# Azure Blob Storageにファイルをアップロードする方法（CLI編）

## 目次

1. Azure Blob Storageとは

2. CLIのインストールとセットアップ

3. Azureアカウントにログイン

4. リソースグループの作成

5. ストレージアカウントの作成

6. コンテナの作成

7. ファイルのアップロード

8. アップロードの確認

9. まとめ

## 1. Azure Blob Storageとは

Azure Blob Storageは、Microsoft Azureが提供するスケーラブルで安全なデータストレージサービスです。テキストやバイナリデータを格納するための「Blob」と呼ばれるオブジェクトストレージを提供しており、大容量の非構造化データの格納が可能です。

## 2. CLIのインストールとセットアップ

Azure CLIは、Azureとの対話に使うコマンドラインツールです。Azure CLIを使うことで、Azureサービスを手軽に管理できます。まず、CLIをインストールします。

### 2-1. Azure CLIのインストール

以下は、一般的なインストール手順です。使用するOSによって異なる部分は、Azure公式サイトを参照してください。

#### Windows

![img](/mosaic-code.jpg)

#### MacOS

![img](/mosaic-code.jpg)

#### Linux

![img](/mosaic-code.jpg)

## 3. Azureアカウントにログイン

Azure CLIを使用してAzureにログインします。

![img](/mosaic-code.jpg)

このコマンドを実行すると、ブラウザが起動し、Azureアカウントの認証を要求されます。正常にログインすると、CLI上でAzureアカウント情報が表示されます。

## 4. リソースグループの作成

Azureでは、まずリソースグループを作成し、その中に各種リソースを紐付けます。以下のコマンドでリソースグループを作成します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 5. ストレージアカウントの作成

Blob Storageを使用するためには、ストレージアカウントを作成する必要があります。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 6. コンテナの作成

Blob Storageにデータを格納するには、コンテナを作成します。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 7. ファイルのアップロード

いよいよファイルをアップロードします。以下は一般的なファイルのアップロードコマンドです。

![img](/mosaic-code.jpg)

## 8. アップロードの確認

アップロードが成功したか確認するために、以下のコマンドを使用してコンテナ内のBlob一覧を取得します。

![img](/mosaic-code.jpg)

このコマンドにより、コンテナ内に存在するBlobのリストが表示され、アップロードしたファイルが含まれているかを確認できます。

## 9. まとめ

Azure Blob StorageにCLIを使用してファイルをアップロードする方法について、ステップバイステップで解説しました。CLIを使用することで、スクリプトを組んだり自動化したりすることも可能です。Azureの機能を最大限に活用し、効率的なデータ管理を実践してください。

# Azure Blob Storageにファイルをアップロードする方法（CLI編）

## 目次

1. Azure Blob Storageとは

2. CLIのインストールとセットアップ

3. Azureアカウントにログイン

4. リソースグループの作成

5. ストレージアカウントの作成

6. コンテナの作成

7. ファイルのアップロード

8. アップロードの確認

9. まとめ

## 1. Azure Blob Storageとは

Azure Blob Storageは、Microsoft Azureが提供するスケーラブルで安全なデータストレージサービスです。テキストやバイナリデータを格納するための「Blob」と呼ばれるオブジェクトストレージを提供しており、大容量の非構造化データの格納が可能です。

## 2. CLIのインストールとセットアップ

Azure CLIは、Azureとの対話に使うコマンドラインツールです。Azure CLIを使うことで、Azureサービスを手軽に管理できます。まず、CLIをインストールします。

### 2-1. Azure CLIのインストール

以下は、一般的なインストール手順です。使用するOSによって異なる部分は、Azure公式サイトを参照してください。

#### Windows

```bash

# PowerShellを管理者権限で開き、以下のコマンドを実行

Invoke-WebRequest -Uri https://aka.ms/installazurecliwindows -OutFile .\AzureCLI.msi; Start-Process msiexec.exe -Wait -ArgumentList '/I AzureCLI.msi /quiet'; Remove-Item .\AzureCLI.msi

```

#### MacOS

```bash

# Homebrewを使用してインストール

brew update && brew install azure-cli

```

#### Linux

```bash

# パッケージマネージャを使用してインストール

curl -sL https://aka.ms/InstallAzureCLIDeb | sudo bash

```

## 3. Azureアカウントにログイン

Azure CLIを使用してAzureにログインします。

```bash

az login

```

このコマンドを実行すると、ブラウザが起動し、Azureアカウントの認証を要求されます。正常にログインすると、CLI上でAzureアカウント情報が表示されます。

## 4. リソースグループの作成

Azureでは、まずリソースグループを作成し、その中に各種リソースを紐付けます。以下のコマンドでリソースグループを作成します。

```bash

az group create --name MyResourceGroup --location japaneast

```

## 5. ストレージアカウントの作成

Blob Storageを使用するためには、ストレージアカウントを作成する必要があります。

```bash

az storage account create --name mystorageaccount --resource-group MyResourceGroup --location japaneast --sku Standard_LRS

```

## 6. コンテナの作成

Blob Storageにデータを格納するには、コンテナを作成します。

```bash

az storage container create --account-name mystorageaccount --name mycontainer

```

## 7. ファイルのアップロード

いよいよファイルをアップロードします。以下は一般的なファイルのアップロードコマンドです。

```bash

az storage blob upload --account-name mystorageaccount --container-name mycontainer --name myFile.txt --file /path/to/myFile.txt

```

## 8. アップロードの確認

アップロードが成功したか確認するために、以下のコマンドを使用してコンテナ内のBlob一覧を取得します。

```bash

az storage blob list --account-name mystorageaccount --container-name mycontainer --output table

```

このコマンドにより、コンテナ内に存在するBlobのリストが表示され、アップロードしたファイルが含まれているかを確認できます。

## 9. まとめ

Azure Blob StorageにCLIを使用してファイルをアップロードする方法について、ステップバイステップで解説しました。CLIを使用することで、スクリプトを組んだり自動化したりすることも可能です。Azureの機能を最大限に活用し、効率的なデータ管理を実践してください。

Azure Blob Storageにファイルをアップロードする方法（CLI編）

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