# GCP Persistent DisksをWindows Serverにマウントして利用する手順

## 目次
1. GCP Persistent Disksとは
2. 前提条件
3. Persistent Diskの作成
4. Windows ServerへのPersistent Diskの接続設定
5. ディスクの初期化とフォーマット
6. トラブルシューティング
7. まとめ

## 1. GCP Persistent Disksとは

Google Cloud Platform (GCP)のPersistent Diskは、Google Compute Engineの仮想マシン(VM)にアタッチして使用するストレージオプションです。これによって、データの永続性を保証し、可用性を向上させることができます。

## 2. 前提条件

- Google Cloud Platformアカウントとプロジェクトが設定されていること。
- Compute Engine APIが有効化されていること。
- Windows Serverを搭載したVMインスタンスが作成されていること。
- `gcloud CLI`がインストールされ、認証が済んでいること。

## 3. Persistent Diskの作成

### 手順3-1: コンソールからの作成

1. GCPコンソールにログインし、`Compute Engine`を選択します。
2. 左のメニューから`ディスク`を選択します。
3. `ディスクを作成`をクリックします。
4. ディスクの名前、リージョン、ゾーン、サイズ、タイプを指定します。
5. オプションを設定し、`作成`をクリックします。

### 手順3-2: コマンドラインからの作成

```bash
gcloud compute disks create ディスク名 \
    --size=ディスクサイズ \
    --type=pd-standard \
    --zone=ゾーン名
```

## 4. Windows ServerへのPersistent Diskの接続設定

### 手順4-1: ディスクをVMにアタッチ

1. GCPコンソールで`VMインスタンス`を選択し、対象のVMをクリックします。
2. `編集`をクリックし、`追加ディスク`を見つけます。
3. 先ほど作成したPersistent Diskを追加します。
4. `保存`をクリックして変更を確定します。

### 手順4-2: Windows Serverの管理ツールで認識

1. Windows Serverにリモートデスクトップで接続します。
2. `サーバーマネージャー` > `ファイルとストレージサービス` > `ディスク`をクリックします。

## 5. ディスクの初期化とフォーマット

1. ディスクを右クリックし、`オンライン`を選択します。
2. 再度右クリックし、`ディスクの初期化`を選択します。
3. 使用するパーティションスタイルを選択します（通常`MBR`が選ばれます）。
4. パーティションを右クリックし、`新しいシンプルボリューム`を選択します。
5. ウィザードに従ってフォーマットを完了します。

## 6. トラブルシューティング

- **ディスクが表示されない**: VMインスタンス設定とGCPコンソールでPersistent Diskが正しくアタッチされているか確認してください。
- **フォーマットに失敗**: ディスクの状態を確認し、必要に応じて再アタッチを試みてください。

## 7. まとめ

GCPのPersistent Disksは、Windows Serverにマウントして使用される際、データ耐久性と可用性を提供します。必要な手順に従い、正しい設定を行うことで、Webアプリケーションやデータストレージとして効果的に利用できます。 [cv:issue_marketplace_engineer]

GCP Persistent DisksをWindows Serverにマウントして利用する手順

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