# EC2インスタンスの定期的な再起動と自動化方法（AWS Systems Manager）

## 1-1. はじめに

AWS環境では、定期的なEC2インスタンスの再起動が必要になる場合があります。例えば、サービスのキャパシティを減らし不要なリソースを削除し、コストを最適化するためです。ここでは、AWS Systems Managerを利用してEC2インスタンスの再起動を自動化する方法について説明します。

## 1-2. 目次

1. はじめに
2. AWS Systems Manager の概要
3. EC2 インスタンスの再起動タスク設定
4. ステップバイステップガイド
  - 4-1. IAM ロールの作成
  - 4-2. Systems Manager の設定
  - 4-3. 自動化スクリプトの作成
  - 4-4. 定期実行スケジュールの設定
5. セキュリティ上の注意点
6. まとめ

## 1-3. 本文

### 2-1. AWS Systems Manager の概要

AWS Systems Managerは、リソースの操作・管理を容易にするツールです。スクリプトの実行やパッチの適用、構成の変更、データの収集、EC2インスタンスの自動管理が可能で、これにより運用コストと時間を削減できます。

### 3-1. EC2 インスタンスの再起動タスク設定

EC2インスタンスの定期的な再起動タスクは、以下の手順で設定します。

1. IAMロールを作成し、EC2インスタンスに適用
2. Systems Managerで自動化タスクを指定
3. SSMドキュメントを作成し、再起動スクリプトを含める
4. スケジュールトリガー設定で自動化を開始

### 4. ステップバイステップガイド

#### 4-1. IAM ロールの作成

1. AWSマネジメントコンソールでIAMサービスに移動
2. 「ロール」から新規作成し、「AWSサービス」>「EC2」を選択
3. 許可ポリシーに「AmazonSSMManagedInstanceCore」を追加
4. ロールに意味のある名前を付けて作成

#### 4-2. Systems Manager の設定

1. EC2インスタンスの詳細画面で、上記で作成したIAMロールをアタッチ
2. Systems Managerコンソールで「マネージドインスタンス」からインスタンスが一覧表示されているか確認

#### 4-3. 自動化スクリプトの作成

1. Systems Manager ドキュメントを作成
2. ドキュメントタイプとして「Automation」を選択
3. 次のような自動化スクリプトを記述:

![img](/mosaic-code.jpg)

#### 4-4. 定期実行スケジュールの設定

1. AWS EventBridgeで新しいルールを設定
2. 実行スケジュールをcron形式で指定し、Systems Managerの自動化ドキュメントをターゲットとして設定

### 5. セキュリティ上の注意点

セキュリティ上の観点から、IAMロールに必要以上の権限を付与しないようにしましょう。また、実行ログを詳しくモニタリングし、不審な動作がないか確認します。

### 6. まとめ

AWS Systems Managerを用いることで、EC2インスタンスの再起動をスケジュールに基づいて自動化することが可能です。この手法を活用すれば、運用管理負荷の減少や潜在的なダウンタイムの削減を図ることができます。適切な権限設定を行い、セキュリティにも配慮しながら活用してください。 [cv:issue_marketplace_engineer]

# EC2インスタンスの定期的な再起動と自動化方法（AWS Systems Manager）

## 1-1. はじめに

AWS環境では、定期的なEC2インスタンスの再起動が必要になる場合があります。例えば、サービスのキャパシティを減らし不要なリソースを削除し、コストを最適化するためです。ここでは、AWS Systems Managerを利用してEC2インスタンスの再起動を自動化する方法について説明します。

## 1-2. 目次

1. はじめに
2. AWS Systems Manager の概要
3. EC2 インスタンスの再起動タスク設定
4. ステップバイステップガイド
  - 4-1. IAM ロールの作成
  - 4-2. Systems Manager の設定
  - 4-3. 自動化スクリプトの作成
  - 4-4. 定期実行スケジュールの設定
5. セキュリティ上の注意点
6. まとめ

## 1-3. 本文

### 2-1. AWS Systems Manager の概要

AWS Systems Managerは、リソースの操作・管理を容易にするツールです。スクリプトの実行やパッチの適用、構成の変更、データの収集、EC2インスタンスの自動管理が可能で、これにより運用コストと時間を削減できます。

### 3-1. EC2 インスタンスの再起動タスク設定

EC2インスタンスの定期的な再起動タスクは、以下の手順で設定します。

1. IAMロールを作成し、EC2インスタンスに適用
2. Systems Managerで自動化タスクを指定
3. SSMドキュメントを作成し、再起動スクリプトを含める
4. スケジュールトリガー設定で自動化を開始

### 4. ステップバイステップガイド

#### 4-1. IAM ロールの作成

1. AWSマネジメントコンソールでIAMサービスに移動
2. 「ロール」から新規作成し、「AWSサービス」>「EC2」を選択
3. 許可ポリシーに「AmazonSSMManagedInstanceCore」を追加
4. ロールに意味のある名前を付けて作成

#### 4-2. Systems Manager の設定

1. EC2インスタンスの詳細画面で、上記で作成したIAMロールをアタッチ
2. Systems Managerコンソールで「マネージドインスタンス」からインスタンスが一覧表示されているか確認

#### 4-3. 自動化スクリプトの作成

1. Systems Manager ドキュメントを作成
2. ドキュメントタイプとして「Automation」を選択
3. 次のような自動化スクリプトを記述:

```json
{
  "schemaVersion": "0.3",
  "description": "EC2のスケジュールド再起動スクリプト",
  "parameters": {},
  "mainSteps": [
    {
      "name": "restartInstance",
      "action": "aws:runInstances",
      "inputs": {
        "InstanceId": ["i-xxxxxx"]
      }
    }
  ]
}
```

#### 4-4. 定期実行スケジュールの設定

1. AWS EventBridgeで新しいルールを設定
2. 実行スケジュールをcron形式で指定し、Systems Managerの自動化ドキュメントをターゲットとして設定

### 5. セキュリティ上の注意点

セキュリティ上の観点から、IAMロールに必要以上の権限を付与しないようにしましょう。また、実行ログを詳しくモニタリングし、不審な動作がないか確認します。

### 6. まとめ

AWS Systems Managerを用いることで、EC2インスタンスの再起動をスケジュールに基づいて自動化することが可能です。この手法を活用すれば、運用管理負荷の減少や潜在的なダウンタイムの削減を図ることができます。適切な権限設定を行い、セキュリティにも配慮しながら活用してください。 

EC2インスタンスの定期的な再起動と自動化方法（AWS Systems Manager）

1-1. はじめに

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