているか確認が必要です。

### 2-3. CloudFrontのキャッシュの問題

CloudFrontはキャッシュを利用していますが、キャッシュに古い権限が含まれていると、403エラーを返すことがあります。キャッシュをクリアするか、キャッシュの時間を調整することが重要です。

### 2-4. リクエストの設定ミス

URLの構成やHTTPヘッダが正しく設定されていないと、403エラーが発生します。特に署名付きURLを使用している場合には、細心の注意が必要です。

## 3. 問題解決のためのステップ

### 3-1. S3バケットポリシーの確認と修正

S3バケットポリシーがCloudFrontからのアクセスを許可するように設定されているか確認します。以下のように設定します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 3-2. オブジェクトのパーミッションの修正

各オブジェクトのACLを確認し、必要に応じて修正します。状況に応じてパブリックアクセスの設定を適用します。

### 3-3. CloudFrontディストリビューションの設定確認

CloudFrontディストリビューションのオリジン設定やキャッシュの設定、プロトコルポリシーを確認し、正しく構成されているかをチェックします。

### 3-4. デバッグとログの活用

CloudFrontのログを有効化して、問題を詳細に分析します。アクセスログに表示されるエラーコードやメッセージを基に具体的な解決策を検討します。

## 4. まとめ

CloudFrontを使用した画像配信で発生する403エラーには、主に権限設定の誤りやキャッシュの問題が考えられます。問題をスムーズに解決するには、実際の設定を詳細に確認し、適切な修正措置を講じることが重要です。設定を行った後は、必ずエラーが解消されていることを確認し、ドキュメンテーションを参考に最新のベストプラクティスを取り入れましょう。



# 目次

1. 問題の概要

2. CloudFrontで403エラーが発生する一般的な原因

    1. S3バケットポリシーの設定

    2. オブジェクト権限の設定

    3. CloudFrontのキャッシュの問題

    4. リクエストの設定ミス

3. 問題解決のためのステップ

    1. S3バケットポリシーの確認と修正

    2. オブジェクトのパーミッションの修正

    3. CloudFrontディストリビューションの設定確認

    4. デバッグとログの活用

4. まとめ

## 1. 問題の概要

CloudFrontを用いたCDN（コンテンツ配信ネットワーク）で、特に画像ファイルに対して403エラーが発生するケースは珍しくありません。403エラーはアクセスが拒否されていることを意味します。この状況を解決するためには、クラウドフロントの設定やS3バケット、オブジェクトの権限設定を確認する必要があります。

## 2. CloudFrontで403エラーが発生する一般的な原因

### 2-1. S3バケットポリシーの設定

S3バケットがプライベート設定されており、CloudFrontからのアクセスを許可していない場合、403エラーが発生します。バケットポリシーで正しくアクセス権を設定する必要があります。

### 2-2. オブジェクト権限の設定

バケット自体の設定が正しくても、個々のオブジェクトに対して公開アクセスが拒否されている場合、403エラーになります。S3上のオブジェクトのACL（アクセス制御リスト）がCloudFrontのアクセス権限に合っているか確認が必要です。

### 2-3. CloudFrontのキャッシュの問題

CloudFrontはキャッシュを利用していますが、キャッシュに古い権限が含まれていると、403エラーを返すことがあります。キャッシュをクリアするか、キャッシュの時間を調整することが重要です。

### 2-4. リクエストの設定ミス

URLの構成やHTTPヘッダが正しく設定されていないと、403エラーが発生します。特に署名付きURLを使用している場合には、細心の注意が必要です。

## 3. 問題解決のためのステップ

### 3-1. S3バケットポリシーの確認と修正

S3バケットポリシーがCloudFrontからのアクセスを許可するように設定されているか確認します。以下のように設定します。

```json

{

  "Version": "2012-10-17",

  "Statement": [

    {

      "Effect": "Allow",

      "Principal": {

        "Service": "cloudfront.amazonaws.com"

      },

      "Action": "s3:GetObject",

      "Resource": "arn:aws:s3:::your-bucket-name/*"

    }

  ]

}

```

### 3-2. オブジェクトのパーミッションの修正

各オブジェクトのACLを確認し、必要に応じて修正します。状況に応じてパブリックアクセスの設定を適用します。

### 3-3. CloudFrontディストリビューションの設定確認

CloudFrontディストリビューションのオリジン設定やキャッシュの設定、プロトコルポリシーを確認し、正しく構成されているかをチェックします。

### 3-4. デバッグとログの活用

CloudFrontのログを有効化して、問題を詳細に分析します。アクセスログに表示されるエラーコードやメッセージを基に具体的な解決策を検討します。

## 4. まとめ

CloudFrontを使用した画像配信で発生する403エラーには、主に権限設定の誤りやキャッシュの問題が考えられます。問題をスムーズに解決するには、実際の設定を詳細に確認し、適切な修正措置を講じることが重要です。設定を行った後は、必ずエラーが解消されていることを確認し、ドキュメンテーションを参考に最新のベストプラクティスを取り入れましょう。

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