ソフトウェアエンジニアの年収相場は?業務内容や将来性、年収をアップさせるためのポイントを解説

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2024年03月06日 14:29

ソフトウェアエンジニアへの就職や転職を考えている人であれば、年収の平均や相場がどれくらいなのか気になるのではないでしょうか?

今回の記事では、ソフトウェアエンジニアの年収平均や相場、将来性などを解説するのと同時に、年収をアップさせるための具体的な方法についてもご紹介します。

ソフトウェアエンジニアの年収平均や相場

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引用:ソフトウェアエンジニアの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)
「求人ボックス給料ナビ」が公開しているデータによると、日本で正規雇用されているソフトウェアエンジニアの平均年収は536万円であることがわかっています。一方で、派遣社員の平均時給は平均約2,240円であり、これは年収換算すると約473万円です。
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引用:令和3年分民間給与実態統計調査|国税庁
なお、国税庁が発表している「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、2021年の時点で日本人の平均年収は約443万円であることが分かっています。そのため、ソフトウェアエンジニアは業界全体で見ても平均年収相場が日本人の平均年収よりも高いと言えるでしょう。

そもそもソフトウェアエンジニアとは?

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ソフトウェアエンジニアとは、ソフトウェアの設計や開発、プログラミングなど、ソフトウェアに関して様々な分野に関係しているエンジニアのことです。一般的なソフトウェアエンジニアの仕事は、あるソフトウェアの要件を定義し、それに従って設計、開発・保守運用することが多いです。

もっとも、一言でソフトウェアと言っても様々な種類のものがあります。例えば、スマートフォンで日常的に利用するアプリケーションやパソコンにインストールするソフトなども、ソフトウェアエンジニアが扱う対象です。

仕事によっては、あまり関係のないようにも思える家電製品なども取り扱うことがあるため、一般的にはソフトウェアに関しての専門家と認識されています。

「ソフトウェアエンジニアとはどのような仕事なの?」「未経験からでもなれる?」といったことが気になる方は、以下の記事でソフトウェアエンジニアについて詳しく解説しているのであわせて参考にしてください。

【あわせて読みたい】
・ソフトウェアエンジニアとは?仕事内容や年収の相場、必要なスキルについて解説

ソフトウェアエンジニアとその他のエンジニアとの違い

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エンジニアには、ソフトウェアエンジニアの他にも様々な種類があります。ここでは、ソフトウェアエンジニアと他の主なエンジニアの違いについて詳しく解説していきます。

フロントエンジニアとの違い

フロントエンジニアとは、Webサイトやアプリケーションの開発において、ユーザーが画面越しに利用する部分であるフロントエンドの設計や開発などを行う職種です。

主な業務内容は、ユーザーとの接点であるユーザーインターフェースなどを、プログラミングを活用しデザインして、Webのブラウザに表示するように画面を作り上げることになります。まさにWebアプリケーションのUIに特化したエンジニア職種です。

近年では、アプリケーション開発の高度化や複雑化が進んだことによって、プログラミングだけではなくユーザーインターフェースに関わる設計やテスト、デバッグなどを行うこともフロントエンジニアの業務となっています。

バックエンドエンジニアとの違い

バックエンドエンジニアとは、Webサービスやアプリケーションなどにおいて、ユーザーの目に触れないシステムの開発や設計を中心に行う職種です。

主な業務内容は、プログラムの開発作業からWebサーバーやデータベースへのプログラムの導入・構築・運用など、システム全般に関わる役割を担っています。システム構築に関係する全ての領域が業務範囲なので、仕事内容もプログラミング作業だけではなく多岐にわたり、さまざまなスキルが求められるのも特徴です。

フルスタックエンジニアとの違い

フルスタックエンジニアとは、さまざまな開発分野に精通しており、1人で複数の開発工程を担当できるマルチなエンジニアのことを指します。

例えば「フロントエンジニアとバックエンドエンジニア両方の業務ができる」「Webアプリケーションの開発とWebサイトの制作を一人でできる」「上流工程から下流工程まで一貫して1人で担当できる」などのスキルを有した人材は、フルスタックエンジニアに回答します。

そのため、一般的にフルスタックエンジニアという言葉は、職種名ではなく「複数の役割を一人で担えるエンジニア」そのものを指すケースが多いです。

システムエンジニアとの違い

システムエンジニアは、システムの開発から設計までを担当できるエンジニアのことを指します。一般的に上流工程と呼ばれている業務をメインに扱っているのが、システムエンジニアの特徴です。

一方で、ソフトウェアエンジニアの場合、あくまでもソフトウェアに限定して設計から開発作業を行います。システムエンジニアと比較すると、上流工程よりは下流工程の業務を担当することが多く、プログラミング作業を行うことも多いです。

プログラマーとの違い

ソフトウェアエンジニアと混同されがちな職種として「プログラマー」が挙げられます。プログラマーとは、エンジニアが作成した開発仕様書に基づいて、効率の良いプログラムを作成する職種のことです。

ソフトウェアエンジニアとプログラマーの大きな違いは、担当する仕事の領域となります。プログラマーの仕事は、開発仕様書に基づいてプログラムを書くことです。

一方でソフトウェアエンジニアの場合、クライアントとソフトウェアの要件定義から携わり、設計などの上流工程も担当します。ソフトウェアに関連することであればプログラミング以外の業務も行うのがソフトウェアエンジニアで、プログラマーはエンジニアの指示に従ってプログラミングをすると覚えておくと良いでしょう。

ソフトウェアエンジニアの業務内容

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ソフトウェアエンジニアの業務内容は、主に以下の5つです。

【ソフトウェアエンジニアの業務内容】
1.要件定義
2.ソフトウェアの設計
3.プログラミング
4.ソフトウェアの実装テスト
5.企業のIT化

それぞれの業務内容について以下で詳しく解説していきます。

1.要件定義

要件定義とは、システム化に関する計画や提案依頼書に記載されている要求事項を基本として「どのような機能を作るのか」や「どのように動くシステムを作るのか、保守運用はどのように行うのか」などを、ユーザーと開発者側で決めて具体的に文章化する作業のことです。

ユーザーの求めているニーズ(システムに対して求めることやシステムを作る目的)などをまとめる作業に関しては「要求定義」、それをもとにシステムの要件(搭載機能や満たさなければならない性能や条件など)をまとめていく作業を「要件定義」と細かく分ける場合もあります。

ユーザー側はシステムに求める機能や性能などをより細かく具体的にして、開発者側はユーザーの求めるものを正しく理解して、システムに搭載する機能や求められる性能などを技術的な要件にまとめていく必要があることから、システム開発においてユーザーと開発側のもっとも重要なコミュニケーションとも言えます。

2.ソフトウェアの設計

要件定義でクライアントの求めるソフトウェアの全貌を明確にした後で、実際にソフトウェアの設計作業に入ります。

ソフトウェアの設計作業は、大きく分けて「基本設計」と「詳細設計」の2種類です。基本設計では、システムやソフトウェアにどのような機能を実装するのか具体的な検討を行います。

詳細設計では、を搭載する機能をどのように実装するのか検討します。ソフトウェア全体のことを考えるシステムエンジニアが基本設計を担当して、ソフトウェアエンジニアは詳細設計を担当するというケースが多いです。

3.プログラミング

設計した内容に基づいて、ソフトウェアエンジニアやプログラマーがプログラミングを行います。プロジェクトの規模やメンバーの人員にもよりますが、基本的にプログラミングはプログラマーが担当するケースが多いです。

もっとも、大規模なプロジェクトの場合は、ソフトウェアエンジニアもプログラマーと連携してプログラミングをすることもあります。

4.ソフトウェアの実装テスト

プログラミングが終了してソフトウェアが完成したら、ソフトウェアエンジニアを中心に実装テストを行います。開発手法によっては、システムの一部が完成したら、先にテストを行うというケースも多いです。

ソフトウェアの実装テストを行う際は、開発者としてだけではなくユーザーの立場で行うことも必要となります。仮に、ソフトウェアにエラーや問題が発生していなかったとしても、ユーザーは使いにくいようであれば意味がありません。

5.企業のIT化

ソフトウェアの設計や開発業務だけではなく、エンジニアとして企業のIT化を行うための提案をする場合もあります。例えば、IT化をしたいと思っているものの「何から着手すれば良いのかわからない」「どのようなソフトウェアを導入すべきか専門家の意見が聞きたい」といった悩みを抱えている企業も少なくありません。

このような企業に対して、ソフトウェアエンジニアは専門家の立場から、どのようなソフトウェアを導入すれば業務の効率化や改善が図れるのかアドバイスを行います。

このような業務はDX化にも深く関連しており、近年ではDX化を推進するためにエンジニアと二人三脚となって様々な取り組みを行っている企業も増えました。
DX化とはそもそも何なのか、エンジニアはどのような役割を果たすのかについてより詳しく知りたいという人は以下の記事も参考にしてください。

【あわせて読みたい】
今さら聞けないdxの意味とは?定義や実施の流れ、導入企業の事例を簡単に解説

ソフトウェアエンジニアの将来性

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ソフトウェアエンジニアは日本人の平均よりも年収が高い傾向にあることは上記でもお伝えしましたが、今後それは継続するものなのでしょうか?

ここでは、ソフトウェアエンジニアが気になる業界の将来性について詳しく解説していきます。

深刻なIT人材不足で今後はより需要が高まる可能性が高い

経済産業省が公表している既存統計調査データをもとに推計された「IT人材の供給動向の予測」では、日本において2030年までIT人材が不足することがほぼ確実であることが分かっています。
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引用:経済産業省商務情報政策局情報処理振興課
このデータが意味しているのは、日本において毎年のようにIT関連の人材は需要が高まっているにもかかわらず、少子高齢化の影響などによって供給が追いつかないことがほぼ確実であるということです。

さらに2030年の時点では、国内で最高約80万人規模で人材不足が生じると確実視されており、ソフトウェアエンジニアだけではなくエンジニア関連の職種は今後ますます需要が高まることが予測されます。

そのため、ソフトウェアエンジニアに関しても今後需要が高まる可能性が高く、将来性は明るい業界であると言えるでしょう。
豊富なスキルと経験を持っているかが今後活躍できるかのポイント
需要が高まっていくことが確実視されているソフトウェアエンジニアですが、無条件で誰しもが活躍できるようになるというわけではありません。
実は人材不足と同じくらい問題視されているのが、IT人材の質だと言われています。経済産業省が公開している「DX白書2023」では、毎年のように需要が高まっているIT人材について次のような言及がされていました。

  • 日本では、「やや不足している」は2021年度調査の55.0%から2022年度調査は34.4%と減少している一方、「大幅に不足している」は2021年度調査30.5%から2022年度調査は51.7%になり明確な不足を回答する企業が半数にまで増加している。

引用:DX白書2023|経済産業省
経済産業省が行った調査結果によってわかるのは、IT人材が足りていない状況であるにも関わらず、中途採用をすると「企業の求めるニーズに適したレベルの人材がいない」ということです。

これまでは一定のスキルさえ持っていれば、ソフトウェアエンジニアとして活躍することができました。しかし、人材は足りないもののプログラミングスキルを持っている技術者自体は増えているので、今後求められるスキルはより高度になっていく可能性が高いです。

そのため、人材不足に陥っている日本の中で活躍するためには、これまでよりも高度なスキルを持ったエンジニアになる必要があると言えるでしょう。

ソフトウェアエンジニアに必要な5つのスキル

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ソフトウェアエンジニアとして活躍するためには、次の5つのスキルが必要です。

  • プログラミングスキル
  • 資料作成スキル
  • コミュニケーションスキル
  • 他の業務に関するスキル
  • ソフトウェア開発に関するスキル

それぞれのスキルについて具体的に解説していきます。

プログラミングスキル

ソフトウェアエンジニアとして活躍するためには、プログラミングスキルを持っていることが必須です。ただし、プログラミング言語の種類は様々なので、自分のキャリアプランや目指している姿に応じて言語を選んで習得する必要があります。

プログラミング言語の種類によって仕事の需要も異なるので、どの言語を習得しているかによって活躍の場も左右されるのが特徴です。基本的には、javaやPHPなど人気のプログラミング言語を学んでいれば活躍することができるでしょう。

資料作成スキル

各種ツールを使った資料作成スキルというのも必要になります。なぜなら、ソフトウェア開発では、クライアントとコミュニケーションを取りながら意思疎通を図らなければいけないからです。

開発者側とクライアント側の認識の相違を防ぐためには、相手に分かりやすく伝えることのできる資料作成スキルが必要となります。

コミュニケーションスキル

技術職であるため人と関わる機会が少なそうに見えるソフトウェアエンジニアですが、活躍するためにはコミュニケーションスキルというのも必要です。

なぜなら、ソフトウェア開発を行う上では数多くの人たちとコミュニケーションを取る必要があるからです。コミュニケーションの不足や認識の相違は、最終的にソフトウェア開発の失敗を招きます。

近年では、対面だけではなくリモートでの会議や、各種ITツールを利用したネット上でのやり取りなども一般化しており、対面だけではなく文章で相手とコミュニケーションを取るスキルも重要です。

他の業務に関するスキル

ソフトウェアエンジニアは、プログラミングスキルなどだけではなく、他の業務に関して理解する必要があります。なぜなら、クライアントの業務をサポートするためにソフトウェアを開発するというケースが多く、他の業務を理解していなければ適切なソフトウェアを開発することができないからです。

また、関わる業界によっては法律や金融など特別な知識が必要になる場合もあります。理解するための勉強に時間がかかる業界に関するソフトウェアを開発する場合、事前にクライアントの業務に関してある程度学んでおく必要もあるでしょう。

ソフトウェア開発に関するスキル

クライアントに満足してもらうソフトウェアを開発するためには、ソフトウェア開発に必要な理論を学んでスキルを磨く必要があります。

ソフトウェアエンジニアが年収をアップさせる方法

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ソフトウェアエンジニアが年収をアップさせるために有効な方法は、主に次の5つです。

1.資格を取得する
2.キャリアアップを狙う
3.転職する
4.フリーランスとして独立する
5.副業をする

それぞれの方法について以下で詳しく解説していきます。

資格を取得する

企業によっては、業務に関連する資格を取得することで「資格手当」を支給してくれる場合があります。ソフトウェアエンジニアとして働くためには、資格を取得する必要はありません。

しかし、資格を取得するために勉強したり、スキルを磨いたりすることで、年収アップにつながる場合もあります。ソフトウェアエンジニアが取得するおすすめの資格としては、主に次のようなものが挙げられます。

【おすすめの資格の例】

  • ITパスポート
  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験
  • 情報処理安全確保支援士
  • データベーススペシャリスト試験
  • システムアーキテクト試験
  • オラクルマスター

「ソフトウェアエンジニアとして働く上で有利になる資格はどんなものがあるの?」「どんな資格を取得すれば将来に役立つ?」といった疑問をお考えの方は、以下の記事でおすすめの資格や取得するメリットについて解説しているので参考にしてください。

【あわせて読みたい】
ソフトウェアエンジニアにおすすめの資格10選!資格を取得するメリットについても解説

キャリアアップを狙う

ソフトウェアエンジニアから、コンサルタントやITアーキテクトへキャリアアップすることで、年収アップが期待できます。

特にコンサルタントやITアーキテクトは、ソフトウェアエンジニアよりも上流工程の業務をメインにしている職種です。平均収入もコンサルタントは約640万円前後、ITアーキテクトは約740万円前後となっており、ソフトウェアエンジニアよりも高い給料を期待できます。

転職する

より多くの年収を得られる企業へ転職するのも選択肢の一つです。特に、年功序列の企業で働いている場合、長期間の間年収がアップするという見込みは少ないでしょう。

その場合は、実力を評価してくれる企業に転職した方が、高待遇で迎えてもらえるので年収も上がる可能性があります。

フリーランスとして独立する

経験やスキルが豊富な人であれば、フリーランスとして独立して働くというのもおすすめです。積極的に高単価な案件をこなしていけば、会社員よりもはるかに高額の収入を得られる可能性もあります。

ただし、会社員とは異なり案件を獲得できなかったり、単価の低い案件しか回ってこなかったりといった可能性もあるので注意が必要です。

副業をする

安定した環境で働きつつ年収アップを望んでいるのであれば、副業をするというのもおすすめです。ただし、会社が副業を許可しているかどうか事前に確認する必要があります。

就業規則で副業が禁止されていないかどうか、始める前に必ず確認しておきましょう。

また、副業が許可されていたとしても、本業とのバランスを取りつつ働くことは忘れてはいけません。無理して働いてしまった場合、体を壊してしまう可能性もあります。

まとめ|ソフトウェアエンジニアの年収
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今回はソフトウェアエンジニアの年収相場や業務内容、業界全体として将来性があるのかなどについて解説してきました。

基本的に、ソフトウェアエンジニアの年収相場は日本人の平均年収よりも高く、他の仕事よりも稼げる可能性が秘められていると言えるでしょう。また、将来性についても2030年には深刻な人手不足が確実視されており、今後ソフトウェアエンジニアだけではなくエンジニア業界全体の需要が高まると言われています。

しかし、ソフトウェアエンジニアとして活躍するためにはプログラミングスキルだけではなく、その他のスキルも身につけなければいけません。今回の記事を参考にして、ソフトウェアエンジニアとして活躍するためのプログラミング以外のスキルを磨いてみてはいかがでしょうか?

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