# Go言語でJWTを使ったAPI認証を構築する

## 目次
1. イントロダクション
2. JWTとは？
3. プロジェクトのセットアップ
4. 必要なパッケージのインストール
5. JWTトークンの発行
6. 認証ミドルウェアの実装
7. APIエンドポイントの保護
8. テストとデバッグ
9. デプロイの考慮事項
10. まとめ

## 1. イントロダクション

JWT（JSON Web Token）は、クライアントとサーバー間で情報をセキュアに転送するための規格です。本記事では、Go言語を用いてJWTによるAPI認証を構築する方法について解説します。API認証は、ユーザー認証やサードパーティへのアクセス制御を行う際に重要です。

## 2. JWTとは？

JWTは、ユーザー認証や情報交換のためのコンパクトかつURLセーフなトークンフォーマットです。トークンは、ヘッダー、ペイロード、署名の3つの部分で構成され、それぞれがドットで区切られています。このトークンを使うことで、ステートレスな認証を実現できます。

## 3. プロジェクトのセットアップ

![img](/mosaic-code.jpg)

## 4. 必要なパッケージのインストール

JWTを扱うためには、Go向けの外部ライブラリである`github.com/golang-jwt/jwt/v4`を使用します。また、HTTPハンドラのために`net/http`を使用します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. JWTトークンの発行

JWTトークンを発行する関数を実装します。ここでは、特定のユーザーIDをペイロードに含めてトークンを生成します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 6. 認証ミドルウェアの実装

次に、受信したJWTトークンを検証するHTTPミドルウェアを実装します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 7. APIエンドポイントの保護

以下のように、APIエンドポイントが認証ミドルウェアを通過するように設定します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 8. テストとデバッグ

- ローカルでサーバーを実行し、HTTPクライアント（curlやPostman）を使用してトークン付きのリクエストを送信し、各エンドポイントが正しく動作することを確認します。

## 9. デプロイの考慮事項

- セキュリティを考慮し、秘密鍵は環境変数やシークレットマネージャーで管理します。
- SSL/TLSを使って通信を暗号化し、トークンがネットワーク上で盗聴されるリスクを軽減します。

## 10. まとめ

本記事では、Goを使ってJWTによるAPI認証を実装する方法を説明しました。JWTはステートレスでスケーラブルな認証を提供するため、多くのマイクロサービスアーキテクチャで利用されています。この記事を参考にして、安全なAPIを構築してください。

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# Go言語でJWTを使ったAPI認証を構築する

## 目次
1. イントロダクション
2. JWTとは？
3. プロジェクトのセットアップ
4. 必要なパッケージのインストール
5. JWTトークンの発行
6. 認証ミドルウェアの実装
7. APIエンドポイントの保護
8. テストとデバッグ
9. デプロイの考慮事項
10. まとめ

## 1. イントロダクション

JWT（JSON Web Token）は、クライアントとサーバー間で情報をセキュアに転送するための規格です。本記事では、Go言語を用いてJWTによるAPI認証を構築する方法について解説します。API認証は、ユーザー認証やサードパーティへのアクセス制御を行う際に重要です。

## 2. JWTとは？

JWTは、ユーザー認証や情報交換のためのコンパクトかつURLセーフなトークンフォーマットです。トークンは、ヘッダー、ペイロード、署名の3つの部分で構成され、それぞれがドットで区切られています。このトークンを使うことで、ステートレスな認証を実現できます。

## 3. プロジェクトのセットアップ

```bash
mkdir go-jwt-auth
cd go-jwt-auth
go mod init github.com/yourusername/go-jwt-auth
```

## 4. 必要なパッケージのインストール

JWTを扱うためには、Go向けの外部ライブラリである`github.com/golang-jwt/jwt/v4`を使用します。また、HTTPハンドラのために`net/http`を使用します。

```bash
go get github.com/golang-jwt/jwt/v4
```

## 5. JWTトークンの発行

JWTトークンを発行する関数を実装します。ここでは、特定のユーザーIDをペイロードに含めてトークンを生成します。

```go
package main

import (
    "fmt"
    "time"
    "github.com/golang-jwt/jwt/v4"
)

var jwtKey = []byte("my_secret_key")

type Claims struct {
    UserID string `json:"userid"`
    jwt.RegisteredClaims
}

func GenerateJWT(userID string) (string, error) {
    expirationTime := time.Now().Add(5 * time.Minute)

    claims := &Claims{
        UserID: userID,
        RegisteredClaims: jwt.RegisteredClaims{
            ExpiresAt: jwt.NewNumericDate(expirationTime),
        },
    }

    token := jwt.NewWithClaims(jwt.SigningMethodHS256, claims)
    tokenString, err := token.SignedString(jwtKey)

    return tokenString, err
}

func main() {
    token, err := GenerateJWT("12345")
    if err != nil {
        fmt.Println("Error generating token:", err)
        return
    }
    fmt.Println("Generated Token:", token)
}
```

## 6. 認証ミドルウェアの実装

次に、受信したJWTトークンを検証するHTTPミドルウェアを実装します。

```go
package main

import (
    "net/http"
    "strings"
)

func Authenticate(next http.Handler) http.Handler {
    return http.HandlerFunc(func(w http.ResponseWriter, r *http.Request) {
        authHeader := r.Header.Get("Authorization")
        if authHeader == "" {
            http.Error(w, "authorization header not provided", http.StatusUnauthorized)
            return
        }

        authParts := strings.Split(authHeader, " ")
        if len(authParts) != 2 || authParts[0] != "Bearer" {
            http.Error(w, "invalid authorization header", http.StatusUnauthorized)
            return
        }

        tokenString := authParts[1]
        claims := &Claims{}

        token, err := jwt.ParseWithClaims(tokenString, claims, func(token *jwt.Token) (interface{}, error) {
            return jwtKey, nil
        })

        if err != nil || !token.Valid {
            http.Error(w, "invalid token", http.StatusUnauthorized)
            return
        }

        next.ServeHTTP(w, r)
    })
}
```

## 7. APIエンドポイントの保護

以下のように、APIエンドポイントが認証ミドルウェアを通過するように設定します。

```go
func main() {
    http.Handle("/protected", Authenticate(http.HandlerFunc(ProtectedEndpoint)))
    http.ListenAndServe(":8080", nil)
}

func ProtectedEndpoint(w http.ResponseWriter, r *http.Request) {
    w.Write([]byte("Hello, protected world!"))
}
```

## 8. テストとデバッグ

- ローカルでサーバーを実行し、HTTPクライアント（curlやPostman）を使用してトークン付きのリクエストを送信し、各エンドポイントが正しく動作することを確認します。

## 9. デプロイの考慮事項

- セキュリティを考慮し、秘密鍵は環境変数やシークレットマネージャーで管理します。
- SSL/TLSを使って通信を暗号化し、トークンがネットワーク上で盗聴されるリスクを軽減します。

## 10. まとめ

本記事では、Goを使ってJWTによるAPI認証を実装する方法を説明しました。JWTはステートレスでスケーラブルな認証を提供するため、多くのマイクロサービスアーキテクチャで利用されています。この記事を参考にして、安全なAPIを構築してください。



Go言語でJWTを使ったAPI認証を構築する

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1. イントロダクション

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