# Amazon API Gatewayを使ったREST APIの構築入門

## 目次

1. 1-1 はじめに
2. 1-2 Amazon API Gatewayとは
3. 1-3 REST APIの基礎
4. 1-4 Amazon API GatewayでのAPI作成手順
   - 1-4-1 APIのセットアップ
   - 1-4-2 リソースとメソッドの設定
   - 1-4-3 Lambda関数の連携
   - 1-4-4 デプロイとテスト
5. 1-5 セキュリティと認証
6. 1-6 コスト管理
7. 1-7 より高度な設定
   - 1-7-1 CORSの設定
   - 1-7-2 ステージの使用
8. 1-8 トラブルシューティング
9. 1-9 まとめ

---

## 1-1 はじめに

Amazon API Gatewayは、開発者が簡単にスケーラブルなAPIを作成できるAWSのサービスです。このガイドでは、Amazon API Gatewayを用いてREST APIを構築する方法を詳細に解説します。REST APIは、Webサービスやモバイルアプリケーションのバックエンドとして広く用いられており、その重要性はますます高まっています。

## 1-2 Amazon API Gatewayとは

Amazon API Gatewayは、AWSのサービスの一つで、APIを簡単かつ迅速に開発、デプロイ、管理するためのプラットフォームです。提供される主な機能は以下のとおりです：

- スケールするインフラストラクチャの心配なしにAPIを作成。
- トラフィック管理、認証、アクセス制御、モニタリング、APIバージョン管理。
- AWS Lambdaとのシームレスな統合。

## 1-3 REST APIの基礎

REST（Representational State Transfer）は、クライアントとサーバー間での通信においてリソースを共有するためのアーキテクチャスタイルです。以下はREST APIの主な特徴です：

- **ステートレス**：各API呼び出しは独立していて、サーバーの状態を保持しません。
- **リソースベース**：URLエンドポイントを介してリソースにアクセス。
- **CRUD操作**：HTTPメソッド（GET、POST、PUT、DELETE）を使用してリソース操作を行います。

## 1-4 Amazon API GatewayでのAPI作成手順

### 1-4-1 APIのセットアップ

AWSコンソールにアクセスし、API Gatewayを選択して、新しいAPIを作成します。API名とタイプ（REST API）を設定します。

### 1-4-2 リソースとメソッドの設定

リソースはAPIの各エンドポイントを表しています。リソースを作成し、HTTPメソッド（GET、POSTなど）を追加します。メソッドリクエスト、メソッドレスポンス、統合リクエストを設定し、これらが正しくリソースと通信するようにします。

### 1-4-3 Lambda関数の連携

AWS Lambdaは、コードを実行するためのサーバーレスコンピューティングサービスです。API GatewayでLambda関数を統合し、REST APIのビジネスロジックを実装します。

![img](/mosaic-code.jpg)

### 1-4-4 デプロイとテスト

APIが完成したら、ステージを設定してデプロイします。デプロイ後、エンドポイントをテストして、正しく動作するか確認します。

## 1-5 セキュリティと認証

APIの安全性を確保するために、IAMポリシー、Cognitoを用いた認証、APIキーによるアクセス制御などを設定します。

## 1-6 コスト管理

Amazon API Gatewayは、利用料金に基づいて請求されます。データ転送、APIメソッド呼び出しなどを念頭に置いたコスト管理策を計画します。

## 1-7 より高度な設定

### 1-7-1 CORSの設定

異なるドメインからのリクエストを許可するために、CORS（クロスオリジンリソース共有）を設定します。

### 1-7-2 ステージの使用

複数のステージを作成し、異なる環境（開発、テスト、本番など）でAPIを動作させます。

## 1-8 トラブルシューティング

一般的なエラーや問題点の解決方法を紹介し、API Gatewayのデバッグおよびログ機能を使ったトラブルシュートの方法を説明します。

## 1-9 まとめ

Amazon API Gatewayを使用したREST API構築の一連の手順を紹介しました。その柔軟性とスケーラビリティにより、小規模から大規模までのさまざまなアプリケーションで活用できます。特にサーバーレスアーキテクチャとの親和性が高く、効果的なバックエンドソリューションを提供します。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# Amazon API Gatewayを使ったREST APIの構築入門

## 目次

1. 1-1 はじめに
2. 1-2 Amazon API Gatewayとは
3. 1-3 REST APIの基礎
4. 1-4 Amazon API GatewayでのAPI作成手順
   - 1-4-1 APIのセットアップ
   - 1-4-2 リソースとメソッドの設定
   - 1-4-3 Lambda関数の連携
   - 1-4-4 デプロイとテスト
5. 1-5 セキュリティと認証
6. 1-6 コスト管理
7. 1-7 より高度な設定
   - 1-7-1 CORSの設定
   - 1-7-2 ステージの使用
8. 1-8 トラブルシューティング
9. 1-9 まとめ

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## 1-1 はじめに

Amazon API Gatewayは、開発者が簡単にスケーラブルなAPIを作成できるAWSのサービスです。このガイドでは、Amazon API Gatewayを用いてREST APIを構築する方法を詳細に解説します。REST APIは、Webサービスやモバイルアプリケーションのバックエンドとして広く用いられており、その重要性はますます高まっています。

## 1-2 Amazon API Gatewayとは

Amazon API Gatewayは、AWSのサービスの一つで、APIを簡単かつ迅速に開発、デプロイ、管理するためのプラットフォームです。提供される主な機能は以下のとおりです：

- スケールするインフラストラクチャの心配なしにAPIを作成。
- トラフィック管理、認証、アクセス制御、モニタリング、APIバージョン管理。
- AWS Lambdaとのシームレスな統合。

## 1-3 REST APIの基礎

REST（Representational State Transfer）は、クライアントとサーバー間での通信においてリソースを共有するためのアーキテクチャスタイルです。以下はREST APIの主な特徴です：

- **ステートレス**：各API呼び出しは独立していて、サーバーの状態を保持しません。
- **リソースベース**：URLエンドポイントを介してリソースにアクセス。
- **CRUD操作**：HTTPメソッド（GET、POST、PUT、DELETE）を使用してリソース操作を行います。

## 1-4 Amazon API GatewayでのAPI作成手順

### 1-4-1 APIのセットアップ

AWSコンソールにアクセスし、API Gatewayを選択して、新しいAPIを作成します。API名とタイプ（REST API）を設定します。

### 1-4-2 リソースとメソッドの設定

リソースはAPIの各エンドポイントを表しています。リソースを作成し、HTTPメソッド（GET、POSTなど）を追加します。メソッドリクエスト、メソッドレスポンス、統合リクエストを設定し、これらが正しくリソースと通信するようにします。

### 1-4-3 Lambda関数の連携

AWS Lambdaは、コードを実行するためのサーバーレスコンピューティングサービスです。API GatewayでLambda関数を統合し、REST APIのビジネスロジックを実装します。

```python
# sample Lambda function in Python
def lambda_handler(event, context):
    return {
        'statusCode': 200,
        'body': 'Hello, world!'
    }
```

### 1-4-4 デプロイとテスト

APIが完成したら、ステージを設定してデプロイします。デプロイ後、エンドポイントをテストして、正しく動作するか確認します。

## 1-5 セキュリティと認証

APIの安全性を確保するために、IAMポリシー、Cognitoを用いた認証、APIキーによるアクセス制御などを設定します。

## 1-6 コスト管理

Amazon API Gatewayは、利用料金に基づいて請求されます。データ転送、APIメソッド呼び出しなどを念頭に置いたコスト管理策を計画します。

## 1-7 より高度な設定

### 1-7-1 CORSの設定

異なるドメインからのリクエストを許可するために、CORS（クロスオリジンリソース共有）を設定します。

### 1-7-2 ステージの使用

複数のステージを作成し、異なる環境（開発、テスト、本番など）でAPIを動作させます。

## 1-8 トラブルシューティング

一般的なエラーや問題点の解決方法を紹介し、API Gatewayのデバッグおよびログ機能を使ったトラブルシュートの方法を説明します。

## 1-9 まとめ

Amazon API Gatewayを使用したREST API構築の一連の手順を紹介しました。その柔軟性とスケーラビリティにより、小規模から大規模までのさまざまなアプリケーションで活用できます。特にサーバーレスアーキテクチャとの親和性が高く、効果的なバックエンドソリューションを提供します。 

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